店長日記

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本日の修理品/バズリクソンズ デッキジャケット
相当エイジングが進んだバズリクソンズのデッキジャケット。
前合わせがファスナー開きで、裾にリブが付いたショート丈のタイプです。
ファスナーを上げると、その下の務歯が開いてしまって使用不能とのこと。
こうしたケースは、主にスライダーの変形によるもので、歪みを修正してやると、あっさり治ることがあります。今回もそのケースで、店頭で対応できました。
スライダー内部が摩耗してダメになっている場合は、スライダーの交換となります。ファスナーの止まり(上止)を外しておき、スライダーを上に引き上げて取り外し、代わりに新品をはめ込んで、止まりを固定します。一番厄介なのは務歯の一部が欠けたり、テープエンドが切れているケースで、これはテープごと全交換になります。ファスナーはほとんどの場合、前身ごろと、裏側の見返しで中縫いされているので、前端だけの解体ではすまず、裾線も一旦解いての作業になります。
この場合はメーカーに送り、見積もりを取ることになります。

*バズリクソンズの製品であっても当店で販売した商品以外はお受けしておりません。お買い上げになった販売店にてご相談ください。
Tシャツリメイク/バズリクソンズ ヘビーサーマル
かなり着こまれたバズリクソンズのヘビーサーマルTシャツ。
裾のカーブラインそのままに、4センチ短くリメイクします。裁ち端は太番手の糸でオーバーロックして仕上げ。
カット・ソー素材は横伸びし易いため、縫いながらミシン目を縮めていく機能を持った(差動)ミシンを使用します。

画像1/ビフォー。

画像2/三本の糸で裁ち端をロックしていく差動ミシン。

画像3/アフター。
半野良
キシラデコールを塗ったデッキで日向ぼっこしていたが、保護色みたいで気付かなかった。
近所のおばちゃんが軒先で餌をやっている子猫。しかし積極的に飼っているわけではないみたい。近づいても逃げないが、けして懐かない。
野良と地域猫の微妙な線上。
昭和の映画興行
親父の遺品の中にあった40冊あまりの映画パンフレット。
ほとんどが昭和28年(1953年)のもので、都内に下宿していた大学生の頃のものと思われる。
日本映画、洋画ともに名作が多く、今でもDVDやネット放送で観られる作品もある。
この時代は、娯楽といえば劇場で観る映画ぐらいしかなかったであろう。

画像1/マリリン・モンローの「ナイアガラ」と、モンゴメリー・クリフトの「終着駅」。

画像2/「第3の男」はオーソン・ウエルズとジョセフ・コットン。ラルフ・リチャードソン主演の「落ちた偶像」。

画像3/「太平洋の鷲」は大河内伝次郎が山本五十六を演じる。特撮の円谷英二もスタッフで参加。「戦艦大和」は高田稔主演、藤田進も共演している。

画像4/「花の生涯」は時代劇で、松竹の芸術祭参加作品。若いころの鶴田浩二や、草笛光子が出ている。「恋文」は小津安二郎の作品。

画像5/「人間魚雷」はイタリア海軍の、英海軍に対する特殊潜航艇での戦闘の実録もの。ホセ・ファラー主演の「シラノ・ド・ベルジュラック」。

他にも「シェーン」や、「三人の名付け親」、「七つの大罪」、「越境者」、「女の一生」、「夜明け前」等々、ジャンルも国もバラバラな作品パンフには、鑑賞の日付と劇場名が書かれている。
エアフォースパッチ完成
本日23日は祭日のため、午前11時から営業いたします。
シボのある牛革を使ったエアフォースパッチの追加制作分。

画像1/打ち抜いたトリミングは厚みが不揃いなので、1,3ミリ程度に漉き込み。

画像2/刺繍パッチに縫い付け。

画像3/完成。
店内備品もDIYで
先日、デッキの補修工事の時に取り外した古材で平棚を作ったが、さらにその時に出た端材でカップ置きをつくってみた。
真ん中にカップを置けるよう、以前お客様に頂いたトリマーを使って溝を彫ってみた。溝のところだけ白く塗り、全体を軽くポリッシュして艶無しのニス仕上げ。
斜めになっているカウンターのガラス面に置いて水平になるよう、片側に足付き。
エアフォースパッチ鋭意製作中
シボのある牛革をトリミングに使ったエアフォースパッチが好評なので、追加制作。
レザーはエルパソサドラリーさんから入手。金型を当て、大型ハンマーで一枚ずつ打ち抜き。
この後、一定の厚みに揃える漉きの作業。
JA11板金作業ふたたび
昨日、今日と天気が良いので、作業が捗る。
ウレタン塗装の段階になって、取っておいた硬化剤がゼリー状になっていて使用不能なことが判明。
代わりにFRPの硬化剤を目分量で投入したが、なんとか無事に仕上がった。

画像1/サンダーで錆を落としたところに、速乾性のポリパテを打って、水砥ぎ。

画像2/水砥ぎ完了。

画像3/今回はサフェーサーは塗らず、そのままローラー刷毛で塗装。さすがに3年半前の塗装面は色焼けしており、同色にはならないが、この車では気にならず。

画像4/作業完了。
JA11板金作業ふたたび
2015年に車体を購入し、外せるパーツをすべて外して内外装を自家塗装したJA11。
その時に錆だらけだったフェンダー周囲をPORという強力な防錆剤とガラスクロスで補修した。しかし3年半も経つと部分的に錆が再発し、塗装の浮きが目につくようになってきた。
この車には、あえてプラスチックの部分に錆塗装を施しているが、本当の錆は出来るだけ抑え込んでおきたいという思いがあるので、再び素人板金を行う。

画像1/左右のリアフェンダー周りで塗装の浮きが目に付く。

画像2/サンダーで地肌が出るまでバリバリと削る。

画像3/鉄板が薄くて穴になってしまったところはFRPで補修。
日本と韓国の議員や財界人らで作る日韓協力委員会の総会が18日、ソウルで開かれ、いわゆる「徴用工」の問題などで冷え込んでいる日韓関係を修復すべきだと訴えました。
日韓協力委員会・渡辺秀央元参議院議員:「お互い前に向かって、あるいは次の世代に向かって進んでいくべく、条件、環境を整えていく」
日本側代表の渡辺元参議院議員は歴史問題を念頭に、「日韓関係では日本側が韓国の数十倍、努力しなければならない」と強調しました。総会では日韓それぞれが意見を述べ、河野外務大臣からの「韓国の未来志向に逆行する動きを強く懸念している」というメッセージも紹介されました。メンバーは19日、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相を表敬訪問する予定です。
(以上引用)

典型的なロートル保守の意見。
反共一本鎗でやってきた政治家は、いまだに韓国との同盟ありきで、そのためならどんな妥協でもしてしまう。
老害。
キットバッグカスタム完成
バズリクソンズのアビエーター用キットバッグ(S)をカスタム。

画像1/取り外したネームテープの針痕が目立たないようスチームアイロンで抑える。

画像2/あらたに制作したネームを縫い付け。この時に内ポケットまで縫い付けてしまわないように撥ねておく。

画像3/反対側にエアフォースマークを縫い付け。刺繍部分を渋で染めているので中古風。

画像4、5/作業完了。
キットバッグカスタム
過去にもいくつかやっているバッグのカスタム。
バズリクソンズのアビエーター用キットバッグ(S)側面のネームテープを取り外し、お客様の指定文字で制作したネームテープを取り付け予定。
反対側面には柿渋染めしたエアフォースパッチを縫い付けます。

画像2/印字したネームテープ。自然乾燥中。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
穿き込んで良い色落ち具合のシュガーケーン41947。
財布を入れている右ポケット底の穴あき補修。

画像1、2/ビフォー。

画像3/袋布下半分を一旦取り外す。この後、穴あき箇所に裏張りしてタタキで補修。

画像4/アフター。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。目安としては、カケツギで裏打ちする場合は一カ所2500円以上になります。小さな穴でも生地が薄くなっている場合は、お客様の想像以上の範囲を裏打ちするケースが多いです。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
本日のニュースより
鳩山元首相、徴用工に言及…韓国で戦争被害シンポ

韓国京畿道(キョンギド)で16日、徴用工問題など日本による「戦争被害」をテーマにした国際シンポジウムが開かれた。北朝鮮から参加した朝鮮アジア太平洋平和委員会の李種革(リジョンヒョク)副委員長は「日本は謝罪や補償はおろか認めさえしていない」と批判。「北と南が手を握って日本の罪悪を暴き、不幸な歴史が繰り返されないよう努力すべきだ」と強調した。
鳩山由紀夫元首相も講演し、韓国最高裁が日本企業に賠償を命じた徴用工判決について「日本企業や政府は厳しく受け止めなければならない」と指摘した。
(以上引用)

政治家としてはマトモだった弟の方が早く逝き、相変わらず元気に反日活動に勤しむ元首相。
「一度民主党にやらせてみれば…♪」と煽ったマスコミに乗せられ、国民が払った代償は大きかった。
一日も早く死んでほしい。
デッキの補修もDIYで
今日も暖かく、11月中旬とは思えない。
デッキの補修はほとんど終わっているが、ちょっと詰めの作業を…。
もともとデッキの上にあったガゼボというか、雨除けの庇を再利用したが、位置関係が変わってちょっと庇の出代が足りなかったので、継ぎ足してやった。
骨組みを2×4の端材でそのまま延長し、波板は前に使った残りがあったので、25センチほど延伸。
雨樋もステーを加工して付け直し。
油性ペンキで延伸部分を塗装して、朝の大工仕事終了。
ネームプレート製作・縫い付け
今回はジャケット持ち込みで、ネームを制作して縫い付けまで行います。
県外の方なので宅急便での対応。
刻印したネームは一日乾燥させてから縫い付け。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
本日のニュースより
BTS事務所が一連の騒動謝罪、米ユダヤ団体に書簡送る

韓国の男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」の所属事務所は13日、過去にメンバーが原爆投下の場面がプリントされたTシャツを着用したり、ナチス親衛隊の記章をあしらった帽子をかぶったりしたことに端を発する一連の騒動について、不快感を与えたとして謝罪を表明した。
事務所が公式SNSアカウント上でコメントを発表し、不快感を与えたとして謝罪した。原爆被害者やナチスの被害者を傷つける意図はなかったと説明。今後は今回の問題を改善するために最善の努力を行うとしている。
ナチス親衛隊(SS)の記章をあしらった帽子をかぶったり、コンサートでナチスを想起させる旗を掲げていたとして同グループを非難した米ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」に対しても謝罪の書簡を送ったとした。
(以上引用)

中々面白い展開になってきた。
世界一の圧力団体、サイモン・ウィーゼンタール・センターのご機嫌を損ねた朝鮮人。
わが国でも、ホロコーストに関する疑義を呈した記事を掲載しただけで、雑誌「マルコポーロ」が廃刊させられた時には驚いた。雑誌としてホロコーストを全否定したわけでもなかったのに、記事の内容(の一部)だけで海外の団体にそこまで追い込まれたのだ。
ユダヤ系が牛耳っているショービズ界にあっては、もうこのグループには先が無さそう。
大阪出張
昨日はショップの休業日を利用しての大阪日帰り出張。
近鉄線荒本にあるファニー本社の様子をご紹介。
企画生産から営業、配送までこの建物の中で行われ、業者向けの展示会場も兼ねている。
一昨年に、それまで別の場所にあった工場も一階部分に移し、二階、三階部分は、ここで生産されるレザー商品や、外部の協力工場で生産する衣類、インポートの雑貨類が多数陳列されている。ショップで使える什器類も揃えることが出来る。

画像1/東大阪の工場地帯の中にあるファニー本社。トレードマークの白黒の馬(FRP製)は、先ごろの台風の為か取り外されていた(吹き飛んだ?)

画像2/二階奥には最近力を入れているバッグ類。40代位以上がメインターゲット。

画像3/三階ロフトの雑貨コーナー。

画像4/三階ロフトから二階を撮影。

このあと訪ねた東洋の展示会は(いつもながら)撮影禁止なので画像はありません。
明日はショップの休業日を利用しての大阪出張。
心斎橋での東洋エンタープライズの展示会に出向き、近鉄線でファニー本社も訪問予定。
天気は曇りがちで、少し寒くなりそう。
私の道具達
DIYでのデッキの補修(というより作り替え)はほぼ目途がつき、大きな作業は残っていない。
丸太で組んだ手すりは、丸鋸で切り落としたまま角が出ていたので、少し面取りしてやることにした。
昔ながらの平鑿は、最近購入したばかりのもの。
学生時代、木彫も少しかじったので、その頃を思い出しながらコツコツと削っていく。