店長日記

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ヘルメット カスタムペイント開始
昨年からいくつかご依頼いただいているヘルメットのペイント。
岡崎にあるゼロ・エンジニアリングに集うライダーさん達からのオファー。
モチーフはお客様が飼っている赤蛇で、撮影画像と、イメージに近いイラストをプリントアウトしたものをいただいております。

画像1/参考のイラストと実際の蛇の撮影画像。

画像2/ベースはBELLのヘルメット。ラッカー系でリペイントされているため、表面をサンディングして入念に足付け。

画像3/参考イラストをシンプルに修正して下描き。

画像4/アウトラインを筆入れ。
パッチ縫い付け/B−10
このところCBI仕様のオファーが続きます。
お買い上げいただいた赤リブB−10に、パッチを取り付けて納品。
スタッズベルト製作
今回は店頭で在庫していたスタッズベルト(真鍮燻し仕上げ)をお買い上げいただき、さらに革帯の中央部にフジツボ型のスタッズを追加打ち込みした上で納品させていただきます。

定番商品として展開しているスタッズベルトはすべて店内で製作しております。
スタッズは真鍮製の二本爪(ツープロング)。
5ミリ厚の革帯は栃木レザーによるベジタブルタンニング仕上げ。手染めの黒と濃茶(画像)と、タン色素仕上げの3色展開。使い始めは硬いですが、使うほどに繊維が解れて柔らかくなってきます。

*卸売り先様との兼ね合いもあり、WEB上での販売はしておりません。
N-1カスタム完成
左腕の刺繍パッチ縫い付けから始まって、両胸へのペイント、バックペイントも仕上がり、N-1カスタムの完成。
コットン素材へのペイントは、スムースレザーへの施工とはまた違った風合い。
パッチ縫い付け/B−10
以前に両腕と前身頃にパッチを取り付けた赤リブB−10。
今回は追加作業で縦長のブラッドチットを取り付け。
N-1カスタム進行中
お客様からお預かりしたプリント入りデッキジャケットを元に、無地のN-1にペインティングを行う作業の続き。
背中には二列の文字と、スクリューの絵柄が入っており、それを模写します。

画像1/二列目は黒塗りの背景の上に文字が入っているので、まずは背景をペイント。

画像2/サンプルを横並べして模写。
パッチ縫い付け/A−2
バズリクソンズが過去に実名ラベルで復刻したA−2。
軍専属の工場で製作されてメーカー名の記載がないタイプ。
ラッカー仕上げの表面が所々剥がれ落ちて良い雰囲気になっています。
任意の文字で制作したネームプレートと、同じヌメ革のリムを取り付けたエアフォースマークでカスタム。
N-1カスタム進行中
右胸のペインティング完成。
サンプルのジャケットは(ステンシル風の)プリントなんですが、それを筆で模写しております。
この後はバックペイントに着手。
B-10カスタム完成
左右のショルダーパッチ、左胸にスコードロンパッチを取り付け、B-10カスタムの完成。
N-1カスタム進行中
右胸のタコのペイントは色付け段階。
濃い目に溶いた塗料で、押さえつけるように塗っていきます。
B-10カスタム進行中
昨年お買い上げいただき、しばらく無地の状態で着用されていたB-10をパッチワーク。
N-1のペインティングと並行して進めていきます。

バズリクソンズB-10/52000円(税別)

AAF章/2500円(税別)

CBI章/4000円(税別)

スコードロンパッチ/5500円(税別)
2019年春夏フェローズカタログ
フェローズから、春夏ものの商品カタログが早くも到着しました。
平素当店で同社の製品をご愛顧いただいているお客様に限り店頭で差し上げます。
ご入用の方はお早めにご来店ください。
本日のニュースより
ピースボート 570億円「豪華客船」計画が“座礁”

1983年、早稲田大学の学生だった辻元清美氏(現・衆院議員)らが設立し、世界一周旅行を手がけてきたNGO「ピースボート」。同NGOが進めていた「豪華客船」の完成が遅れ、ツアーの受付を中止していることが、「週刊文春」の取材でわかった。
「豪華客船計画」とは、2015年にピースボートが発表した新型クルーズ船「エコシップ」(乗客定員1800人)の造船計画だ。
「『エコシップ』の一番の売りは太陽光発電などで二酸化炭素の排出を約4割軽減できる点にある。570億円という莫大な建造費は、社会問題に熱心な基金や個人の投資やクラウドファンディングで集めると説明していました」(業界関係者)
だが、1月22日、ピースボートの船旅を企画・実施する旅行会社「ジャパングレイス」の公式HPに次の文章が掲載された。
〈エコシップの造船契約を締結しているアークテック造船所より(中略)当初完成予定の2020年3月からは2年遅れとなる2022年3月完成という結論が提示され、その変更を受け入れるしかないとの判断に至りました〉
ピースボートのリピーターの一人は、「週刊文春」の取材に次のように答えた。
「2015年に初めて新造船について知り、すぐに旅行代金140万円を振り込みました。ただ、リピーターにだけ計画を公表したのが不可解でした」
海運・造船専門紙「海事プレス」を発行する海事プレス社元社長の若勢敏美氏が疑問を呈する。
「造船所すら決まっていない段階で乗客からお金を集めており、業界の常識から外れています。そもそも570億円の大金が本当に集まるのか疑問です。すでに発表した3回分の船旅で、予約金はかなりの金額になっているはず。船室のランクによって値段は異なりますが、すでに約50億円が集まっているのではないでしょうか」
ジャパングレイスは次のように回答した。
「昨年半ばから、完成時期に影響が出る可能性が造船所より指摘されましたが、最終的に造船所から間に合わないとの回答が出たため、昨年12月末からは受付をしておりません。
いただいた旅行代金は建設資金に充てる予定はありますが、既に支払ったのかなどは造船契約の守秘事項となっております。集まっている金額は、貴誌の記事で不安を覚えたお客様全員が取り消しを申し出る事態となっても、返還に応じられる程度であり、当社の財政基盤にまでは影響しません」
1月31日(木)発売の「週刊文春」では、ピースボートの「豪華客船計画」の顛末について詳報している。
(以上引用)

ほぼ毎年、このピースボートの運営スタッフらしい若者が、無邪気な顔をして「ポスターを張らせてください♪」と来店する。
その都度キッパリ断って、ついでに創始者の辻本清美(詐欺で前科一犯)の悪行をひとつひとつ挙げて、若者を善導しようと努めているのだが、未熟な若者にはいまいち話が通じない。
「世界一周の船旅」と、魅力的なコピーで釣り、100日間ボロ船にぶっこんで、反戦平和だの、反核だの、人権だのといったテーゼを刷り込み、あわよくば次世代の新左翼活動家をオルグするという企みで、今まで続いているのが不思議なくらい。
N-1カスタム進行中
コットン生地へのペイントなので、塗料は染み出さないように濃い目に…。
所々下地が透ける感じを残しつつ仕上げ。
YAMAHA純正ビンテージヘルメット
近頃ビンテージのヘルメットにペイントさせてもらう機会があって、あらためてこの世界が異様に盛り上がっていることに気付いた。
バイク自体のカスタムは行きつくところまで行き、趣味人たちのアツい視線はヘルメットの世界に注がれている。
古くてコンディションの良いヘルメットはびっくりするような高値でやり取りされている模様。
私はもうバイクには全く乗っていないが、そういえば古いヘルメットがあったなぁと思い、倉庫から掘り出したラメ塗装の一品。
学生の頃に購入したYAMAHAの純正品。
1980年代にこの塗装は珍しく、大枚はたいて購入した憶えがある。
バイザーとチンストラップは紛失。いつしか内部のスポンジが劣化してパラパラ落ちてくるようになったので、ウォッチキャップをリムに沿わせて嵌め込んで対策した。
N-1カスタム進行中
左腕にパッチを取り付けたN-1にペイント作業開始。
まずは左胸から。
サンプルのジャケットを横並べにして模写していきます。
畝の強いグログラン生地はレザーに描くのとは全く違いますが、かすれた感じを生かして仕上げたいと思います。
ジーンズリメイク/マーベリック
マーベリックはラングラーの兄弟ブランドで、この製品は今は無きラングラージャパンの企画製造によるもの。
ペインターパンツ並みに太いシルエットを、大幅に絞り込み。
かなり大掛かりで大変な作業。

画像1/ビフォー。

画像2/アフター。
N-1カスタム
久々にコットンジャケットへのペイント。
お客様からはサンプルとして、両前胸と背中にプリントの入ったデッキジャケットをお預かりしており、これを元にして無地のN-1にペインティングを行います。
左腕にはサンプル同様に星条旗のパッチも取り付けてほしいということで、まずはパッチの縫い付け作業から…。