2012年5月

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本日の修理品
以前お買い上げいただいたシュガーケーンのジーンズの修理品が入りました。
チェーンステッチの下糸が糸切れし、縫い始め方向に20センチあまり糸抜けしています。
この状態ではすぐに三つ折りがひらいてしまい、裾線が地面にすってしまいます。
これはビンテージジーンズに精通した人はご存知のように、この縫製では頻繁に起こる事なのです。チェーンステッチ(環縫い)はそもそもそういう仕上げで、セメント袋の口と同様、一カ所の切れ目から伝線するようにほころんでいきます。それが問題になったからこそ、現代のジーンズでは化繊糸によるシングルミシン(地縫い)が主流になったのですから。
したがってビンテージに準じた綿糸でのチェーンステッチでは、当時のジーンズ同様の問題が宿命的におこります(当店では縫い代端を補強した上でお渡ししてはいますが…)。
今回は表側の綿糸のステッチがきれいに残っているので、裾上げし直すことはせず、オレンジのステッチのコバにネイビーの細番手の綿糸で落としミシンを入れ、補強するだけにしておきます。
これで充分保たせることが出来ます。
本格的に直すにはステッチをすべて抜いた上(糸切れしているのは左足だけですが、綿糸が退色しているので巻き直すとなれば両方共になります)で、もう一度チェーンミシンにかけますが、そこまでの必要は無いと判断しました。
パッチ製作…つづき
ストップライトさんの一つ目スカルのパッチ製作は仕上げ段階です。

画像上/稲光の後ろに抜ける部分を先に縫い付け、次にスカル本体を縫い付ける。この段階では稲光の前側は上にはねておく。スカルの目の奥が赤色なのは依頼者の希望。

画像中/縫い止まりの糸はすべて裏側に引き出して玉結び。

画像下/全体を縫い付けた後に稲光の出っ張りに合わせて外回りをカット。裁ち端は同色でリタッチする。この部分は先にカットしてしまうと稲光のパーツを乗せた時に誤差が出やすいのでこの手順とした。
修理完了/レッドウイング(外部委託)
先週、修理で北陸の業者へ発送したエンジニアブーツ2268が早くも返送されてきた。
ちぎれていた履き口の左右ストラップは別革で作り直され、致命傷だったシャフトの後ろ側のパンクも八方ミシンで縫い込まれて塞がれた。
これでこの先何年かはバイク乗りのオーナーさんに履き続けてもらうことができる。
それにしても今回の対応は早かった。

各々修理前と修理後。
本日の修理品
このベルトは、お客様ご自身でサイズ穴を先端側に2つ開け直していますが、穴が等間隔ではなく、ポンチの形状も違っているので正確に開け直してほしいとのことです。
一度急激に太ったものの、今は体重が戻って元々の穴で間に合っているという事。
一度開けた穴は元通りにはなりませんが、木材加工のダボ打ちの要領でごまかす事は出来ます。

画像1/不規則に開いている穴を再度大きめの丸ポンチで開け直し。

画像2/用意した別革に同じポンチで穴を開け、これをダボとして使用します。

画像3/接着剤を付けて穴に押し込み。

画像4/完全に乾いた後、等間隔(2,5センチ)の位置で長穴のポンチで開け直しして完了。
パッチ製作…つづき
代官山のストップライトさんの一つ目スカルのパッチ製作の続きです。

画像上/薄革から切り抜いたスカルに着色をしていく。

画像下/目の部分から後ろに抜ける稲光は青色で着色。どういう手順で縫い付け作業するか思案中。先が鋭角になった稲光はコバを縫い込んでいくのが難しい。

今週の作業はここまで。ひとまず別の案件に移り、仕上げは来週の予定。
お花畑拡大計画
お花畑と言っても社民党の党勢拡大計画のことではない。
当店の全面開花となったメキシコ万年草の移植計画である。
今日も香りに引き付けられ、たくさんの蜜蜂がブイブイと飛び回っている。
この際なので今まで名も知らぬツル科の植物が生い茂っていたデッキの下部分(若干日当りが悪い)にもこの花畑を延長しようと考えた。
このツルは当店が植えたわけではなく、お隣さんの庭から越境してきたもので、いつのまにかビッシリ根付いてしまったのだ。
これはこれで雰囲気は悪くないので放っておいたのだが、今回の外構工事を機に見直すことにした。柔らかい盛り土から根っこごと引き抜いていくと、たちまちゴミ袋一杯になってしまう。
そのあとへ大きく伸びた万年草の茎をポキポキと折り取って挿し芽してやった。
本当は開花時期の前にやった方が良かったと思うが、たぶんこれでもすぐに根付いて来年には立派な花壇になるであろう。

画像上/盛大に咲き乱れている万年草。

画像中/正面左側のデッキの下に挿し芽していく。

画像下/デッキの下で作業を見守る黒猫(注・当店の飼い猫にあらず)。
パッチ製作
横浜の方からの依頼でA-2に縫い付けるレザーパッチを製作しますが、こういった依頼内容には初めて対応します。
代官山のシルバーショップ『ストップライト』さんのステッカーを元に、トレードマークの一つ目スカルをパッチワークで製作します(ストップライト・高山氏了承済み)。
お持ち込みのA-2本体に腕章、刻印済みのネームプレートも同時に縫い付けを行います。
資料として送っていただいたステッカーはサイズが小さいですが、拡大して通常のスコードロンパッチ並みの大きさで製作します。

画像上/台座となるヌメ革を裁断。STOP LIGHTのロゴから下の円形部分を製作する。

画像中/下地を白で塗り、乾いた後に色を塗っていく。

画像下/スカルと稲光は別革で裁断し、着色した上で台座に縫い合わせる。
本日のニュースより
2億円突破、件数も1万7千件に 

東京都が尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入計画をめぐり4月27日に開設した購入資金の寄付金口座への入金が、7日までの11日間で計2億円を超えたことが、8日の都の集計で分かった。
7日までの入金は計2億2789万8890円。件数も1万7752件と、一気に1万5千件を超えた。1日時点では5428件の計7600万7211円、2日時点は9349件の計1億2535万1220円だった。都は尖閣の魚釣、北小島、南小島の購入を計画。所有者は国と来年3月まで賃借契約を結んでおり、石原慎太郎知事は都議会に6月にも説明、12月に購入議案を提案するとみられる。
(以上引用)

実に気分の良いニュースである。
私も月初にわずかばかりのカンパをさせていただいたが、その時点ですでに6千万円超の寄付金が集まっていた。
ただ、こんな重要度の高い事柄をマスコミが積極的に取り上げようとせず、フォローの記事も産経を除いてほとんど無かったようだ。朝日新聞などは意図的にスルーしているに違いない。
尻すぼみにならなければ良いがと思っていたが、杞憂であった。
金額の多寡もあるが、これでカウントされる人数も重要で、多ければ多いほど中国に対する強いメッセージとなる。
ついでだから以下に寄付金の入金先を記しておこう。

みずほ銀行東京都庁出張所(店番号777)・普通口座1053860「東京都尖閣諸島寄附金」
本日の修理品/レッドウイング(外部委託)
修理でお預かりした20年モノのレッドウイング、エンジニアブーツ2268。
ここまで履いたか…というほどの激しい壊れ方である。致命傷はシャフトの後ろ側のステッチが大きくほつれて中の足が覗けるほどに開いているところ。上端のストラップも付けの部分でちぎれている。
これを縫い直すには八方ミシンという下糸側が象の鼻のように伸びた筒物専用の特殊ミシンが必要になる。当店では対応不可能なので、このミシンを持っている北陸の修理業者へ委託することになった。欠損したストラップは質感の近い革を見つくろって作り直す予定。

このエンジニアブーツは今も同型で販売されているが(現在当店では扱っていない)、この当時は非常に人気があり、かつ入手が難しいものだった。知多半島で取り扱いをしていたのは当店だけだったと思う。当時はミドリ安全靴が輸入代理店であったが入荷状況が良くなく、確保するのが大変だったのだ。入荷すれば必ず売れる商品で、年間100足以上は販売していた。しかしこの異常な人気は犯罪まで誘発し、このブーツを履いている子をねらって路上でブーツを取り上げる追いはぎのようなレッドウイング狩りまでおこったのである。
そんななかで当店でもレッドウイングの窃盗事件が発生した。
当時は現在地よりも北の半田高校近くで営業していたのだが、営業時間中に時間差で入ってきた二組が展示してあるブーツをひっつかんで走りだし、通りの向こうで待たせておいたバイクに飛び乗って逃げるというひったくりの様な手口だった。
すぐに通報し、かけつけた警察と共に付近を捜査したものの見失ってしまった。
被害届を出した後、おそらく近隣の人間だろうということであらゆるネットワークで情報集めを開始すると、ほどなく確度の高い情報を提供してくれた人がおり、人相、特徴などこちらで可能な限り当たりをつけた上であらためて警察に出向いた。現行犯で捕まえられなかったケースでは警察は動こうともしないが、情報提供者の協力もあり、一週間ほどで1人目を逮捕し、芋づる式に高校生を含む残り3人も逮捕に至った。
全員が知多郡美浜町河和周辺の未成年者であった。ところが被害品(ブーツ6足他)を警察が押収したものの、手をつけているのでもう商品にはならない。全員から商品代を回収しなければならないがこれが実に面倒だった。全員未成年であったため、バカげた少年法に阻まれて満足な情報すら入手するのが困難だったのだ。こちらは被害を受けた当事者なのにである。
警察は刑事事件が片付けば民事にはタッチしない。しかしそれでは金銭的にやられ損になってしまう。こちらから何度も警察暑に出向いて情報を貰い、保護者に連絡して弁償を掛け合うも、やはり犯罪者を育てあげるだけあってそれなりのレベルである。責任を他の子になすり付けるのは当たり前で常識が全く通用しない。居直って癇癪を起こし、こちらに向かって暴言を吐くキチガイみたいなのもいた。真摯な謝罪などもちろんあるわけが無い。やっとのことで被害金を回収したが、あまりにも悪質ではらわたが煮えくり返ったので、その後長らく店頭に実名と住所を掲示してやった。警察からはそういうことは困りますと言われたが、それでこちらが罰せられるようなことは実際には無いのでかまわず公開し続けてやった。
結果的にだが、意外な効果で客質がずいぶんと良くなり、窃盗被害はそれ以後全くと言っていいほど無くなった。防犯カメラなどよりはるかに予防効果がある。深刻な窃盗被害に泣かされている同業他社さんにも本気でお奨めしたいぐらいだ。犯人が成人であれ未成年であれ、被害回復もままならない現状で、犯罪者の人権を被害者が考慮してやる必要などさらさら無いと考えている。
書いているうちにまたムカついてきたので、当時の資料から名前を公開しよう。この犯罪者たちはもう30代後半〜40位になっているはずだ。もしかしたらバカの習わしで昔の不良自慢とかしてるかもしれないが、一日1000件以上アクセスがある当ホームページで一挙に地域のみなさんに知ってもらおう。
盗人許すまじ。

知多郡美浜町新浦戸 長谷川勝成(通名)こと金勝成

知多郡美浜町 浜本アキノリ

知多郡美浜町布土 大木雅也

知多郡美浜町北方 畠ユウサク→ガレージハタ

犯罪情報の共有は地域防衛にも役立ちます。拡散・転載ご自由にどうぞ!
ウエスタンシャツ着丈つめ
連休中にお預かりした修理品を順次仕上げています。
この二点は以前お買い上げいただいたシュガーケーンのウエスタンシャツですが、現在の型紙に比べるとワンサイズ以上着丈が長くなっています。
本来のウエスタンシャツに近いのですが、裾を出して着用するにはいささか長過ぎるのです。

各々修正前と修正後。
パッチ付け直し
今回のようなケースはあまり対応したことがありません。
すでにA-2に縫い付けられているレザーパッチを一旦外して、同じ位置に再度付け直してほしいという依頼です。
要するにステッチ目が揃っておらず、糸も適したものが使われていないということです。
オーナーはこの状態で中古購入されたようで、A-2本体もハンドメイドのパッチも素晴らしい製品ですが、縫い付けが雑な上にテグスのような透明のフィラメント糸が使われているのを何とかしたいということです。
パッチを取り外し、下穴を開け直しますが、元の穴が出来るだけ目立たないようヘラでコバを押さえ込んでやります。縫い直しは30番糸を使用し、上糸はコバの色に合わせ生成り色、裏に抜ける下糸は茶系を使います。

画像1/テグスのような透明の糸で縫い付けられた状態。所々コバからはみ出している。この糸は帽子にエンブレムを付ける時などに使われるもの。

画像2、3/取り外した跡はボディにも残るので、極力この跡を追いながら付け直しする。

画像4/作業完了。
スナップボタン交換
ファニーのコインケース(上)をお買い上げいただいたお客様のご要望は、今まで使っていた製品(下)に付いているスマイルマークのスナップ(ネジ止め)に付け替えたいというもの。
ファニーの5セントイミテーションのスナップはカシメ打ちで固定されており、基本的には交換出来なくなっています。そこで一体化している5セントスナップは軸を削って取り外す必要があります。
外した後の軸穴の径もポスト(ネジ山)に合わせてポンチで開け直し、スマイルマークのコンチョをセットしてみます。軸穴に収まるポストがわずかに長いのでヤスリで調整し、スナップ(メス)を挟んで裏からネジで固定します。
規格の異なる社外品への交換は現物合わせで微調整が必要なのです。
本日の修理品
持ち込みでチェーンステッチでの裾上げ依頼です。
メンズ物には珍しくポリウレタン混の素材で、いわゆるストレッチデニムです。
サイドシームは耳を使っていますが、おそらくダブル幅の生地のはずなので、これはデザインとしての耳使いということでしょう。
いにしえの力織機で織るデニムは、わずか70センチほどの幅のため、裁断効率を優先して生地の耳を使いますが、現代の織機で織る広幅生地では本来その必要はありません。
作業手順は同じですが、ストレッチ素材は扱いにくく、きれいに裾上げするのは意外に難しいのです。
ミシンをかける際に、若干生地を追い込み気味に送り込んでやらないと仕上がりで伸びて波打ってしまいます。
ステッチで裾線を縫い縮めていくようなイメージで作業をしていきます。

画像上/縫い代を残し裾をカット。この段階ですでに裾線が伸びてしまう。

画像中/少しイセ込み気味に縫製。

画像下/作業完了。
満開
黄色い小さな花が満開となったメキシコ万年草。
以前は砂地だったところにも移植して花畑になった。
本日の修理品
続けてキーホルダーのナスカン交換に対応します。
これはずいぶん前にお買い上げいただいたもので、ナスカンの付け部分が摩耗して抜けてしまった状態です。これにもワンウェイスナップが採用されていますが、ナスカン交換するためにメスのほうを削って取り外さねばなりません。新品のナスカンを挟み込んでスナップも新しいパーツで打ち直します。
当店では常時各サイズに合わせたパーツをストックしておりますので、即日対応出来ます。

*当店で販売した商品以外はお断りする場合がございます。

画像上/ナスカンが破損したキーホルダーと新品の対応パーツ。

画像中/スナップ中央のポストを削り落して取り外し。

画像下/交換完了。
本日の修理品
ファニーがこの携帯ホルスターやライダースウォレット(キーホルダー側のみ)に使用しているワンウェイスナップは、その名の通り片側に向かってのみ開閉出来るようになっています。
これは非常に優れた機能で、装着状態で身体を動かした時のスナップ外れを防止しているのです。
修理品はそのワンウェイスナップの具合が悪く、閉じた状態にすると正しい方向に開いても外すことが出来なくなっています。
実は当店で販売したものではなく、大阪のファニー直営店で最近ご購入された商品ということで、本来なら初期不良で販売店で対応するケースなのですが、こちらで代って対応します。
よく見ると本体側(オス側)のリムに若干変形が見られますので、この際上下のパーツを新品にて打ち直します。
スナップ(オス側)はホルスター本体の中心に打ち込まれているため、完成品の状態での取り外しと打ち直しはそれほど簡単ではありません。

画像上/ワンウェイスナップの上下パーツ。

画像中/本体側(オス側)のパーツ打ち直し。

画像下/修理完了。スムーズに開閉出来ます。
本日の修理品
かなり傷みが進んで崩壊間近といった状態のレプリカものの修理品です。
数年前に一度全体にリペアしていますが、今回はライダースウォレットをおさめる左ポケットが大きくパンクしているので修復します。
ここまでの状態のものを直すがどうかということになると、オーナーの思い入れ次第です。
もうとっくに耐用年数を過ぎており、あちこち修理を繰り返していれば修理代も嵩むことになります。
しかし濃紺の状態からここまで育て上げてきたデニムの風合いは、加工物では出せない魅力があるのも確かなのです。

画像1/ポケットの底が抜けている状態。主にバイクの乗車時に着用。

画像2/ポケット外回りのステッチをはずしてリペア出来る状態にする。ポケット口左右には隠しリベットが打ち込まれているのでギリギリの位置まで解体。外したあとはインディゴブルーが残っている。

画像3/ライトオンスの耳付きデニムで裏打ち。穴の空いた部分には意匠のプリント生地を挟み込んでタタいていく。

画像4/完成。
本日のニュースより
瀬戸内寂聴さんハンスト参加 怒りあらわ「何を考えているのか」 

作家の瀬戸内寂聴さん(89)が2日朝、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に抗議して東京・霞が関の経済産業省前で行われているハンガーストライキに加わった。瀬戸内さんは作家の沢地久枝さん(81)やルポライターの鎌田慧さん(73)らとともに、日没までハンストに参加。再稼働反対と印刷された鉢巻きを法衣につけて「90年生きてきて今ほど悪い日本はありません。このままの日本を若者に渡せない」と語り、再稼働に向けた政府の動きについては「何を考えているのか。不思議なことをすると思った」と怒りをあらわにした。瀬戸内さんは東京電力福島第1原発で事故が発生して以降、講演や著作などで脱原発を訴え続けている。
(以上引用)

このバアさんは昔から何でも自己宣伝のネタにしてしまい、大キライだ。
大体、袈裟を掛けてマスコミに出てくる人間でマトモなのを見た事がない。
当面日本に暮らす以上は原発の恩恵を受けるのだから、それが嫌なら即身仏になるまでハンガーストを続けてみたらいかがだろうか。
枕木上にて
仮置きした枕木の上で悠然と寝転がり、なわばりを主張する黒猫(注・当店の飼い猫にあらず)。
昨年の8月に入り込んできた時はほっそりした子猫だったが、今やでっぷりと太ってすっかり貫禄がついた。
続・枕木調達
先週、アプローチに敷き詰める枕木を必要数の半分引き取って来たが、過酷な重労働であった旨、ブログに書き込んだところ、お客様からありがたいお申し出があった。
その方が普段仕事で使うユニック車で引き取りに同行してくれるというのだ。
願ってもないことである。
ご好意に甘え、すぐに碧南市にある材料屋に連絡し、本日の午前中に引き取りに行った。
碧南市までの道のりは(セントレア)空港がらみで着々と整備が進み、当店からは海底トンネル経由で20分ほどである。海を隔てた西三河とも本当に近くなったものだ。
残り10本を購入し、すぐに取って返すと、店舗西側のデッキに積み上げた。
一本が50キロ余りある枕木も、10本まとめた状態であっさりと吊り上げ、拍子抜けするほど簡単に作業が完了した。
さすが外構工事の本職は手慣れたものだ。
これでアプローチ製作のメインの材料は揃ったので、あまり気温が上がらないうちに施工にかかるつもりである。

画像上/ユニックを操作するお客様。