2016年5月

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A-2カスタム完成
パッチの取り付けからバックペイントまで一連の作業が完了し、CBI仕様のA-2が完成です。
バックペイント鋭意製作中
キャラクターの下に面相筆で文字入れ。
フライングタイガース部隊は中華民国(現台湾)軍指揮下に参集した義勇隊(その実アメリカ軍)で、ブラッドチットにも出自が同様に漢字で描かれている。
バックペイント鋭意製作中
A-2のバックペイントはディテールの描き込みに入っております。
今回は漫画的なキャラなので、ピンナップのおねーちゃんのような細かな表現は不要ですが、鉄は鉄らしく、ガラスはガラスらしく見えるように描き分けしております。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ501
こちらは所謂66と呼ばれるビンテージ501の修理品。
重衣料に使う厚手の芯地で裏張りした後、ミシンで穴の周囲をタタいていきます。

画像1/ビフォー。

画像2/折れ皺部分に小さな穴あき。しかし生地が薄くなっており、範囲を広げて裏張りしないとすぐに穴が拡がります。

画像3/作業は一旦脇を割って行います。

画像4/地の目に沿って30ほどタタキで補強。

画像5/アフター。
ベルトサイズ詰め
持ち込みでお預かりになっていたベルトのサイズ修正。
当初、穴を奥に開け足してほしいということでお持ちになりましたが、あまりにも長すぎて剣先が脇に回り込んでしまうほどなので、バックル側で詰めて元々の穴で収まるように仕上げます。
サイズを見ずにお買いになったようですが、基本的にサイズ修正出来ない定尺のベルトを、確認もせずに販売する店もアホじゃないかと思います。

画像1/ビフォー。バックル(DEASEL)はミシンで叩き付けられ、サイズ調整不可。

画像2/革帯をバックル側で裁断。

画像2/曲げ代を革漉きで半分程度に漉き、バックルの収まるホールを開ける。このときコバの飾りステッチが切れてしまうので、解れ止めする。

画像3/リベットでバックルを固定し、作業完了。
本日のニュースより
オバマ氏広島訪問、謝罪でないと強調

米政府現職米大統領で初となるバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の広島訪問について、ホワイトハウス(White House)は、1945年の原爆投下への謝罪を意味するものにはならないと強調している。
(以上引用)

ともあれ一歩進んだということで、これも安倍外交の勝利の一つとしてカウントしてもいいのでは…。
シナや朝鮮が捏造した戦争犯罪とは違い、原爆投下はれっきとした民間人の虐殺だが、日本人は謝罪や賠償を求めたりしない。
けれども、これが明確に戦争犯罪だということは世界に発信し続けて世論形成する必要がある。
バックペイント鋭意製作中
A-2のバックペイントは文字を描き終え、キャラクターのペイントに入っています。
なんとか今週中に目途をつけたいところ。
ジーンズ裾上げ
珍しいリーバイスの502。
復刻版ではなく、60年代末の製品です。501ZXXの後継モデルでフロントはファスナー開きになっております。元々流通量が少なくて、古着メインで商売をしていた頃も、ほんの数本扱った程度です。
ハサミを入れるのはもったいない気がしますが、ご要望なので、4センチほど丈詰めしてお渡しします。
バックペイント鋭意製作中
今回はキャラクターより先に文字のペイントを行います。
このアニリン仕上げのA-2は長年の着用で表面が荒れており、足付けの必要がないくらいです。
パッチ縫い付け/B-15B
素材がコットンからナイロンに変わった時代のフライトジャケットB-15B。
このモデルはフロントファスナーが右身頃側にオフセットされており、オキシタブが中央寄りになります。
左腕と左胸に刺繍パッチを縫い付け。
本日の修理品/フルカウント カーゴパンツ
常滑市で陶芸家をしているお客様からの依頼品。
仕事着としてお使いになっているので、かなり消耗も激しいです。
左右のヒップ周りの生地がペラペラになっているので、広めに裏張りしてタタキで補修します。

画像2/ビフォー。

画像3/アフター。

画像4/表面がオリーブカラーのツイル地で裏張り。
本日の修理品/トゥームーン カーペンターパンツ
素材も縫製もビンテージそのもののトゥームーン製作のカーペンター。
ヒップポケットの下半分にスレキで補強布が縫い付けられているのも当時物でよくある仕様です。
スレキの上端は二本針で縫い付けられていますが、財布などを出し入れすることでステッチが切れ、剥がれた補強布が底に押し込まれて固まっている状態。
これをもとの位置に留め直すリペアを行います。
ポケット口の三つ巻きも解れて開いているので、同時に補修します。

画像2/ビフォー。

画像3/アフター。
本日の修理品/シュガーケーン ロンスタージーンズ
腰辺りの棚ジワのラインに沿って穴が開いたロンスタージーンズ。
ポケット口から下を広範囲に当て布し、タタキで補修します。
お預かりした修理品には順次対応しておりますが、現在は仕上がりまでに1週間~10日程期間をいただいております。

画像1/ビフォー。

画像2/右腰ビフォー。

画像3/右腰アフター。

画像4/左腰ビフォー。

画像5/左腰アフター。

画像6/補修箇所の裏側。当て布はタテ25センチ程。地の目と並行して生地を縫い付け、穴の周囲は細かくタタいております。
本日のニュースより
米新政権とも同盟深化=安倍首相

安倍晋三首相は5日の内外記者会見で、米大統領選の共和党候補にドナルド・トランプ氏の指名が確実となったことに関し、「誰が大統領となるにせよ、日米同盟の重要性がますます増している。米国の新たな政権とも引き続き緊密に連携しながら、日米同盟をさらに深化、強化させていくよう努力したい」と述べた。 
(以上引用)

駐留米軍の費用を丸ごと日本が負担しろとかホザいてる男が大統領になるかもしれないんだから、この際、自己防衛できるような体制づくりも考えていかなくちゃね。
まずは改憲に手を付けなくては…。
しかし白人の傲慢さを絵に描いたようなオッサンだな。
ほんの数百年前に大陸にやってきて、インディアンを殺伐して土地をかっぱらったゴロツキの子孫が、随分とエラそうなこと。
ブーツの幅出し
お買い上げいただいて間もないロンウルフ・ロガー。
しばらく歩くと右足親指の付け根の部分が当たって痛いということなので、ブーツストレッチャーを使って拡げてやります。ブーツストレッチャーの側面にはいくつもダボ穴が開いており、そこにチップをはめ込んで、ピンポイントで必要なところだけ伸ばすことが出来ます。足の形は人それぞれで、左右の足の大きさが違う場合も多いのです。
ブーツを履きならす前に、足の方に負担がかかりすぎてしまうようなら、無理をせずに部分的にサイズを拡げる事も必要です。
作業は柔軟剤を併用し、時間をかけておこないますので、一日お預かりになります。
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(悲報)次回入荷分より、ロンウルフ全品目の値上げが決定しました。画像のロガーは、現状59800円→69800円となります。ご購入を検討中の方はお早めにどうぞ。
スタッズベルト製作
今回は女性のお客様に合わせ、短めのサイズで製作。
定番のフローラルパターンで、背中心にイニシャルを入れます。
ポイントのカラースタッズはクリアを選択。
バックペイント製作開始
GW真っただ中で荒れ模様の天気。
地元トヨタ関連では出身地に帰省中の方も多いのでは…。
フロントパッチを仕上げたA-2はペイント作業も行いますが、まずは銀ペンでの下描きのみ。
ほかの作業との兼ね合いで、色付けは少し先になります。