2023年4月

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三分咲き
毎年初夏の訪れを告げるように咲き始めるメキシコ万年草だが、今年は例年よりも開花が早い。
昨年から多年草を中心にいろいろ植え始めたので、地植えスペースがかなり賑やかな印象。
エキナセアが一輪、フライングで咲いた。
先月苗を植えたばかりのクレマチスも、なぜか一輪だけ、大きな花をつけている。
スコードロンパッチ鋭意製作中
前回ネームプレートを制作し、取り付けさせていただいた関東のお客様の追加オーダー。
365bombのスコードロンを手描き制作。
絵柄は、当時物のローカルメイドの画像をいただいており、それを基にペイントしていきます。
大阪出張
昨日は、約5か月ぶりの大阪出張。
午前中に新幹線と在来線を乗り継いで、東大阪荒本にあるファニー本社を訪問。昨年のこの時期と比べると、列車も込み合っていて、人出は確実に多くなっている。マスクをしていない人もちらほら見受けられるようになった。
ホールセール場にもなっているファニー本社では、現物商品の雑貨小物をピックアップ。このところの輸送コストの上昇+円安で、嵩の張るブランケット類の価格上昇がすさまじい。4年前の倍以上にもなっている。
午後からは心斎橋のレンタル会場で行われる東洋エンタープライズの秋冬モノ展示会。
7時頃に名古屋に帰着して、前からお訪ねしたいと思っていた今池「きも善」さんで夕食。
創業から60年を数える老舗居酒屋で、二代目御主人は当店のお客様。
かなり大箱のお店だが、平日のこの時間で満席。焼き物、揚げ物、煮物すべて美味しくいただいた。お店に入れずに帰っていった人も何人かいたくらいで、人気の高さが窺がえる。

画像/荒本にあるファニー本社。

東洋の展示会は撮影禁止なので画像はありません。きも善さんの画像は撮り忘れました。
ジーンズ裾上げ
一般のお客様からの持ち込み品で、国産ブラックジーンズ。
上下共20番手の糸を使用します。

ジーンズの裾上げにつきましては、持ち込み品にも対応しております。
綿100%のカタン糸で、糸番手は20/30番手を使用します。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1,650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*製品持ち込みの場合、予め採寸し、仕上がり位置をご指定下さい。当店でアシストはいたしません。
*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
ウォッチブレスレットのコンチョ交換
お買い上げいただいたケイシイズのウォッチブレスレット。
ケースを留めている革タブの二つのコンチョを、ファニー製の真鍮ビクターに交換して納品いたします。
このコンチョは、ファニーが従来展開していたシルバー製のビクターと同型です。素材を真鍮にすることで一個3300円と、比較的リーズナブルな価格設定となっています。
元々付いていた5セントコンチョとは軸の径が異なり、そのままポン付けは出来ません。
取り付けの際には微調整が必要になります。

画像1/ビフォー。

画像3/アフター。
スコードロンパッチ完成
描き上がったら馬革のトリミングを縫い付けて、第1航空軍のショルダーパッチ完成。
こちらはB-15Aに取り付け予定。
ネットでお買い物…コーチスクリュー
先日、土台から組み直した枕木階段の連結には、大型の鎹(かすがい)を使った。
黒皮付きの鎹は、視覚的に枕木との相性が良い。
ただし側面(木の切り口)の連結は、鎹ではしっかりとは留まらないので、ステーと6ミリのコーチスクリューを別途購入した。
ステーは、厚みがあって艶消し黒のものを選択、コーチスクリューは黒のものは見つからず、ユニクロメッキのものを購入。留めた後で頭の部分だけ黒塗りすることにした。
下穴開けは必須で、ラチェットレンチを使ってグリグリとねじ込む。
スコードロンパッチ鋭意製作中
ちょっと間が空きましたが、オーダー品の第1航空軍章の手描き製作。
通常のエアフォースマークの上に「1」が入るシンプルなデザイン。
ペイント完成後、革トリムを取り付けます。
ナイロンジャケットリメイク
カレッジプリント(ジョージタウン大オフィシャル)入りのナイロンジャケット。
丈が長すぎるので、20センチほどカットしたいというご要望でお持ちになりました。
守備範囲の広い当店でも、あまり扱わないケースです。
物性的に縫いずれが起きやすいので、その点に注意して作業を進めました。
ドローコードは、上げ直した裾線の中に収めてあります。

画像1/ビフォー。

画像2/縫い代を残して裁断。全体に薄い裏地が付いていて、前端には見返しも付いています。

画像3、4/アフター。
エクステリアもDIYで
想定外の大作業になってしまった正面階段の改修。

画像1/長尺の杉板と水平器を利用して高さ調整。

画像2/枕木の積み直し。黄色いペンキ跡が付いたのが、今回差し替えたもの。状態が良いだけに重い。

画像3/組み直した状態。

画像4/ネット購入した黒皮の「鎹」で連結。この後、さらにステーを追加して、作業完了。
エクステリアもDIYで
先月末に調達した枕木を、傷んだものと交換する作業に着手したが、土台として縦方向に組んであった2×4材も腐っていて、予想外な大工事になってしまった。
高さ調整のブロックにも不具合があったので、セメントを買ってきて固定し直すことに…。

画像1、2/階段として積んでいた枕木をすべて取り外し。

画像3/腐食した2×4材。

画像4/土台のブロックをセメントで固定。腐食した2×4材材料は、キシラデコールを塗った新品と交換。
メディスンバッグカスタム
中央のコンチョをジャーマンシルバーのものからファニーのフィリグリーコンチョに交換。
フラップの左右にはポリッシュしたフジツボ型のコンチョを追加。
両サイドのベロアのヒモにはプラスチックのビーズが付いていましたが、これを取り外し。
その穴に茶色の鹿ヒモを通してシルバー、ボーン、ガラスのビーズで意匠しました。
スピーディップ
長年お使いいただいているケイシイズのメディスンバッグ。
中央のコンチョを交換し、さらにシルバーコンチョとビーズ類を追加してアップグレードします。
作業の前に、取り付けるフジツボコンチョの表面の汚れをスピーディップで漂泊しておきます。
シルバー製品の黒ずみを簡単に除去してくれるスピーディップは、特に複雑な形状の物をポリッシュするのに有効です。シルバークロス(研磨剤)では磨ききれない凹部の汚れが除去され、真っ白な地金の状態が現れます。
あとはしっかり水洗いをするだけで地金を傷めることなく、元の輝きを取り戻すことができるのです。

画像2/ビフォー。

画像4/アフター。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
50年代のジッパーフライを模したSC42955。
1947モデルに近いストレートシルエット。生地は別物ですが、こちらもメリハリの利いた色落ちが楽しめます。
仕事でハードにお使いになっているので、後ろ見頃に糸切れ数箇所。
縫い目が開いてしまう前の段階でお持ちになりました。

画像2/環縫いの糸切れは放置しておくと広がってしまいます。

画像3、4/綿糸を使ってタタキで補修。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります(メール画像では判断が難しく、見積もり違いも発生します。また、宅急便を介してのやりとりですと時間的にロスが大きいので、店頭受付のみとさせていただきます)。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
スコードロンパッチ鋭意製作中
リクエストいただいている第1航空軍のショルダーパッチを手描き製作。
第1~第20まである航空軍の一つで、アメリカ本土の防空部隊ということです。
ポピュラーなエアフォースマークの上に「1」が入るデザイン。
エクステリアもDIYで
長い年月、メキシコ万年草と蔦だけが占拠していた地植えスペースに、昨年5月ごろから色々と植え始めた。
シーズンごとに植え替えなきゃならないものは性に合わないので、多年草と宿根草ばかりを選択。といっても、夏越しが難しくて実際は一年草になってしまうものもある。今の時期、花を付けているのは宿根ネメシアとウインターコスモスくらい。サルビアとメキシコ万年草は茎が立ち上がってきていて、開花も近い。昨秋に通販購入したエキナセアは芽吹き始めていて、夏に開花予定。まだ植えたばかりのクレマチスは、順調に弦を伸ばしている。
上手く配置を考えて、年中彩が絶えないガーデンに作り替えたいところ。