2015年7月

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ログカフェ「空」にて
当店から車で数分のログハウスで営業するカフェ。
広い敷地に建てられた本格的なログハウスで、ゆっくりくつろぎながらコーヒーを楽しめる。
古希をむかえられたオーナーとはこのカフェが開業する前から、ミリタリークロージングを通じておつきあいがあった。
実働のウイリスジープや、軍用に開発された初期型ハマーの数少ないオーナーでもある。巨大なハマーも、納車当時にご好意で一度だけ運転させていただいたことがある。車幅2メートル20の巨体を、大排気量のディーゼルエンジンが力任せにグイグイ引っ張るような、独特の乗り味だった。
しばらく体調を崩されていて、ウイリスもハマーも車検切れで保管していたようだが、ぼちぼち整備し直して公道に復帰させたいとのことだった。

画像1/南側に面した入り口。幹線道路沿いだが、広い敷地は緑におおわれている。

画像2、3、4/北側の駐車スペースには軍用ジープを使ったジオラマが…。
クマバチ(又はクマンバチ)
当店のウッドデッキの梁は、大工の友人がどこかで見繕ってきた丸太を使用している。
最近、このデッキの下に駐めているジムニーの荷台におがくずが落ちている事が多いのだが、丸太の数カ所にクマバチが穴を開けて巣を作っていて、その木屑が落ちているのだ。
クマバチは大きくて黒く、羽音も大きいため威圧感があるが、ネットで調べたところ、温厚で人畜無害らしい。スズメバチのような攻撃性は無く、大群を成す事もない。
あまり丸太が穴だらけになったら駆除を考えなければいけないが、とりあえず寛容なココロで放っておこうと思っている。
ザ・サンダルマン+スタッズ
アメリカ西海岸発のプレミアムブランド「THE SANDALMAN」。
たかがサンダルなれど、アッパーには上質のレザーを贅沢に使用し、ビブラムソールを組み合わせた高級サンダル。
懇意にしているインポーターが輸入している商材で、これはダブルバックルと呼ばれるタイプ。
これから先方と打ち合わせしてデザインを決め、スタッズで意匠する。
エアフォースパッチ製作
薄く漉いたヌメ革をベースに手描きのエアフォースパッチを製作。
表面が乾いたら、馬革のトリミングを取り付けて完成。
今回はB-10に取り付けますが、A-2からB-15系まで、フライトジャケット全般に取り付け出来ます。
ボビンケースもDIYで
ミシン台周辺の作業スペースが手狭なので、少しでも空間を利用出来るようミシン台の下にボビンケースを設置してみた。
ボビンには、地縫いミシンに使用するチーズ巻きの上糸から取り出した下糸が巻かれている。利用頻度が高いボビンはミシン台の上のマグネットトレーに30個ほどくっついているが、それ以外に30種くらいの糸をセットしたボビンがあり、それらを種類別に整理して収納しておきたい。
利用したのは高さ6センチくらいのジャムの空き瓶で、上蓋をミシン台の下側にコーススレッドで留め、瓶の中にボビンを収納出来るようにした。
これなら上糸交換に合わせ、下糸のボビンをすぐに選択出来るし、どこかに転がっていって紛失する事も無いので管理も楽である。
パッチ縫い付け/MA-1
左右見頃や両腕に複数取り付けをおこないます。

画像1/まずは先週製作したコットンのネームと、その下にはパッチ脱着用のベルクロ。

画像2/左腕にエアフォースマーク。
スタッズバッグ完成
以前エンジニアブーツのシャフト部分に施工するため、鍛冶屋のお客様につくっていただいた鉄床を利用してスタッズを打ち込んでいきます。

画像1/ビフォー。

画像2/現物合わせで製作した雛形に基づいてスタッズを打ち込み。

画像3/裏側の爪の仕上り。

画像4/アフター。
本日のニュースより
世界遺産登録 展示の文言、火種は残る 「強制性」記述、検討これから

ドイツで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で5日、世界文化遺産への登録が決定した「明治日本の産業革命遺産」。審査の場で、日本政府は、韓国側が主張する一部施設での朝鮮半島出身者の「強制徴用」をめぐり、犠牲を記憶するための施設を設ける考えを表明した。具体的な展示の文言が今後の焦点となるが、表現次第では韓国側が再び強硬姿勢を打ち出してくる可能性もある。
(以上引用)

完全な外交の敗北。
負の文化遺産として、絶対に将来に禍根を残す。
嘘をつくことが交渉術だと思っている人種を相手にうかうかと騙し討ちされ、外務省の役人は学習能力が無いのだろうか?
スタッズバッグ製作
先週店頭で受注したスタッズのカスタム。
ベースはケイシイズの小ぶりなショルダーポーチ。製品として出来上がっているものにスタッズを打ち込む場合、裏当てを差し込んでジグできちんと固定出来るかどうかが問題になります。言い換えればその範囲内でしか加工は出来ません。
ロゴはお客様にご指定いただいているので、大きさと字間を考えて雛形を製作します。
水草って急成長するんですね^_^; 
昨年暮れから常滑焼きの壷とセットで貰い受けたメダカを飼っているが、5月に近くの園芸屋で水草を3束買って入れておいた。
その時点ではちょっと少ないかなと思ったのだが、その後爆発的に成長して、今や壷からはみ出しそうな勢い。肝心のメダカの生存確認も出来ないくらいなので、ごっそり間引いて水面が出るようにした。
以前に土を敷いたせいか、水は濁ってなくて透明度が高い(大量発生しているタニシのおかげ?)。
黒メダカと緋メダカが三匹ずつと、産まれて間もない米粒くらいの黒メダカ数匹を確認。

画像4/時々当店のウッドデッキでツメ磨ぎしていく近隣の猫(首輪付き)。
本日の修理品/スタイルアイズ ボーリングシャツ
20年くらい前?に販売した東洋エンタープライズ・スタイルアイズのボーリングシャツ。
後ろ身頃のアクションプリーツの奥がパンクしているのをリペアします。深いプリーツは腕を前に振った時の運動性を上げるためで、ボーリングシャツ特有のディテール。
レーヨン素材に合わせ細い針をセットし、縫製糸も細いものを使用します。

画像1、2/ビフォー。

画像3/裏側は状態が悪く、生地端のロックミシンが滑脱して縫い代が無くなっている状態。

画像4/アフター。
ネームプレート製作
次回のフライトジャケットのカスタムはMA-1がベース。
パッチ類と共に縫い付けるコットンテープに、指定のロゴを印字しておきます。
アイロンで定着させた印字は、水に当たっても染み出すことはありません。
エアフォースパッチ鋭意製作中
定番商品として展開しているエアフォースの刺繍パッチは、ホースハイドでトリミングを付けたものが一番引き合いがある。
そろそろ在庫が薄くなってきたので、まとめてつくり置きする事にした。
トリミングを打ち抜くための巨大なポンチは、刃物職人の手によるワンオフもの。
店内の作業台に樹脂の下敷きを引き、1,3kgのハンマーを振るって一枚ずつ打ち抜いている。

画像1/希少なホースハイドは革工房エル・パソさんからのご提供。

画像2/出来るだけロスが出ないように型入れしていくが、馬革は牛革に比べ傷が多く、使えないところも多い。馬の方が活動的だから体に傷が多いと言われている。革は面積を1デシ(10センチ×10センチ)で割って価格を算出する。傷の有無はあまり価格に影響しない。

画像3、4/出来上がったトリミングを刺繍パッチに乗せ、コバ縫いして完成。
アクメ・サンダラー ホイッスル
原材料の高騰や円安により、このところ定番商品の値上げが続いておりますが、値上げ率でいくとダントツなのが、このバズリクソンズの真鍮ホイッスル。
英国の伝統あるメーカー「アクメ社」に別注した商品で、アクメ社は各種スポーツ競技の審判が使用するホイッスルの製造メーカーでもあります。従来2900円(税別)で販売しておりましたが、今回入荷分よりイキナリの4900円(税別)となっております。
それにしてもこの極端な値上げ幅。
もう少し段階的に上げられなかったもんでしょうか…。
梅雨の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
昨日の休業日、いつもは有志と連れ立ってJR駅から徒歩で登る、三ケ根山山頂にジムニーで行ってみた。
ドライブシャフトが折れて重体となったビュイックの代わりに、日々活躍するジムニーJA11だが、近場をチョロチョロと走るのみで、遠乗りをしたことは一度もない。内外装も仕上がった事だし、知多半島から海底トンネルで西三河に抜け、三ケ根山を目指す。今の時期、山頂に至る三ケ根山スカイライン沿いは紫陽花の見頃でもある。
本来の操縦性を発揮するのにもちょうど良いドライブコース。

画像1/スカイラインに入ると、道沿いには満開の紫陽花。山頂までずっと続く。

画像2/山頂の路側帯から見た蒲郡側の風景。

画像3/殉国七士廟入り口にある、岸信介元首相の揮毫による巨大な石柱。

画像4/ボランティアの方々の手で、美しく管理されている廟の周辺。廟の案内人、Iさんのお話では、この(所謂)A級戦犯として処刑された方々の廟には、幾人かの国会議員も参拝しているとのこと。しかし公にするとマスコミに叩かれるのがわかりきっているので、あえて公表していない様子。

画像5/Iさんの休憩所前では沢山の猫が屯する。無責任な飼い主が山に捨てていった猫をIさんが世話している。

画像6/昼食にはお蕎麦をいただいた。突き合わせも美味しい。