2012年8月

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2012年秋冬バズリクソンズカタログ
バズリクソンズの2012年カタログが出来上がってきています。
平素当店でバズリクソンズの製品をご愛顧いただいているお客様に限り店頭で差し上げております。かなりの冊数を確保しておりますが、シーズン前に無くなってしまう事がありますのでご入用の方はお早めにどうぞ。
本日のニュースより
李大統領、従軍慰安婦問題の日本政府対応を批判

13日付の韓国紙・東亜日報は、李明博大統領が竹島上陸を決断した背景に、「歴史問題での(日本の)不誠実な対応がある」と自ら語ったと伝えた。
大統領は「大統領として韓国の領土を訪問したことは、一種の地方視察だ」と述べ、日本の反発に、「理解できない」と感想を漏らしたという。
大統領は、10日の竹島上陸後、ソウルの大統領府で同行者と夕食を共にした。この席上、「日本を必要以上に刺激するつもりはないが、歴史問題での日本政府の対応に、この間、あまりにも誠意がなかった」と語り、昨年12月の日韓首脳会談での、いわゆる従軍慰安婦問題を巡る日本政府の対応を批判した。大統領は、「野田首相は言葉をあちらこちらにそらし、会談後にも日本政府は何もしなかった」と述べ、「残念だ」と何度も口にしたという。
(以上引用)

この在日出身の大統領は、本音のところでは竹島が日本領だということも、従軍慰安婦がでっちあげだという事も知っているのではないか。
それを自身の政権基盤が揺らぎ始めたため、復権のためのパフォーマンスに利用する。しかもオリンピックの真っ直中にである。
もうこの反日が国是の気が狂った隣国とは人的、経済的な交流を一切断つ以外無い。
ウエスタンシャツのスナップ釦付け
お盆の期間中も通常営業しております(火曜定休)。
店頭はまだまだ夏物の実売時期ですが、メーカーからはお盆休みの直前に出荷された秋物が届いており、順次撮影してアップロードしていきます。
自店で展開している長袖ウエスタンシャツも釦付けが完了したものから店頭に出していきます。
内装工事DIYにて進行中
3月の店舗改装後に、汎用品のカーペット材を買ってきてDIYで敷きつめたフィッティングルームの床。
それなりに仕上がってはいたが、どうも地味すぎてもの足りない。そこそこ単価の張るジーンズの試着をしていただくスペースとしては、もう少し高級感がほしい。
たまたま他の用途で手に入れていた砂岩調の磁器タイルをあてがってみたら使えそうなので、この際張り替えることにした。

画像1/汎用品のループカーペットを裁断して敷き詰めたフィッティングルームの床。境目はアルミ製の縁材をカットしてネジ止めした。

画像2/33センチ角の輸入物の磁器タイル。手前の左右と奥の一列は床にあわせてカットしなければならない。厚みがあるのでサンダーを使った。

画像3/ループカーペットをバリバリとはがし、タイル用の接着剤で寸法通りカットしたタイルを接着。

画像4/水で練った目地材をゴムベラで詰めていく。

画像5/はみ出した目地材を拭き取り、アルミプレートは再利用して完成。
ショルダーバッグ完成
先月末にオーダーいただいたショルダーバッグ、本体にレザーのストラップを取り付けて完成です。

画像1/本体とストラップを留めるのは銅無垢のリベット。これは馬具用のもので、ワッシャーを通した状態で先端を叩いて潰していきます。

画像2/ピンの先端が潰れて広がり、ワッシャーと一体化してがっちり固定します。バリが残ると危険なので注意深く仕上げます。この打ち抜きリベットが進化したものがジーンズのポケット口に採用されています。

画像3/革のボタンは鹿ヒモで蓋に縛り付け。外ポケット下部から出ている鹿ヒモを巻き付けて蓋を固定します。

画像4/お客様の体格に合わせストラップはサンプル品より2センチ長く取りました。
ショルダーバッグ鋭意製作中
製作中のショルダーバッグ、やっと本体は仕上げ段階まできました。

画像1/中央のジッパー開きのすぐ下に外ポケットを付けます。先にレザーで作った蓋を縫い付け、その下にマチ入りのポケットを叩き付けていきます。ポケットは長財布がすっぽり入る大きさで裁断しています。ポケットの底の部分にはあらかじめ鹿ヒモを通すホールを付けてあります。

画像2/本体の外回りを縫いますが、ジッパーを開けた状態で、中表にして地縫いします。

画像3/仕上げの時に縫い代がゴロつかないようアールの部分は短くカットしておきます。

画像4/外回りが縫われて袋状になっていますので、ジッパーの開きから手を入れて表裏をひっくり返します。

画像5/表に返した外回りをプレスし、コバステッチを入れて本体の完成です。
スタッズ加工
まだ新しいレッドウイングのエンジニアブーツを二本爪のスタッズで意匠します。
いつもは履き口周りにも打ち込みますが、今回はそれをやめ、かわりにシャフトの前面中央に円形に配して打ち込みます。ストラップと円の中央ポイントにはクリアブルーのスタッズを選択していただきました。
昨日のニュースより
解散「近いうち」は確約と認識=自民党総裁

自民党の谷垣禎一総裁は8日夜、野田佳彦首相(民主党代表)と会談し、一体改革関連法案は速やかに成立させること、関連法案が成立した暁には「近いうちに」国民の信を問うことで合意したことを明らかにした。
解散時期の表現を民主党が修正し「近いうち」としたことを「極めて重い言葉だ」とし、「近いうちに」との文言修正は、解散の確約と受け止めると評価した。この結果、内閣不信任決議案や首相問責決議案は「当面、出さない」と明言。中小野党提案の内閣不信任案などの採決では否決に協力する考えを示唆した。
(以上引用)

谷垣さんのたよりない顔つきは、それだけで野党の党首として失格ではないか。
人柄の良さと調整能力だけで微妙なパワーバランスの上に立って党首をしているが、ほとんど覇気が感じられない。
一方すでに民主党は死に体になっており、早晩空中分解する。あんな連中は次の選挙で全員討ち死にすれば良いのだ。
私の目下の関心事は、平沼赳夫さん率いるたちあがれ日本がどこまで票を伸ばせるかということと、国士・西村真悟前衆院議員が国政復帰出来るかどうかということぐらいである。
ショルダーバッグ鋭意製作中
ワンオフ製作中のショルダーバッグ、レザーパーツの製作に入っています。

画像上/すべてのレザーパーツは裏面の毛羽立ちを抑えるために糊をうって磨きをかけます。

画像中/従来中央に来るボタンは鹿の角を輪切りにしたものを使用していましたが、あまりウエスタン寄りにしたくないというお客様の御要望で、厚革をカットしたものをボタンの形に成形します。

画像下/ヌメ革のストラップに製作年月、お客様のお名前を刻印します。
スコードロンパッチ完成
VC-79のレザーパッチの仕上げです。

画像上/色を入れ終わった状態。

画像中/濃色でクッキリとラインを入れて絵が完成したらまわりをカットしていきます。毛羽を落とすために部分的にサンダーも使用。

画像下/パッチ完成。
ショルダーバッグ鋭意製作中
ワンオフ製作中の半月型のショルダーバッグ、型紙にあわせてパーツを裁断し縫い合わせていきます。
今日のところはジッパーの取り付けです。

画像1/本体のハンプは(わ断ち)といって上辺に来る部分は接ぎ目無しです。この部分にジッパーを取り付けるための開きを作ります。

画像2/本体と、見返しとなる短冊に切った生地を中表にして縫い合わせ。ジッパーが収まる開きの寸法(240ミリ×8ミリ)の長方形にステッチを入れる。

画像3/中央にハサミを入れ、角部は矢羽根に切り込みを入れる。

画像4/中表に縫い付けた見返しを切り込みから裏側にひっくり返し、アイロンで成形すると生地の中央部に240ミリ×8ミリの開口部が出来る。

画像5/開口部の裏からにジッパーをおさめてコバステッチで固定する。
ビュイック始末記(自動車検査編)
今回は車両引き取りから車検を通して納車されるまで丸々二ヶ月もかかってしまった。
リアの足まわりの整備の他、ラジエターも寿命が近づいていたようで、取り外してレストアされて戻ってきた。さらに以前、ヘッドライトのスイッチの台座が破損して、応急的に接着剤でダッシュパネルに固定するという荒技でしのいできたが、ここは古いカマロのパーツをうまく加工して全く違和感無く修理してくれている。こういうところが古い車を扱い慣れたプロフェッショナルの仕事である。
ガレージ井口さんは、海外からパーツを購入することなどまず無かった時代からアメ車整備に携わっていて、手元にパーツが無ければ他車のパーツを流用するのはお手のものなのだ。こういうのはパーツをマニュアル通りに交換する車両整備とは全く違う能力が必要なのは言うまでもない。
最近はアメ車のみならずフェラーリやランボルギーニといったスーパーカーの修理も請け負っていて、とっても忙しそうにしている。これらはおそろしく整備性が悪く、手間がかかって仕方がないと言っていた。さすがイタリア人の作った車である。後先のことをきちんと考えない民族的性格がこんなところにもいかんなく発揮されているのだ。

画像2/ショックアブソーバーは黒塗りのモンローのものに替えられた。

画像3/コアが新品交換され、キャップも新しくなったラジエター。

画像4/一番手前がヘッドライトのスイッチ。この台座部分はカマロのもの。形状はほとんど変わらない。もともと付いていたものはプラスチックに真空鍍金されていたが、これはアンチモニに鍍金されており丈夫そう。
パッチ縫い付け
名古屋市のお客様から持ち込まれたA-2とレザーパッチはRRL製。
アメリカンビンテージをモチーフにしたハイエンドな商品を展開するメーカーですが、A-2まで製作しているのは知りませんでした。
プリントの革パッチは縁がパイピングになっており、革の厚みが増すため、若干針が進みにくいようです。
クロコインレイバックル
ファニーの本社ショールームにあった包み(くるみ)の革製バックル。
スポット生産でカタログ掲載もされていない商品です。
アルミの芯材をサンドイッチするように縫い合わされたバックルは、ウエスタンのアイテムとして目新しいものではありません。ただこの製品は中心部に繊細なミシンワークでクロコダイルの革がインレイされ、その真ん中にはコンチョを取り付けられるように穴が開いています。
このバックルを注文されたお客様からは、これに合わせたラティーゴレザーのベルトもオーダーいただきました。コンチョは店頭のストックより、フィリグリータイプをお選びいただき、セットしての納品です。

参考価格/バックル10500円+ベルト8000円+コンチョ1500円
セブンアップス
これも最近リリースされた70年代の作品。セブンアップスとは、懲役7年以上に相当する重大な犯罪捜査専門に編成された警察内のチームのこと。
ダーティ・ハリーは一匹狼だが、こちらはチーム全員が荒くれで、捜査のためなら法を犯す事など何とも思っていない。主演のロイ・シャイダーは「ジョーズ」の警察署長役で誰もが知るベテラン俳優。幼なじみの内通者(トニー・ロー・ビアンコ)から得ていた情報をもとに捜査を進めていたが、その過程で仲間の一人が撃ち殺されてしまう。怒りのままに猟犬のように犯人を追いつめる勧善懲悪のストーリー。
マッスルカー(ポンティアックのマイナー車種)を使ったカーアクションは「ブリット」に比べても遜色は無い。銃撃シーンは多いわけではないが、犯人が使う極端に短く切り詰められたショットガンはいかにも恐ろしげである。わるものの一人でジョー・スピネルが出演しているが、この人はこの前後「ゴッド・ファーザー」の1と2でコルレオーネのヒットマン役でも出演している。他にも出演作品は多いが、いつも犯罪者の役ばかりである。夏ミカンのような凸凹の顔をしているのでわかりやすい。
ラストシーンまで一直線で、ストーリーには特にヒネリも無いのが残念だが、この時代の雰囲気というか空気がとっても懐かしい一作。