2016年6月

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JA11フロア&サイドパネル修正
縞柄アルミ板をピッタリ沿わせるため、現物合わせで切ったり削ったりしながらサイズ修正してみた。
フロアパネルは、前側を5センチほどカットして、前席と後席の間を仕切るレールにぎりぎりかからないようにした。最初は手ノコでゴリゴリ切っていたが、思いの外大変で、途中で嫌になってジグソーに切り替えた。切断面が多少荒れるが、後でサンダーで修正することに…。
サイドパネルは、アールのラインが若干合わないので、ワイヤーカッターで少しずつ切り取って修正。形が整ったら、小穴をあけてビスで固定できるようにする。
この後再度取り外し、ボディと同色に塗装する予定。
しかし梅雨の合間だというのに、真夏のような暑さ。
パッチ縫い付け/CWU-36P
夏季用フライトジャケットのCWU-36P。
CWU-45Pとほとんど同じデザインですが、インナーが薄くなっています。
丁度MA-1とL-2Bのような使い分けがなされています。
今回は無地のジャケット、パッチ類ともに関東のお客様からの持ち込みです。
拾壱式
今日は少し早起きしたので、先週買いこんだJA11のフロアパネルとサイドパネルのサイズのすり合わせでもしようかと思ったが、いろいろ道具を引っ張り出す手間を考えて思い直した。
中途半端なところで営業開始時間に突入する可能性もあったからだ。
そこで気分の趣くまま、筆一本で出来る軽作業に切り替えた。
昨年リアゲートに最大積載量の表示を丸筆でペイントしたが、同じ手法でボディサイドに型式を描いてみた。旧字で拾壱式か拾壱型、または拾壱號でもよかったんだが、結局「拾壱式」とした。
若干の刷毛跡が、カッティングシートでは出せない味わいだと思うのだが、いかがだろうか。
本日の修理品/エド・ハーディ メッシュキャップ
「エド・ハーディ」は米西海岸発のブランドで、タトゥーをモチーフにしたウエア類を生産しています。
このキャップは日本に上陸して間もない2005年頃に当店で販売したもの。
樹脂製のアジャスターが劣化して折れたようですが、気に入っているので使えるようにしてほしいとのこと。
部品対応できるものではないので、頭のサイズを測らせていただき、短冊状の革で作り直しました。
ハワイアンシャツのアイロンプレスについて
レーヨン製ハワイアンシャツの洗濯については以前ご案内したように、手洗い、またはネットを使用するなどして家庭用洗濯機でも対応出来ます。
メーカーの洗濯表示には、水洗い不可、ドライクリーニング(石油系)とありますが、実際のところ、汗や塩分など、水溶性の汚れは石油では落とせないので、夏の衣服は水洗いの方が望ましいとも言えます(メーカーはトラブル回避のため、少しでも扱いの難しい製品にはドライクリーニングの表示を付けてきます)。
ただし丸洗いすれば、乾いた後にはどうしても皺が残ります。
全体にヨレヨレとした風合いのままではちょっと…という方は、上衿や前端に軽くアイロンを当ててやるだけで見栄えが良くなります。
その時もちょっとしたコツがあり、プレスを当てた直後に、伸ばした面に雑誌などをポンと置いてやると、それが熱分を一気に吸収し、きれいに仕上がります。
これはコットンでもウールでもアイロン作業の時には利用できるテクニックです。

*家庭での洗濯方法については、2014年05月08日の日記欄をご参照ください。商品検索欄で、「ハワイアン 洗濯」と入れてもらえば過去の記載が一覧できます。
採卵
気温が上がってからというもの、毎日産卵するメダカ。
水草の裏に卵を産み付けるが、放っておくと親メダカが食べてしまい、ほとんど稚魚にならない。それも自然の摂理かもしれないが、最近は卵を小さめのカメに移して孵化させることにしている。もう10数匹は稚魚になっており、細かく砕いた餌を食べ、少しずつ大きくなっている。
成体の三分の一くらいになったら、親メダカのカメに戻してやる予定。
本日午前中に、東洋エンタープライズから複数FAXが送られてきていたが、プリントアウトしようとしたらインクフィルムが足りなくなっていた。
当店は電話兼用のFAXなのだが、待機状態で用紙をセットするのをやめていて、後でFAX受信履歴の番号を確認して、必要な件だけプリントアウトすることにしている。
それというのも、あらゆる事業所に一方的に自動送信しているインチキくさい金融業者や、投資会社、絶対に買う必要がない備品の販売業者からの大量のFAXを受け付けていると、紙と高価なインクフィルムの無駄になるからである。
こういうのは9999や8888のような情報サーバーの番号なのでそのまま消去するが、たまに一般の番号表示のものもあり、一応プリントアウトしてみると、まったく関連のない業者からのランダム営業だったりする(勝手に送ってんじゃねぇよボケ!)。
そういう余計な消耗もあるので、買い置いていたインクフィルムが無くなり、今日は文面が確認できなかった。
重要な案件だと困るのでメールで内容を確認したら、この秋冬から値上げとなる定番商品の価格一覧表だそうだ。
明日家電屋でインクフィルムを買ってこよう。
お客様には店頭とHPで順次アナウンスの予定。
ネットでお買い物…JA11フロア&サイドパネル
アルミ板に滑り止め加工が施されたフロアパネルとサイドパネルを気まぐれ購入した。
もともと付いていた樹脂製のパネルを取り去った両サイドと、フロアは鉄板むき出しで、昨年ボディ同色にウレタン塗装している。別に現状でも 良かったのだが、ちょっと手を加えて、よりミリタリービークルっぽく演出してみようという気になったのだ。
仕事以外でも、何か作っていないと落ち着かないサガのようなものでしょうか。
届いたパネル類は、専用設計とはいうものの、やっぱりポン付けするには無理があって、相応の加工が必要。特にフロアは、元の床面にぴったり水平に沿わそうと思うと、前側をかなりカットする必要がある。両サイドも接するタイヤハウスが凸凹しているので、 現物合わせで所々削る必要がある。
加工しやすいアルミとはいえ、修正したうえで塗装まで入れると、それなりの日数はかかりそう。
梅雨の合間にボチボチと作業するつもり。
いただきもの
先日、靖国神社に参拝したお客様のおみやげ。
遊就館で販売されているCDで、この2枚組にメジャーな曲がほとんど網羅されている。
歌い手は伊藤久男や三鷹淳、アイ・ジョージらベテラン勢で、子供のころにレコードでずいぶん聴かされた「月月火水木金金」は霧島昇が歌っている。俳優として映画「あぁ同期の桜」にも主演した松方弘樹は、哀愁を込めて「同期の桜」を歌う。
今や歌番組でも歌われることのない軍歌や戦時唱歌には、本当に良い曲が多いとあらためて思った次第。
ビーズいろいろ
これから夏に向け、アクセサリーを着用する機会も多いかと思います。
当店では店頭販売のみ(HP未掲載)になりますが、ネックレスやブレスレット等に利用できるビーズ類を各種取り揃えております。おなじみのガラスビーズの他、スターリングシルバーやターコイズ、真鍮、角や骨といった素材感にこだわったもの中心です。
一個からの販売で、お好みで様々なアレンジが可能です。

*湿気に耐性のある鹿革のロープも各色取り扱っております。
刺繍パッチ下絵制作
毎回刺繍の製作をお願いしている職人さんが、週明けに来店したいと連絡してきた。
せっかくなので、直接会える機会に追加オーダーしようと下絵を製作中。それというのも、完全なアナログ世代の職人さんは、インターネットもメールもやらないので、いつも電話とFAXでやり取りしているが、なかなかニュアンスが伝わりにくいのだ。
以前製作してもらった柄だが、仕様を変更したいので、直接やり取りして細かいところを詰めておきたい。
本日の修理品/FOBジーンズ
主に旧店舗で扱った倉敷児島発のデニムブランド。
このメーカーはデニムブーム当時、いろいろなお店のショップブランドをOEM生産していました。自社では生産能力のないショップがほぼ丸投げで製作依頼し、自社のブランドパッチを取り付けてオリジナルとして販売するというスタイルです。
特に生地や型紙を修正するでもなく、レザーパッチだけが異なる商品が市場に出回っていました。

画像1、2/ビフォー。

画像3/脇を割って当て布で補強。

画像4/アフター。
マーキングポイント
昨年JA11に取り付けたスチールホイールはログカフェ「空」のオーナーからもらった古い軍用ジープのもの。
オリーブドラブの元色の剥げ加減も絶妙で、うっすら錆が浮いているのも非常に気に入っている。ただ、装着後、左前輪だけ酸化が早いので、「はて?」と思っていたが、理由を目の当たりにした。
まっ、猫のやることだから、しょうがないね(寛容)。

画像2、3/首輪付きですが、当店の飼い猫ではありません。
本日のニュースより
増税再延期「新しい判断」 首相表明「公約違反、受け止め」

安倍晋三首相は1日夕、官邸で記者会見し、来年4月に予定していた消費税率10%への引き上げを平成31年10月まで2年半延期することを正式に表明した。「これまでの約束とは異なる新しい判断だ」と説明し、参院選で「国民の信を問いたい」と述べた。一方、衆参同日選は行わない考えを明らかにした。
(以上引用)

もうマスコミがどんなに足を引っ張っても、安倍自民党の勝利は間違いなく、民進党が順調に支持を減らしているのは実に喜ばしい。
私としては、野にある旧次世代の党(現日本のこころ)の方たちが一人でも多く政界復帰してもらいたいと思う。
今回は国士、西村眞悟前衆院議員が全国比例区で出馬されるので、初めて記名投票出来る。
本日の修理品/キャントンジーンズ
キャントンは1960年代に初の本格的な国産ジーンズとしてスタートしたブランド。
当初は生地を米国キャントンミルズ社から輸入していたため、これがブランドネームになっています。
その後紆余曲折があり、しばらくブランドが消滅状態でしたが、1991年ごろにビンテージラインとして再スタートしました。
本品はそのころ当店で販売したもの。濃紺だったものが色あせ、各部に絶妙なアタリが出ています。
右膝周辺にいくつか穴があいているので、大きめに当て布で補強します。

画像1、2/ビフォー。

画像3/タタキをするため一旦脇を割る。

画像4/当て布で補強した状態。

画像5/アフター。