2012年2月

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パッチ縫い付け
下絵段階のパッチはひとまず置いて、他の作業を集中しておこなっていきます。

画像1、2/ピンナップガールのペイントパッチをレザーベストに縫い付け。外まわりが鋭角的なためミシンの切り替えが多く、慎重に手送りで縫っていきます。

画像3、4/A-2に新作の刺繍パッチを縫い付け。これは以前にもお取引いただいた佐賀県のお客様の依頼。
パッチ製作…つづき
画像上/粗断ちした状態でパッチの背景となるボカシの部分を入れる。念のため定着液を塗布。

画像中/充分に乾いた後、鶴の絵柄を模写。

画像下/これは別の案件で同時進行している縫い付け用のペイントパッチ。これもヌメ革に染料系で描いたもの。これを製作したのはずいぶん昔で、こういったピンナップガールを描いたレザーパッチを背中に縫い付け、絵文字等は直描きするというパターンのものを製作していた。今回はフライトジャケットではなくレザーベストに縫い付け予定で、スポンジで定着液を塗る。
パッチ製作
今回はお客様からメールで送っていただいた画像をもとに、手描きのレザーパッチを製作します。
鶴が飛んでいる図柄はやわらかな色調でハワイアンシャツのプリントの様。
難しいのは背景のグラデーションで、どう仕上げようか迷った挙句、下地処理をせずにヌメ革に刷毛でボカシを入れて描くことにした。その後、鶴の絵柄をペイントする予定。

画像上/ボカシ塗装をするため出来るだけ銀面のきれいな革を選択。やや厚みがあったので粗裁ちしてから革漉き機で薄くする。

画像下/色を入れる前に全体を湿らせておく。
実物N-3B、N-2B販売します
店舗改装に伴って、以前に壁面のかなりの面積を占めてきた当時モノの展示スペースが確保出来なくなりました。
そこで年式と型ごとに整理し、ダブっているものを販売いたします。
いずれも着用に支障無いコンディションですが、すべて40〜50年前の中古品ですので原状渡しで、基本的に修理対応はいたしません。
興味のある方は店頭にてお問い合わせください。

N-3B
6279F サイズS 28000円(画像)
6279F サイズM 28000円
6279G サイズL 28000円
6279H サイズM 28000円
N-2B
6278E サイズM 28000円
6278F サイズS 18000円
クロコ・オーバーレイ
昨日の続きです。
脇の前後に型押しのウイングチップを縫い付けた後、革ヒモを通す為の穴を開け直し。
革の厚みが増したため、ハトメ金具を打ち付ける事とした。

画像上/ハトメの外径に合わせたポンチで穴開け。

画像中/以前ファニーがライダースワレットに使用していたハトメパーツを流用。スチール製でガッチリ革を挟み、抜けの問題が出にくい。ホームセンターで売られている様なハトメは強度がなくてすぐに変形してしまう。

画像下/完成後、革ヒモを通した状態。
クロコ・オーバーレイ
夕方からはルーティンワークのデニム修理をサクサクと仕上げ、次の案件に。
一枚革のレザーベストの脇部分に、クロコ(型押し)の別革をデザインとして縫い付けるというもの。
脇は革ヒモで前後を留めるようになっているため、デザイン部分を縫い付けた後で穴を開け直す。
ウィングチップのようなアールをつけた形状で型紙を製作した。
この型押し革は牛革だが、ギラギラしたクロコダイルの表情を上手く模している。
本物のクロコ革はミシン針の先が柔らかい部分に逃げてしまうため縫いにくいが、その点牛革は安定していて加工も容易である。
旭日パッチ完成
昨日取りかかった日本軍旗のレザーパッチの仕上げです。

画像上/ベースの白く着色した革の上に赤い革で抜いたパーツを乗せて重ね縫い。

画像中/旭光の部分はあらかじめ大きめにつくり、最後に端をカット。

画像下/完成。
旭日パッチ鋭意製作中
お客様のご要望で上腕に縫い付けるパッチをワンオフ製作。
今回は革の上に革を重ねる手法での製作です。星条旗の図柄はいくつもやりましたが、日本軍旗である旭日旗のリクエストは初めてです(たぶん最初で最後)。

画像1/背景となる白い部分はヌメ革を顔料で着色。

画像2、3/赤いソフトレザーを旭光の形に切り抜く。

おまけ/雨上がりに差し込む日差しを浴びて、大きく伸びをする黒猫(注・当店の飼い猫にあらず)。

*そういえば反日を社是とする朝日新聞の社旗もなぜかこのデザインだったwww
いただきもの
先日、ブログで木工事の際に借り受けて初めて使ったトリマーの事をちょろっと記載したが、今日、それを読んだお客様からマキタ製の新品のトリマーをプレゼントされた。
別売りの各種ビットも付いた高級品のフルセットである。
…これは嬉しい!
これ一台で、ディスプレイで使用する木製什器の意匠がほとんどできてしまう。
使い方さえマスターすれば、現在進行形の店舗作りにおおいに役立つのは間違いない。
仕事の域を超え、半ば趣味化した店づくりにますます熱が入りそうである。
本日のニュースより
河村市長、南京発言撤回せず 重ねて「大虐殺無かった」

名古屋市の河村たかし市長が「南京事件は無かったのではないか」と発言した問題で、中国・南京市政府が名古屋市との公の交流を当面停止すると発表したことを受け、河村市長は22日、記者会見を開き、「いわゆる大虐殺は無かったのではないか。発言は撤回しない」と持論を重ねた。
(以上引用)

河村市長全面支持!
撤回などする必要はさらさら無い。
南京大虐殺の虚構性はすでにさんざん取り上げられているし、証拠写真とされるものもすべて合成だったり出所不明であり、中共のプロパガンダに違いない。
わかっていても政治家で口にする人は少ないし、まして南京市の幹部に面と向かって言い放つとなればそれなりの覚悟も必要だろう。
今後も圧力に屈せずに頑張ってほしい。
内装作業DIYにて継続中
今日は店休日だが、未だ完成とは言えない内装作業をすすめるため早朝から出勤。
改装前に巨大なエアコンの室内機が置かれていたカウンターの奥に棚を設置して利用することにした。
先日スタッコできれいに仕上げた壁面にレールを取り付け、可動式のステーで棚板を固定する。ロイヤルというメーカーのレールは中古品、ステーは新品だが、共にイエローガレージさんから余剰品をいただいた。廃材利用の棚板はあらかじめ寸法を測ってカットしてもらっておいた。
ここにはポータブルのロックミシン2台と工具類が余裕をもって収まる。
次に店内に開業当時からあってここ数年はもてあまし気味だった大きな木製ベンチ。
今回のレイアウトで不要になったらどなたか住宅事情の良い方にお譲りしようと考えていたが、結局フィッティングルームの前にピタリとおさまったのでまた利用することにした。表面のワニスが中途半端に剥離して嫌な感じだったので、駐車場に引っ張り出してサンダーでバリバリと表面を研磨した。
このような作業は休業日に当て込むことになるので、しばらくは休みが取れそうにない。

画像1/ビフォー

画像2/アフター
レールの垂直を出すために分銅を使用した。

画像3、4/すべて無垢材で組まれているためやたらと重いカントリーベンチ。座面の下にモノを収納できるようになっている。
母子殺害、元少年の死刑確定へ=犯行時18歳、上告棄却―「責任あまりに重大」

山口県光市で1999年4月に起きた母子殺害事件で殺人と強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、差し戻し控訴審で死刑を言い渡された元少年の差し戻し上告審判決で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は20日、「刑事責任はあまりにも重大で、死刑を是認せざるを得ない」と述べ、被告側上告を棄却した。元少年の死刑が確定する。
(以上引用)

ほぉ~、これはめでたい!
ここのところ忙しすぎて時事にまったく触れる機会もなかったが、このニュースを耳にしてなんだか心が和む。
ところで前法相、人権屋・平岡の職務放棄で死刑の執行はストップしたままだが、肝心の刑の執行は適時になされるだろうか?
国家が個人の報復を認めない以上、国家にはそれを代って行う責任があるのだ。

パッチ縫い付け
今日はミシン作業を集中的に。
ベースとなるジャケットも縫い付けるパッチの素材も様々で、その都度ミシンを調整しますが、微妙なところは勘に頼っているのが実際のところです。
 
画像1、2/B-15Cのモスキート部隊仕様。両腕と左胸にパッチ縫い付け。

画像3、4/M-65をベースにタクシードライバーでロバート・デ・ニーロが着用したモデルを再現。映画のパンフレットで着ているのはタンカースだが、映画の後半ではこのM-65を着用。この左袖の中に、特性のステーによって一瞬で手元に飛び出すようになったコルト・ポケットを仕込んでいた。

画像5、6/B-15Cの左胸にレザーパッチ縫い付け。ステッチ目が目立つようにとのリクエストだった為、上糸は生成りの糸を使用。

画像7、8/バズリクソンズのパッチモデルにエアフォースマークを追加で縫い付け。革のトリミングには先日入手したホースハイドを使用してみた。
ペイントパッチ完成
昨日に続いて革にペインティングしたパッチを製作。

画像1/背景となるブルーを抜いていく。

画像2/文字を浮き上がらせるために左上から光があたっているように白で縁取り。

画像3/染料で着色したヌメ革でトリミングを縫い付けて完成。

おまけ/店内のレイアウトが大きく変わったので、戸惑いながらも隅々まで巡回する黒猫(注・当店の飼い猫にあらず)。今日は午前と午後の2回来店した。

今日は改装後初の日曜日ということでたくさんの方にご来店頂き、感謝に堪えません。
店内の工事はおおむね完了していますが、ディスプレイや商品配置などはまだ改良の余地があり、様々なご意見も頂いておりますので、早急に見直しを行っていきます。
ペイントパッチ鋭意製作中
今回は、お客様の全く自由な発想に基づいてレザーパッチをワンオフ製作します。
左腕に取り付ける空章と同様のサイズで製作しますが、デザインとして漢数字を入れて塗り分けし、トリミングを取り付けます。

画像上/薄く漉いたベースのヌメ革を裁断。

画像中/下地を塗り、十分に乾いた後、漢数字の参(3)を筆書き。仕事で使うのはほとんど平筆と面相筆なので、丸筆を使うのは本当に久しぶり。

画像下/この後、文字の周りをネイビーで塗りつぶしていく。

一気に仕上げまで進めたかったが、営業再開後は雑務に追われているため中断せざるを得なかった。
パッチ縫い付け
今日も早朝出勤でこまごまとした商品陳列などを行っていたが、新着商品の検品などもあって思うようにはかどらなかった。
なかなか体制が整わないので、1月に受注しているカスタムワークにも手をつけられず。
来週から腰を据えてかかりますので、ご依頼いただいているお客様は今しばらくお待ちください。
今日のところはルーティンワークのパッチ付けを仕上げましたが、ベースは何度やっても扱い辛い羊革B-3。

画像上/取り付けるパッチは当店ストックのイーストマン社製。ミシンを使わず手刺しで刺繍された労作。

画像中/左腕には当店のエアフォースパッチを渋染したものを縫い付け。ジャケットの風合いによくマッチしている。

画像下/先月遅まきながら購入した眼鏡型ルーペ。糸調子を見ながら手送りでゆっくり縫っていく今回のような作業にはもってこい。
営業再開しつつ、陳列什器の設置をDIYで
工事業者がしっかりと作り上げてくれた器に、配置を決めた商品を陳列するための小道具を設置していく。
改装前に使用していたものを作り変えたり、特に使う予定もなく買いためていた備品を利用して演出をしていくのだ。
今日も一日、電動工具を手放せなかった。
まだしばらくは作業が続くが、明日からはオファーをいただいているパッチ製作の仕事を再開の予定。

*画像の妙な形のオブジェはスタンチョンという牧場で牛の首を固定するための道具(だったと思う)のミニチュア。昔ファニーから買い入れた。今回は柱に固定してグローブ用のラックとして利用。
本日より通常営業いたします
店舗改装のため、二週間のお休みをいただきましたが本日より通常営業しております。
まだディスプレイ等には手を入れる余地がありますが、一応お客様をお迎え出来る体制は整いました。
ご来店お待ちしております。
棚板設置
内装工事も最終段階を迎え、壁面にミラーと棚板が設置された。
棚板は複雑な壁面の凹凸に合わせて現物合わせででカットする。このあたりの造作はイエローガレージさんにすべてお任せしている。
長尺の2×10材は前後左右にはげしく反っているので継ぎ目が合わず、大変そうである。
明日は午前中にやり残した工事を終え、商品の陳列までしなければならない。
新しい商材もメーカーから届くので、なんとか棚出ししたいところだ。
構造体からの全面改装で2週間という無理矢理なスケジュールであったが、職人さんたちのおかげでほぼ予定通りに進めることができた。

☆☆☆ お知らせ ☆☆☆

1月31日(火)より2月14(火)まで店内改装のため、実店舗はお休みを頂きます。
その間WEBショップのほうは通常営業いたしますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
ベルトラック製作
壁面のスタッコ塗りも完了し、店舗制作も最終段階。
今回あらたにベルト用のラックを製作した。
材料はもちろん廃材だが、背板として採用したのは長年海の家でテーブルの天板として使用されていた無垢板。朽ち果て方がなんとも味わい深く、さすが長年潮風や日光にさらされてきただけのことはある。
明日、明後日で全ての作業を終え、水曜からの通常営業に備えなければならない。

画像1/この真鍮製の大きなL型フックはファニーさんからご提供いただいた。この規格は日本では売られていない。下穴をあけてプライヤーでねじ込む。

画像画像2、3/所々ペンキが剥がれ落ちた素敵な背板。

画像4/変わった形状のキャスターは古いアメリカ製。何かから取り外され、イエローガレージさんの工房にあったもの。

☆☆☆ お知らせ ☆☆☆

1月31日(火)より2月14(火)まで店内改装のため、実店舗はお休みを頂きます。
その間WEBショップのほうは通常営業しておりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。