2022年3月

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スコードロンパッチ鋭意製作中
以前にもペイントした海軍SS-411のパッチ。
同じ絵柄で、今回は背景色をブラウン系で塗ったものと、ヌメ革の地をそのまま残したものの二種を制作。
ノベルティのご案内
バトラー・バーナー・セイルズのノベルティアイテムのご案内です。
バトラー・バーナー・セイルズのバッグ、革小物をお買い上げのお客様に、馬革製のブックマーク、またはコードなどを束ねるマルチクリップいずれかを差し上げます。
数に限りがございますので、無くなり次第終了となります。
本日の修理品/バズリクソンズ L-2
袖リブに一箇所、小さな穴あき。
放置すると拡がってしまうので、簡易な方法で対策します。
このレベルの穴であれば、接着芯地にも使われている樹脂を粉末にしたもので塞ぐことが出来ます。

画像1/ビフォー。

画像4/アフター。
B-15Cカスタム(追加)
先月、左胸にペイントしたB-15C。
「Fighting eagle」の文字の上に、イーグルの足型を追加しました。
露、北方領土を「特区」指定 日露関係、さらに悪化へ

ロシアのプーチン大統領は9日、ロシアが不法占拠する北方領土を含むクリール諸島(北方領土と千島列島の露側呼称)に進出する国内外の企業を対象に、所得税などの各種税を原則的に20年間免除する法案に署名し、発効させた。ロシアは北方領土を事実上の「経済特区」として企業を誘致し、実効支配を強める思惑だ。
同法案に対し、日本は北方領土での共同経済活動を目指すとした日露合意に反するとして抗議してきた。一方、ロシアはウクライナ侵攻で日本が対露制裁を発動したことに反発。7日には、自国通貨ルーブルによる外貨建て債務の返済を認める「非友好国・地域」のリストに日本を含めた。
日露関係は極端に悪化しており、日露平和条約交渉の先行きは極めて不透明となっている。
(以上引用)

火事場泥棒が、分捕った領土に勝手に外国企業の誘致を始めたが、今の状況でどこの企業が手を上げるというのか(支那の企業?)。
ウクライナ侵略の結果がどうあれ、ロシアの経済破綻は確実。
そういえば、かつて笹川良一氏が、日本領海内に沈んだ帝政ロシアの財宝船「ナヒモフ号」を引き上げて、どん底の経済不況に喘ぐソ連に対して北方領土との交換を提案したことがあった。結果的にサルベージが成功しなかったため、笹川氏が私財を何十億か損しただけで終わってしまったが…。
その後、ソビエトが崩壊し、大混乱の中でエリツィンがロシア大統領になった時にもチャンスがあったが、この時は日本の政権交代で頓挫した。
プーチンが失脚するか暗殺されるかした後、失地回復のチャンスが巡ってくるかもしれない。


謎のレザージャケット、リボーン!
見頃全体の糸切れを裏側から縫い直し、リブも丸胴タイプに交換したレザージャケット。
作業のためにリッパーで切り開いた左右の前端を元通りに閉じて、作業完了。
これでやっと、着用可能な状態に復活。
謎のレザージャケット再生中
10箇所以上あった糸切れの縫い直しが完了したので、袖リブを交換。
袖リブは一度交換された形跡があり、裾リブと同じ平編みニットを筒状にして取り付けてあります。
それを今回、大阪マッシュさんオリジナルの段付き丸胴リブに交換。
裾リブとは微妙に色合いが違いますが、許容範囲でしょう。

画像1/裏地を取り外した前端から手を入れ、袖リブの取り付け部分を引き出す。

画像2/表地(革)と裏地にサンドイッチされて縫い込まれている袖リブを取り外し。

画像3/丸胴リブを表地(革)と裏地に挟み込んで縫い付け。一連の作業は、すべて裏側から「中表」の状態で行うので、裏地を外した状態でこそ可能です。

画像4/交換完了。
N-1カスタム進行中
リアルマッコイズの厚手グログランのN-1ジャケット。
左胸にお客様指定のロゴで文字入れ。
右胸には個人カスタムのレザーパッチが付いていましたが、それを取り外して当方でペイントしたパッチを取り付けます。
B-15Dカスタム鋭意制作中
フリーハンドで筆記体の文字入れ。
ナイロン、コットン地は筆運びがスムーズにいかないので、一筆描きというわけにはいきません。
重ね塗りを繰り返して仕上げていきます。
ドリー・パートンのハートフルソング
最近ネットフリックスで観た作品。
カントリー界のレジェンド、ドリー・パートンが製作指揮(一部出演も)する一話完結のアンソロジー。八話から成るが、各々ドリーの名曲のタイトルが付けられ、それにちなんだストーリー展開になっている。
ドリー・パートンを知らない人でも、「ジョリーン」や、「オールウェイズ・ラブ・ユー」を聴いたことがない人はいないだろう。それらはもともと彼女が作って自ら歌った曲で、日本でヒットしたのはカバー歌手によるものだった。
このシリーズで評価が高いのは最終8話の「オールド・ボーンズ」で、山奥に住む骨を使った占い師の老女と、一帯の土地の買収を手掛ける女弁護士との不思議な絆を描いた作品。
童話のようなステキな小作品だったが、主演のキャスリン・ターナーの変貌ぶりに驚いた。
特殊メイクかと思うほどに、皺だらけの顔、ビア樽みたいな体形で、本物の老女に変貌していたのだ。
すでに60代とはいえ、80年代のスクリーンで活躍していたころの美貌の片鱗も無い。ロマンシングストーンでマイケル・ダグラスと共演したあのチャーミングな女優とはとても思えない。ハスキーな声だけは当時のままだが、今の容姿だと酒で焼けたように聞こえる。老婆の占い師役には貫禄十分で、はまり役ではあったけれど…。
しかし見方を変えれば、アンチエイジングに血道を上げるかつての美人女優達より、役者としての需要は多いのかもしれない。
B-15Dカスタム鋭意制作中
先月右腕にペイントを施したバズリクソンズB-15D。
追加で左胸にお客様がピックアップした絵柄をペイントしていきます。
日本維新の会「核共有の議論の開始」政府に提言

ロシアのウクライナ侵攻を受けて、日本維新の会は3日午前、「核共有(ニュークリア・シェアリング)の議論の開始」などを盛り込んだ提言をまとめ政府に提出した。
提言では、ウクライナ侵攻の教訓として「現在の国際情勢下でも核保有国による侵略のリスクが現実に存在する」と指摘し、防衛費をGDP(国内総生産)の2%まで増額することを当面の目標とした。
(以上引用)

かつて国士・西村眞悟議員は、日本の核武装を提起した。
その時は、マスコミや護憲派議員から袋叩きにされ、結局防衛政務次官を辞任する羽目になった。
今、支那や北鮮みたいな泥棒国家が核ミサイルを日本に向けている状態にあって、「共有の議論の開始を提言」とか、随分呑気な話。
煮え切らない岸田総理から、言質を取ることができるんだろうか?
ソビエトが崩壊した時、ウクライナ領内には核爆弾があったが、ウクライナはこれを放棄した。
もし、将来に備えてそれを保有していれば、今回のように攻め込まれることもなかったのではないか。
ジーンズ裾上げ
持ち込みで、チェーンステッチでの裾上げ依頼。
元の状態もチェーン仕上げですが、インシームが二本針ミシンで巻き伏せ縫いされており、その部分が厚く(巻き伏せで4枚×三つ折り=12枚)なっています。
通常の方倒し(片倒しで3枚×三つ折り=9枚)よりも、その部分が膨らんで糸切れを起こしやすいので、そこを縫い始め/縫い止まりとしてステッチを入れ、しっかり固定しました。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1,650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
謎のレザージャケット再生中
地縫いが所々糸切れを起こしている古いレザージャケットのリペア。
今回は、前中心のファスナーの付け線を解体し、裏地をはねた状態でポケット周りやエポ-レットのほつれを再縫製しました。
袖下のステッチもほつれていたので、解体した前中心から袖(革)の裏面を引っ張り出し、タタキを入れています。
文章にすると簡単ですが、実際にはかなり大掛かりで面倒な作業です。

画像1/左右の前端をリッパーで大きく開く。

画像2/ポケットの周囲は裏地をはねた状態で表側から再縫製。

画像3/エポ-レット周囲も同様に…。

画像4/袖下の糸切れ。

画像5/前端から革袖(裏)を引っ張り出し、ほつれた部分を再縫製。押さえのコバステッチも一旦抜かなければ地縫い出来ないので、手間がかかる。