2010年6月

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FUNNYフリンジトートバッグ
お客様のオーダーで、FUNNYの工場で製作したトートバッグです。
モカシン同様、FUNNY独自のオーダーメイドシステムで、店頭で革の見本を見て、パーツごとに色や革の種類を選択していただけます。今回は、本体の袋部分をベロアのターコイズブルーとし、フリンジ部分はスムースレザーのクリームを選択しました。ハンドル部分は、汚れの目立たないスムースのブラウンです。ハンドルの留め部分のコンチョはメッキのF100タイプです。
素材と配色、コンチョの組み合わせで、完全な一点モノが製作出来ます。

サイズ/タテ27センチ×ヨコ32センチ×奥行き7センチ
価格/上記製品で21600円
*ご注文より納品まで約1ヶ月半かかります。
レザーベスト完成
先週から作り始めていた試作品が完成しました。
タンニン鞣しの一枚革を裁断し、縫製はすべて当店のミシンでおこなっています。オールド・ウエストのベストによくみられる肩の切り替えから前身につけられる小さなショールカラーをつけ、前裾は水平気味にカット(ガンベルトに干渉しないためのデザインのなごり)、フロントボタンはスナップ留めとし、頭に5セントのコインを使用しました。左右にポケット付き。オレンジがかったレザーは油分をよく吸収し、フットオイルを薄く塗っただけで渋みのあるライトブラウンに変化しました。
プロトタイプとしてはまずまずの完成度です。これを基本形にフリンジやスタッズで意匠したり、コンチョで変化をつけたり出来ます。また、本体をコットンやウールのラグなどの素材で製作すれば、手頃な価格でおもしろいものが出来ると思います。
本日の修理品
FUNNYのライダースウォレットのスナップ交換です。
本品は、元々タン色だったものが経年変化し、ほとんど濃茶色に変色しています。ここまで使い込まれると、やはり金属パーツも消耗し、破損するようになります。
今回はスナップの本体側のスタッド(オス)が抜け落ちてしまいましたので、新品のパーツで打ち直しです。穴の位置にスタッドの台座を差し込んで打ち直しますが、奥まった部分にあるためジグが必要になります。同時にストラップ側のコンチョにネジ留めされているソケット(メス)も新品に交換します。
このスナップは比較的汎用性の高い、7050という規格で、衣料用にもよく用いられています。スタジアムジャンパーの前合わせや、フライトジャケットのポケット等にもこのサイズのものが使われています。ただし、複数のメーカーが生産しており、材質は様々で、真鍮にメッキしたものや、軟鉄にメッキしたもの、高強度の鉄をメッキしたものなどがあります。ソケットの中のスプリングの固さも違っていて、スタッドとソケットの材質が同じでないと、弱い方がすぐに変形して掛かりが悪くなったりします。
本日の修理品
今回はバズリクソンズの定番シャンブレーシャツの着丈つめです。
そもそもこのシャツは、裾を中に入れて着用する設定ですから、Mサイズで着丈75センチと、かなり長めにつくられています。メーカーの展示会などに行くと、社員の皆さんはきちんと裾を中に入れ、ギャリソンベルトをきっちりとしていたりしますが、ここはお客様のご要望ですから当店でリフォームします。
現代の一般的なシャツは、前後の身頃を脇で縫い合わせ、最後に裾線を三つ巻きで一周縫い上げますが、このビンテージ仕様のシャツは、先に裾始末してから前後の脇を縫い合わせてあり、脇の裾には補強のために生地の耳部分が力布として挟み込まれています。今回はこの脇部分には手を加えず、前後の身頃の裾のみカットして三つ巻きし直しました。アール部分のつながりがきちんと出れば違和感はありません。仕上がりで3センチ程短くなり、丁度ワンサイズ分短くなりました。(大きな画像はCUSTOMER SERVICE→シャツ関連でご覧下さい)
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今日のニュースより 
参院比例に杉村氏=たちあがれ日本
たちあがれ日本は3日、参院選の比例代表に、元自民党衆院議員の杉村太蔵氏(30)を擁立すると発表した。同氏は同日、自民党に離党届を提出した。
杉村氏は2005年の衆院選(比例南関東ブロック)で初当選した「小泉チルドレン」の一人。昨年の衆院選では北海道1区からの出馬を目指したが、自民党の公認を得られず、立候補を断念していた。 
(以上引用)

現在唯一の保守本流政党・たちあがれ日本がやってしまいました。…
平沼さんが反対したにもかかわらず、与謝野氏が強硬に擁立を決めたようです。
…このオッサンの政治センスの無さはもはや絶望的です。
よりにもよってこんなバカを擁立してどうしようというのか?
老人党と揶揄されてきたたちあがれ日本の若返りをはかったということなんでしょうか?
しかし…平均年齢だけじゃなく知能レベルの平均も大きく下がってしまいました。
この擁立で、かなりの票を逃がすことになるのではないでしょうか。
ビュイック始末記(自動車検査編)
静岡のガレージ井口さんにお願いしてあった整備・車検が完了し、BUICKが戻ってきました。
今回は基本メンテナンスの他に、ラジエターホース(上下)交換、ヒーターホース交換、サーモスタット交換、ウインカーバルブ交換、フュエルポンプ交換、キャブのダイヤフラム交換をおこない、大がかりな修理では、リアのドライブシャフトのガタを調整するため、はずして溶接で肉盛り、旋盤で研磨してもらいました。エンジン調整もバッチリです。
今回もしっかりとした対応をしていただき、これでまた次の車検まで安心して乗れるというものです。
エコカーブームの昨今ですが、このV8のキャブ車を買い替えようという気はさらさら無く、爺さんになっても紅葉マークを貼って乗ってやろうと思っているぐらいです。
大体、使える車を大量に廃棄処分して、一台組み上げるのに膨大なエネルギーを使うエコカーに買い替えてたらエコでもなんでもないと思いますが、産業政策としてそちらに舵を切っている以上、旧車乗りにはだんだん締め付けがキツくなります。
それでももう少し、流れに抗ってみようかとおもっています。

*アメ車ライフに興味があるという酔狂な方、乗りたいけれど不安が一杯で購入に踏み切れないという方、たいしてサポートは出来ませんが、情報提供は出来ますので、店頭でお尋ねください。