2014年10月

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本日の修理品/リーバイス ビンテージ501
50年近く前に生産されたリーバイス501の修理の続き。
後ろ中心の周辺で5、6箇所の補修が必要なので、シームを跨いで大きめの当て布をし、タタキを加える事にしました。
それぞれの箇所で、生地の目に沿って返し縫いしていきます。

画像1/右身頃の穴の周囲を広範囲に補修。

画像2/バックヨークは生地を横取りしているので、横方向にミシンがけ。

画像3/作業完了。

画像4/裏側の当て布。
本日の修理品/リーバイス ビンテージ501
比較的コンディションの良いリーバイスの66と呼ばれるタイプ。
紙パッチが取り外され、ポケット横の赤タブが切り取られているのは、B品として検品をはねられたものだということです。当時この状態で、マーケットに流通していたものだと思われます。
背中心付近に何箇所か酸でやられたような穴あきがあり、放っておくと広がってしまうので、タタキで補修します。
いずれも巻き伏せ縫いされたシームの近くなので、ミシンで押さえにくい箇所になります。
台風間近
前回の台風では、この地域はほとんど被害がなく、明け方に強風がかすめていった程度だった。
それでもアプローチと枕木の擁壁の間に植えてあったメキシコ万年草は、綺麗サッパリ吹き飛ばされていた。それくらいはコンテナに植えてあったのを千切ってきて植え付ければいいのでどうってことはない。
今回の台風は前回の比ではないようで、しかも直撃をくらいそうな感じで進んでいる。
明日の朝にでも暴風に備えてSHOP周辺の備品を整理しておかなくてはなるまい。
本日の修理品/シュガーケーン スタンダードジーンズ
数年おきに和歌山から、出張ついでにご来店になるお客様。
シュガーケーンのSC41947を新調され、以前にお買い上げいただいた同モデルを修理でお預かりしました。
ポケット下の小穴を塞ぎ、擦り切れた裾をカケツギして巻き直します。

画像1/色落ちしたシュガーケーンのロングセラーSC41947。

画像2/ポケット下の穴開き。ビフォー。

画像3/アフター。

画像4/擦り切れた裾。ビフォー。

画像5/チェーンステッチを解体して、別布を当ててカケツギ。

画像6/アフター。
本日の修理品/虎壱
たまにガテン系のお客様からの御要望にもお応えしております。
作業服のメジャーブランド「虎壱」。
実用衣料として頑丈なだけではなく、ある程度のデザイン性も満たしており、侮れません。
現場のオニィちゃんたちに熱く支持されるだけのことはあります。
今回は広幅三つ折りにて丈詰めしますが、詰める寸法が少ないため、元の裾線を解体して縫い代出しが必要です。
前ソウル支局長起訴 共産・志位氏も韓国批判「言論には言論で。懸念と憂慮」

共産党の志位和夫委員長は9日の記者会見で、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長による朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が情報通信網法の名誉毀損で在宅起訴したことについて「言論の自由、報道の自由は守られなければならない。言論による体制批判には言論で応えるのが民主主義のあるべき姿だ。懸念と憂慮を持っている」と語った。
(以上引用)

珍しく共産党までが非難の声明。
今さら日本人は誰も驚かないが、今回も救いがたい民度の低さを発揮したアホ半島人。
前支局長には気の毒だが、ここはひとつの機会と捉え、今後この隣国の異常性を記者会見でもして世界に向けて発信してもらいたい。
捏造され、拡散された所謂「従軍慰安婦問題」での反日ロビー活動を叩き潰すチャンスになるだろうし、ついでに産経新聞社の購読数が増えるかもしれない。
ネームプレート製作中
シーズンインすると、フライトジャケットに関する依頼がどうしても多くなります。
こちらは関西のお客様からの発注で、同サイズで2パターン製作。
パッチ縫い付け/A-2
本体裏地はコットンブロードで、袖裏のみキュプラという変わった仕様のA-2。
お買い上げいただいたAFパッチを縫い付け。
名古屋市内のお客様からの依頼品。
ネームプレート製作中
こちらはスコードロンパッチと同時にご注文いただいた革ネーム。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ(サイズの変更も可能)、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。
スコードロンパッチ完成
今回はお送いただいた実物画像に出来るだけ忠実に製作するという事で、年月を経て退色したり、アウトラインがぼけてしまったところもそのままの雰囲気で仕上げていきます。

画像1/濃紺でアウトラインを描き入れ。部分的に線の色が飛んでしまっているところも補正せずに忠実に。

画像2/仕上げに全体をくすみを入れ作業完了。
尾州職人・横振り刺繍パッチ
当店別注のミリタリーパッチ、モスキートの新作が仕上りました。
店内で元絵を製作し、外注の職人さんが一点ずつ横振りミシンで刺繍を入れています。今回は少し稚拙な感じで絵柄を作ってみました。
従来品の精悍さが消え、ほっこりしたなごみ系です。
スコードロンパッチ鋭意製作中
CBI章の製作は、裁断、染色を終えたところで一旦休止(パッチワークに使うミシンが他の作業で塞がっているため)。
ここで、一昨日下描きしたキャンバスのパッチに色を付けていきます。
今回は淡い色から順に、出来るだけオリジナルに近い色合いを心がけております。
CBI章製作中
CBI章は外注の刺繍ものの他、革をパッチワークしたものを店内で製作・販売しております。
パーツごとに裁断、染色してミシンで縫い合わせる方法で、工程数が多いので時間がかかります。
長らく欠品状態が続いており、御要望もいただいていますので、シーズン中になんとか間に合うように進行中です。
スコードロンパッチ鋭意製作中
引き続きキャンバス地を使ったパッチの製作。
お客様から送られてきた見本の画像(上)は大戦当時にA-2に取り付けられていたもの。年代相応に色が飛んだり、アウトラインがはっきりしないところがある。
ジェッソの下塗りが乾いたキャンバス地をパッチの形状に裁断し、下描きする。
ファニー別注キーホルダー
関東のお客様からのオーダー品で、仕上りまでに2ヶ月要しました。
本体にはワニ革の最上級、ポロサスの濃茶を使用。コンチョはスターリングシルバーのビクター31ミリ。レバーナスカンは、スターリングシルバーに手作業で彫刻を施したものがセットされます。ナスカンの留めはカシメ打ちではなく、10セントマーキュリーコンチョによるネジ留めとなっております。

*参考価格
キーホルダー本体(ポロサス・ブラウン)/14000円

ビクター(スターリングシルバー)31ミリコンチョ/9500円

レバーナスカン(スターリングシルバー・エングレーブ)M18/22000円

スナップ裏ネジ マーキュリー/1300円
スコードロンパッチ鋭意製作中
スコードロンパッチのベースとなるのは、刺繍ものではフェルトやツイル地、ペイントものではレザーが多いですが、キャンバス地にペイントというのも存在します。
今回は関東のお客様のオーダーで、キャンバス地を裁断してベースとし、お送りいただいた画像を元にペイントをおこないます。

画像1/用意したのはトートバッグ等に使用するシングル幅のキャンバス地。

画像2/ジェッソという下地材をヘラで塗る。この工程は、油絵のキャンバス(カンバス)作りと同様。

画像3/完全に乾いたらパッチの形状をマーキングして裁断する。今回のものは実物に準じてやや縦長。
本日の修理品/エターナル811
どちらかというとトレンド寄りの商品展開のエターナルは、定番商品が少ないブランドです。
素材やカッティングがシーズンごとに変わっていくので、継続してずっと展開しているアイテムが少ないのですが、この811だけは別格です。
濃紺に染められた糸をローテンションで織り上げた生地は、独特のザラつきがあり、洗濯によって美しく色落ちします。マニア筋の評価も高く、リピーターも多い製品です。
今回は数年前にお買い上げいただいた製品の、後ろ中心のシームと股ぐりのパンクを修理します。

*現在店頭では34インチが欠品しておりますが、近々入荷いたします。
ネットでお買い物…電気ペン
私がレザークラフトで使っている電気ペンは、電源のON/OFFだけの単純なもので、微妙な温度調節は出来ず、力の入れ具合だけで濃淡を出すしかない。
だから細密な絵を描くのには限界があるのだが、ネットで見ていたらクラフト用に特化した電気ペンがいろいろと出回っていた。元々半田ごてのメーカーが、電気ペンとして使用出来る半田ごてを販売しているようである。
主にウッドバーニング(木の表面に熱で模様を刻むクラフト)をやる人達を対象にした商品だが、ワックスを使った彫金の原型製作や、レザーにも使用出来る。温度が目盛りで調整出来、持ちやすい小型のペン型で、附属の細いこて先の他、ヘラ状のこて先もセットされている。
価格も手頃だったので、試しにポチッと購入してみた。
水分を含ませて彫り物を入れるような通常のレザークラフトでは、製品として出来上がっているものに加工する事は出来ないが、これは完成品そのものに加工する事が出来るので、応用範囲も広くなる。

画像3/ダイヤルで温度を上げながら、その数字を描いてみた。