2016年1月

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B-6カスタム進行中
かなり間が空いてしまいましたが、昨年からフルカスタムしているB-6の作業を再開します。
フロント側のCBI仕様に対応するように背中にブラッドチットを取り付け、肩に沿ってペイントを入れます。

画像1/ブラッドチットは縦長の中華民国旗バージョン。革を塗り分け、パッチワークして製作しました。

画像2/文字は方形の楷書体でペイントしております。

画像3/縫い付け完了。
スタッズベルト鋭意製作中
こちらも定番パターンのスクロールで、真鍮とニッケルのスタッズを交互に配置していきます。ポイントになる部分には艶消しのフジツボを打ち込み。
スタッズベルト製作
今回はギフト用ということでご注文いただきました。
タンの帯に定番のフローラルパターンで打ち込み、カラースタッズはレッドとイエローを交互に配置。
裏側には年月も焼き入れしております。
16日に台湾総統選、野党候補・蔡英文氏の勝利ほぼ確実な情勢

16日に投開票される台湾総統選挙では、最大野党・民進党の候補である蔡英文主席の勝利がほぼ確実な情勢だ。女性の総統就任は初めてとなる。
(以上引用)

これで中共寄りの国民党が野党になり、より親日的な内省系政権が誕生するということになる。
まずはめでたい。
台湾に広い人脈を持つ、三ヶ根山の主Iさんによると、台湾は南下すればするほど親日度が増し、日本統治下の教育が純化された形で残っているそうな。現代の日本人が忘れてしまった教育勅語の精神もきちんと受け継がれており、暗唱できる人もいるという。台湾海峡に没した日本人将兵の慰霊も 、戦後ずっと欠かさずおこなってくれているということだった。
田中角栄の時代に日中が国交回復したことで台湾を切り捨てるようなことになったにもかかわらず、一貫して親日的な真の友好国。
それにしても、同じ日本統治下にあった朝鮮半島の泥棒民族とはエライ違いである。

…と、不逞鮮人をこき下ろしたところで、岡山から遠路はるばるデニムメーカーさんご来店。
これより商談。
パッチ縫い付け/N-2B
こちらは関東の方からの依頼品。
両胸と右腕、背中にNASAのパッチを縫い付け。
背中の大型パッチは沢山のパッチが連なって一つになっていますが、出隅入隅が多い上に島も入るので、ミシンの切り返しが大変です。
ネームプレート製作中
デニム修理の合間に、隣の作業台でネームプレートを製作。
東北のお客様からの単体のご注文で、印字が乾燥したら郵便で発送します。
A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3000円(税別)
ジーンズリフォーム/シュガーケーン USA
裁端にロックミシンをかけた段階で中断していたウエストサイズ出しを仕上げていきます。
色味の残っているシュガーケーンUSAの639。

画像1/ビフォー。

画像2/両脇にマチを入れ、腰帯はレザーパッチの下に隠れる位置で接ぎを入れます。

画像3/アフター。
パッチ縫い付け/ダイビングベスト
こういうイレギュラーな作業にも、たまには対応しております。
地元のお客様のご要望で、スキューバダイビングに使う浮力調整用のベストに、屋号を刺繍したパッチを縫い付け。
何時でも良いということで期限を切らずにお預かりしましたが、保管しておくスペースに困ってしまい、早めに対応いたしました^_^;)。

画像1/メーカーのブランドロゴの上に縫い付けますが、左右の端がパッチからはみ出すので、ロゴの刺繍を解きます。

画像2/本体が嵩張るので、ミシン台の上にセットするのが大変。

画像3、4/作業完了。
本日の修理品/バズリクソンズ B-15A
続けて腰のリブパーツの穴補修。
地縫いの付け根部分の穴で、樹脂で固定することも出来ないので、手縫いでカケツギを行います。こういう部分では、一旦リブを取り外して穴の開いたところの下1センチくらいを縫い込んで隠してしまうやり方もありますが、コバステッチや裏地も広い範囲で解体しなければならず、大事になってしまいます。
穴も大して大きくないので、簡易修理で済ませておきます。
本日の修理品/バズリクソンズ B-15A
今回はパッチ付けでお預かりしているB-15Aですが、両ポケットのスナップボタンの打ち直しと、リブの補修を先に行います。
スナップボタンは破損しているわけではありませんが、グリーンに着色されたキャップの塗装が不自然に剥がれているので、取り外して新品に交換します。

画像1/ビフォー。左右共、キャップ中央の塗装が削られたような状態。

画像2、3/裏側から、生地を傷つけないようにカシメを削ってキャップとスナップのメスを取り外し。

画像4/新品のスナップをセットして打ち込み。

画像5/アフター。
本日の修理品/ファニー キーホルダー
ファニーがウォレット&キーホルダーにスタッズを使い始めた初期ロットの製品。
このころは現在使われているFUNNYロゴ入りのナスカンではなく、汎用品のニッケルメッキのナスカンが付けられていました。
破損したナスカンはワンウエイスナップで本体にカシメられているので、スナップボタンごと取り外して交換になります。

画像1/タン色が茶褐色に変色したキーホルダー。カンの回転軸が摩耗して抜けた状態。

画像2/現行品のナスカンに交換。カシメを兼ねたワンウエイスナップは削って取り外します。

画像3/新品のナスカンをセットしてカシメ打ちし、修理完了。現在では希少な1964年のシルバーコンチョは磨き直し。

ライダースワレットや携帯ホルスターに付属するナスカン(茄子カン)はダイキャスト製で、大事に使って頂いたとしても、いずれジョイント部分が摩耗したり、スプリングが破損することは避けられません。当店では常時各サイズに合わせたパーツをストックしておりますので、即日対応出来ます。
ジーンズリフォーム/バズリクソンズ 大戦モデル
見頃を解体してのウエストサイズ出し。
まずはバズリクソンズの大戦モデルジーンズから。
両脇にV字型のマチを入れ、腰帯はレザーパッチの下に隠れるように接ぎを入れております。

画像1/ビフォー。

画像2、3、4/アフター。
ジーンズリフォーム/シュガーケーン USA他
作業スペースの関係で日が開いてしまいましたが、シュガーケーン2本とバズリクソンズの大戦モデルのウエスト出しにかかっております。腰帯とサイドシームに接ぎを入れて色味の近いデニムを挟み、ウエストを拡げるという手間のかかる作業。まず後ろ半分の腰帯とベルトループを取り外し、脇もリベット下4センチくらいまで解体します。
同じ東洋の製品でも、ディテールが異なるので現物合わせで作業を進めます。

画像1、2/最近カタログ掲載されなくなったバズリクソンズの大戦モデルジーンズ。

画像3、4/こにらもカタログに載っていないシュガーケーンUSAの639。

画像5、6/太番手の糸を多用したユニオンスタージーンズ。
パッチ縫い付け/B-15
続けて同じカイゲル社モデルに異なる戦域のパッチ類を縫い付け。
左内ポケットの玉縁上部にステッチがかかりますが、使用可能です。
パッチ縫い付け/B-15
バズリクソンズが2004年に実物を元にリリースしたB-15の珍品。
カイゲル・テキスタイル社の実名復刻もの。
B-15の特徴であるオフセットされたフロントファスナーがこのモデルではセンターに取り付けられ、表生地もざらりとしたキャンバスになっています。
今回、同型2着にそれぞれにパッチを取り付けします。
パッチ縫い付け/B-15C
続いてナイロンシェルのB-15Cモディファイド。
イエローゴールドのパッチがよく映えます。
タンクカバー完成
ミシン作業の合間に、昨年末からの積み残しのスタッズワーク。
スタッズの配置を変えて2パターン製作。
当店は製作のみで、販売と取り付けはバイク屋さんが行う。