2015年3月

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L-2Bカスタム
お買い上げいただいたばかりのタイガーカモのL-2B。
当店がストックしていた米軍放出品のパッチを両胸に取り付けます。
どちらも実戦配備用のサブデュード(オリーブカラー)のパッチです。

画像1/左胸にはUSAFタグ。

画像2/蛇がモチーフになった607TCTSユニットの刺繍パッチを右胸に。
明日は商談
先週、東洋エンタープライズで当社を担当する古参社員の野崎さんから、16日(月曜日)に商談で来店する旨連絡があった。
商材は今秋展開するバズリクソンズのフライトジャケットが中心。いつもながら、内容についてはシークレットで、事前情報をくれないので、明日になってみないとわからない。
平素お客様からいただく声は、こういう機会にきちんと伝えているつもり。
今日の明日ですが、ご意見、御要望(又はクレーム)をお寄せいただければ、責任を持ってガツンと伝えます。
「こういうの作れ!」とか、直接訴えたい方は夕方頃ご来店ください。
年中色黒で精悍なアパレルマンがお待ちしております。
スコードロンパッチ鋭意製作中
キャンバス地をベースにしたローカル風のペイントパッチ。
粗断ちした生地に下絵を描き、背景色から塗っていきます。
見本が今一はっきりせず、B-24リベレーターの上から爆弾を投げているのが、猿なのかリスなのかわかりません。
どちらともとれるので、そのように描いていきます。
本日の修理品/シュガーケーン XXタイプジーンズ
先週バックヨークのシームのパンクをリペアした尾錠付きのモデル(M41030)。
追加修理で、擦り切れた裾まわりをカケツギします。

画像1、2/ビフォー。

画像3/一旦裾のステッチを抜き、アイロンで平面を出す。

画像4/当て布として、薄手のデニムを短冊に切って使用。

画像5/後ろ裾の欠損部分に当て布をタタキ付け。

画像6/チェーンミシンで再度裾上げし、修理完了。
スコードロンパッチ鋭意製作中
デニム修理の合間に、横の作業スペースで新たなスコードロンパッチを製作中。
こちらは関東のお客様の依頼品で、キャンバス地をベースにペイントします。
見本として当時モノのローカルパッチの画像をいただいていますが、はっきりしない部分も多く、想像力で補いながら作業を進めます。

画像1/キャンバス地で下地作り。

画像2/乾いたら大きめに裁断し、画像を元に模写していく。
本日の修理品/ファニー ライダースウォレット
10年以上お使い頂いているラティーゴレザーのウォレット。
ロウを含んでいて新品では艶の無いラティーゴレザーも、長年の使用で一見コードバンのようにピカピカです。
珍しくスナップボタンの本体側(オス側)が破損している状態ですが、新品パーツで打ち直し、メス側のキャップも交換します。
現在ではオプション設定になった900シルバーの1964年コンチョはポリッシュしてお渡しします。

画像1/ビフォー。

画像2/交換用の純正パーツ。

画像3/アフター。

*当店で販売した商品以外はお受けしておりません 。
パッチ縫い付け/G-1
映画「トップガン」仕様のG-1完成。
この映画の人気は根強く、このタイプのG-1は既製品でも販売されております。それにしても、もう30年も前の映画で、DVDで初めて観た世代の方が多いのでは?
続編も作られるという話でしたが、どうなったのでしょうね。
パッチ縫い付け/MA-1
ずいぶん前に製作したレザーの縫い合わせによるエアフォースパッチ。
在庫していたものは既に売り切っていましたが、一点ディスプレイボードに残っていたものをお買い上げいただきました。
バズリクソンズが少数制作した1958年型MA-1(真鍮黒染めファスナー)に縫い付け。
本日のニュースより
鳩山氏は「軽率」「国益害す」=クリミア訪問を批判—菅長官ら菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で、鳩山由紀夫元首相がウクライナ南部のクリミア半島を訪問したことについて、「ウクライナの主権侵害を断じて認めないという日本政府の立場と著しく反する行動だ。首相を経験した政治家としてあまりに軽率で遺憾であり、厳しく非難したい」と述べた。
自民党の高村正彦副総裁も党本部で記者団に対し、「(ロシア査証で)元首相が行くことは、日本の立場について国際社会に誤解をもたらす」と指摘。「民主党が鳩山氏を首相にしたことが、在任中だけでなくいまだに国益を害していることについて、少しは責任を感じてもらいたい」とも語った。 
(以上引用)

政界引退後も元気一杯なルーピー鳩山。
毎度おなじみ『友愛の伝道師』としての本領発揮!
中共に利用され、朝鮮に利用され、イランに利用されて、今回はロシアに操られております。
パッチ縫い付け/G-1
今回は前後見頃と両袖に計11枚の刺繍パッチの縫い付け。
ジャケット、パッチ共に県外のお客様からの持ち込み品で、ジャケットにはすでに6枚のパッチが取り付けられています。製造段階で表生地だけにミシンで取り付けられたものや、後に手でまつり付けられたものもあり、空白部分にはパッチを取り外した痕が沢山残っている状態です。
肱に近い部分の縫い付けなど、難度の高いところもありますが、なんとか見栄えよく収まりをつけたいとおもいます。
M-422Aカスタム完成
取り外しの針痕をカバーするように、あらたにネームプレートとペイントパッチを取り付けて作業完了。
本日の修理品/リーバイス 501
サイドシームには赤耳は使われておらず、ロック始末されているので、80年代以降の501だとおもわれます。
現行の501との違いは、後ろポケットの上端には閂止めが入り、インシームは縫い代が片倒しされている(現行品は二本針による巻き伏せ)点ぐらいでしょうか。
ウィークポイントともいえるインシームのスリップと、ボタンホールの広がりをリペアします。

画像1/色はかなり抜けているが、コンディションとしては悪くない状態。

画像2/ボタンホールは全て芯糸が切れ、ボタンがすぐに外れてしまう状態。

画像3/修理後。

画像4/二本針ミシンで始末している現行品に比べると、スリップ(滑脱)しやすいインシーム。

画像5/修理後。インシーム内側はコットンテープで補強。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
KEYのワークウエア
今秋から、米国で最も古いワークウエアブランドの一つ、KEY(キー)の商品を取り扱いいたします。
素朴で実用性一点張りの商品ですが、定番のビブ・オーバーオールや、ダックパンツ等、タウンカジュアルとして着こなせるアイテムをいろいろとご紹介していきます。サイズレンジも非常に広く、オーバーオールでウエスト60インチ、パンツでウエスト50インチまで展開しております(ビッグサイズは都度お取り寄せ)。
店頭にカタログもご用意しておりますので、興味のある方はお問い合わせください。
スコードロンパッチ完成
ひきつづきVF3のレザーパッチを製作。

画像1/導火線の火花の先端は、筆の柄に顔料を付けて描いてみた。

画像2/完成。ジャケットの状態に合わせ、仕上りは半ツヤ状態の仕上り。

乾燥を待ち、ネームプレートと共にM-422Aに縫い付け予定。
スコードロンパッチ鋭意製作中
M-422Aに取り付けるVF3のレザーパッチを製作中。

画像1/クリーム色の背景色が乾いたところで、下描き。

画像2、3/大きな部分から色付け。
アメリカン・スナイパー
劇場公開中に観ておきたかったので、近くのシネコンで鑑賞。
西部劇のスター俳優から半世紀を経て、今や押しも押されもしない大映画監督になったクリント・イーストウッドの最新作。
イラク戦争に従軍した伝説の狙撃兵の実話を映画化した作品。
自ら志願し、厳しい訓練を経てシールズの一員としてイラクに派兵された主人公。愛すべき家族がいながら、過酷なミッションに臨み、多くの武勲を上げて戦友から(レジェンド)と呼ばれる。殺らなければ殺られる状況で、引き金を引く主人公に迷いは無い。時には配置を無視して海兵隊の突入作戦に加わりさえする。そして何度かの従軍の後、無事に除隊し、家族の元へ。故郷では傷ついた戦友達のため、社会復帰の手助けを始めるが…。
この映画は、もちろん単純な戦争娯楽映画ではない。『タクシー・ドライバー』や、『ディア・ハンター』に描かれた戦争後遺症も重要なテーマになっているが、描き方に過剰なところは無く、むしろ淡々としている。
無音のエンドロールでじっくりと内容を反芻させられる。
本国でも大ヒットしたようだが、アメリカ人はこの映画をどういう視点で観ているのだろうか。
M-422Aカスタム
しばらくぶりの海軍モノ。
1996年頃にバズリクソンズで製作されたM-422Aは、戦前の米海軍フライトジャケット。後に仕様変更されたものがG-1となる。
群馬県のお客様の依頼品で、過去にパッチが取り付けられていた痕跡があり、それをカバーするようにネームプレート(お客様持ち込み)と、今回製作するレザーパッチを取り付けます。

画像1/ポケットの仕様を除いてはG-1とほとんど変わらないM-422A。

画像2/右胸にはパッチを取り外した針痕が残っているので、それをギリギリ被う大きさでペイントパッチを製作。ヌメ革を直径13センチ強に切り出し、コバを1,5ミリほどに漉く。

画像3/今回はクリームの背景色を先に塗ってから、デザインを描き込んでいく。
本日の修理品/シュガーケーン XXタイプジーンズ
シュガーケーンがリーバイスやLee、ラングラー等のレプリカ中心の展開だった頃の製品。
尾錠付きのリーバイスを模したモデル(M41030)で、1996年までカタログ掲載されています。13オンスのディープダイドインディゴ、ポケットにはアーキュエイトのステッチ入り、尾錠は現在ではPL法の関係で使えないピン貫通式です。当時の価格は23000円で、ノンウォッシュのみの販売でした。
裏側のチェーンステッチが糸切れし、バックヨークのシームが大きく口を空けています。
他にも数カ所糸切れをおこしていますが、生地がへたっているわけではないので、ステッチの入れ直しで充分リペア可能です。

画像1、2/ビフォー。

画像3/アフター。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
最近、パソコンに替わってスマートフォンから、当HPの商品やサービスについてお問い合わせいただくことが多くなっております。
基本的にはお問い合わせいただいた当日、営業終了後や休業日の場合は翌営業日には返信をしておりますが、当方のPCからの返信が未達になることがございます。
これはお客様の機器のセキュリティー設定で、スマートフォンから当HP側に送信は出来ても、PCからのメール受信は出来ない状態になっているということです。何度か同じ文面でお問い合わせいただくこともあるのですが、商品購入の場合と違ってお電話番号の記載が無いことが多く、一方通行のままで、当方からはご連絡する術がありません。お問い合わせ欄からメールをいただいた場合は、直後に内容確認のメールが自動返信されます。それも届いていなければ、メール受信出来ない状態になっています。その場合は、受信可能になるよう設定変更していただく必要があります。
何卒宜しくお願い申し上げます。
梅春
年初に盆栽の鉢から植木鉢に移した梅が開花。
この地域の開花時期からすればちょっと遅めかも。
しかし今日も風が強く、体感的には寒い。