2020年2月

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中国側から「受け入れる」と返答…名古屋市が公的交流停止中の“友好都市”南京市にマスク10万枚寄贈

中国で感染が拡大している新型肺炎。名古屋市が友好都市の南京市にマスク10万枚を贈りました。
トラックに積み込まれたマスクの入った段ボール。そこには中国語で「がんばれ南京市」と書かれていました。
名古屋市は10日、中国で新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大していることを受け、市が備蓄していたマスク10万枚を友好都市の提携を結ぶ南京市に向け発送しました。
名古屋市と南京市は2012年に河村市長が「いわゆる南京事件はなかった」などと発言して以降、公的な交流が停止していますが、今回名古屋市側からマスクの寄贈を提案したところ「受け入れる」との返事があったということです。
(以上引用)

日本国内でもマスクが不足しているというのに、何で発生源の国に寄贈しなくちゃならんの?
「受け入れる」ってずいぶん偉そうな言い方だが、この通りの表現だったのだろうか。
いまだに南京大虐殺を主張して記念館まで建てる都市と、友好などありえない。
ジーンズ裾上げ
業者さんからの持ち込みでチェーンステッチでの裾上げ。
詰める分が2,5センチほどなので、縫い代出しのため裾のステッチ糸を抜き、プレスで折れ山を伸ばした上で裁断します。
解体が伴うため、料金は1500円+500円(税別)となります。
パリパリベース
近くのホームセンターに立ち寄った際、塗料コーナーで発見した下塗り材。
その名の通り、上塗りをアンティーク風にパリパリとひび割れさせるためのもの。
当店ではすでに什器、備品、建具などあらゆる箇所にはエイジング加工を施しており、クラック塗装にはアメリカ製のオールクラックドアップを使ってきた。
この製品は初見だが日本ペイントのもので、同じような使い方が出来るようなどで買ってみた。値段は安く、500mlで480円。オールクラックドアップは236mlで1560円もするから、6分の1以下。
早速購入して、木部と磁器タイルに塗って試してみたが、効果は遜色ない。
この価格なら、小物に限らず表面積の大きなものを一気に塗装するのにも使い易い。
サドルソープで丸洗い
本日は祭日のため、営業いたします。
一昨日水洗いした「HONDO」のウエスタンブーツ。
内部まで本革仕様のため、水分が完全に抜けるのに二日かかりました。
色ボケしたヒールとコバは黒のエッジドレッシングで染め直し。
アッパーには薄く保革油を塗り、ポリッシュして仕上げます。

☆☆☆ お知らせ ☆☆☆

2月11日(火)は祭日のため営業(AM11:00〜PM8:00)いたします。振替で2月12日(水)は休業となりますので、よろしくお願い申し上げます。
ブラッドチット完成
丸筆を使って楷書で文字入れして完成。
実際のブラッドチットには、もっと崩した行書体のものもあったりします。

☆☆☆ お知らせ ☆☆☆

2月11日(火)は祭日のため営業(AM11:00〜PM8:00)いたします。振替で2月12日(水)は休業となりますので、よろしくお願い申し上げます。
サドルソープで丸洗い
自前のブーツのメンテナンス法として何度かご紹介した水洗い。
今回は店頭で販売する中古ウエスタンブーツの「HONDO」。
ケイシイズが大量に輸入した中古ブーツの一足で、コンディションはいいのですが、オイルを塗りすぎており、ロウ質が表面に白く固まっている状態。一度ソープで油分を落とし、内部まで綺麗に洗って乾燥させ、表面にあらためてオイルを入れて仕上げます。
「HONDO」はメキシコのブーツメーカーで、マイナーブランドですが、品質的には「トニーラマ」や「ジャスティン」あたりに比べても遜色はありません。アウトソールも本革で、ヒールも積み革でできており、仕上げも丁寧です。
ケイシイズが輸入する中古ブーツはメーカーも革種もサイズもバラバラで、見計らいでの纏め取引になるのですが、これは当たりの部類です。
グレー系の牛革、女性サイズで23~23,5センチ、やや丸いトゥ、底減りわずか。

価格/7900円(税別)
ブラッドチット鋭意制作中
オフホワイトに塗ったベースに星条旗と中華民国旗をパッチワークする作業。
出隅部分に正確に針を落として、ハネが出ないように注意しています。
フェイク塗装(その弐拾壱)
一昨年購入した大型の太鼓鋲は使い勝手が良く、店内の什器やアルミサッシに打ち込んで、ビンテージ感を演出している。
今回は正面扉の外枠に追加で取り付け、錆塗装も加えて全体をエイジングしてみた。
ドア周りは、無機質な粉体塗装だったクローザーもすでに塗装済みで、もう完璧。
本日のニュースより
カーク・ダグラス氏死去 「OK牧場の決斗」の名優

米西部劇映画「OK牧場の決斗」(1957年)をはじめ、多くの名作に出演した米俳優カーク・ダグラス氏が5日、死去した。
103歳だった。息子で俳優のマイケル・ダグラス氏が発表した。死因は不明。
(以上引用)

まだ生きていたことに驚き。
正統派西部劇(マカロニウエスタンとは異なるという意味での)の大スターだった。
以前この人の自伝を読んだことがあるが、ユダヤ系移民の息子で、貧民窟で生まれ育ち、相当な苦労をしながらチャンスを掴んだことが書かれていた。

…合掌。
ブラッドチット鋭意制作中
横長タイプをレザーのパッチワークで制作します。
縫い合わせで厚みが出ない様、できるだけベースを漉き込みして使用。
ログカフェ「空」にて
当店から車で数分、本格的なログハウスで営業するカフェ。
オーナーのこだわりが詰まったログハウスは、たしか消防法の規制が緩和された直後に建築されたと思う。この時期は鋳物の薪ストーブが稼働していて、店内はポカポカと温かい。
その昔、ジープクラブのメンバーだったオーナーは、実働のウイリスジープや、軍用に開発された初期型ハマーも所有。ハマーは一度運転させていただいたことがあった。

画像1/樹木に囲まれた外観。

画像2/北側の駐車スペースの片隅には、本物の軍用ジープを使ったジオラマ。

画像3/本日は二階でランチをいただいた。薪ストーブの暖気が上がるので暖かい。
エクステリアもDIYで
当店の駐車スペースを区切るラインが擦れてしまっていたので、本日油性塗料で引き直し。
前回手直ししてから相当経っているかと思う。
昨年末に店の前を通る道路の白線がクッキリと引き直されたことで、余計擦れが目立つようになり、気になっていたのだ。
名著であるため、ご紹介
『モンテンルパの夜はふけて』中田整一著 NHK出版

「歌は3分間のドラマ」とは、この戦前から活躍した歌手、渡辺はま子の言葉。
幼いころから音楽に親しみ、武蔵野音大を経て幸運なプロデビューを飾った渡辺はま子。アカデミックな歌唱力と美貌で、「愛国の花」、「支那の夜」などのヒットを放ち、李香蘭こと山口淑子と人気を二分するまでになる。日中戦争が始まると当時の国策に沿って従軍歌手として大陸を回り、 兵士の慰問に努める。向こう見ずで正義感の強いはま子は、専ら前線の兵士に心を寄せ、高級将校の傲岸な態度に抗議して軍部に睨まれる事件も起こしている。終戦を天津で迎えると、優先的に引き上げ船に乗れる立場であったものの自ら残り、日本人抑留者の慰問を続けた。翌年帰国しても、歌手としての活動の傍ら、旧軍人への慰問を続けるはま子。巣鴨に囚われた戦犯への慰問をきっかけに、フィリピンに抑留されている戦犯の問題にかかわることとなる。戦犯として捕らえられた将兵はまともな裁判も受けられず、冤罪で処刑されるケースが続出していた。戦後7年経ったこの時期にも、ミンドロ島周辺には200人あまりの日本兵が投降せずに残っており、フィリピン人の日本軍人に対する怒りは相当なものだったのだ。いてもたってもいられなくなったはま子は、自費でフィリピン・モンテンルパへ慰問に向かうことになる。その前に抑留者が作詞作曲し、はま子が吹き込んだ「あゝモンテンルパの夜はふけて」は期せずして大ヒットとなったが、この頃国民的な番組だった紅白歌合戦の出場も放り出してのフィリピン行きであった。やがて関係者の尽力もあり、抑留者の釈放・帰国運動は大きな流れとなり、 キリノ大統領の特赦を勝ち取ることとなった。
心無い人々から売名との誹りを受けながらも信念を変えず、その後も硫黄島、サイパン、返還前の沖縄の慰霊活動に印税のほとんどをはたいた渡辺はま子。
明治女の気骨を示した偉大な歌手の一代記。

付記/渡辺はま子の生涯は以前ドラマ化され、薬師丸ひろ子がはま子を演じ、「あゝモンテンルパの夜はふけて」も歌っている。
ジーンズ裾上げ
ストリートブランド「シュプリーム」のデニムをチェーンステッチで裾上げ。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップから、近似色を選択しております。
今回は上糸968番色×下糸940番色で、共に20番手。

製品持ち込みの場合/¥1,500(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥500)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。