週明けからは茨城県のお客様のオーダーで、B-6とA-1のネーム製作、縫い付けにかかっています。B-6はB−3と同じ羊革のフライトジャケットですが、毛足が少し刈り取られて短く、運動性が向上しています。比較的軽いので街着としても着易いアイテムです。
ネームの刻印は任意に決めていただくのですが、今回はB.RICKSONで製作いたしました。縫い付けの際は、モーターをオフにしたミシンで手送りで縫っていきます。ムートンへの縫い付けは、機械のセッティングに時間がかかります。実際に縫う時間よりもセットしてテンションを調整する時間の方がかかるぐらいです。革製品の縫製は、布製品のようにやり直しがききません。先端が菱になった針で繊維を切り開きながらザクザク縫っていくので、穴が開いた箇所は元に戻りません。何度も縫い直しなどしていたら、切り取り線のようになって革が切れてしまいます。一発勝負の世界なのです。
ネームの刻印は任意に決めていただくのですが、今回はB.RICKSONで製作いたしました。縫い付けの際は、モーターをオフにしたミシンで手送りで縫っていきます。ムートンへの縫い付けは、機械のセッティングに時間がかかります。実際に縫う時間よりもセットしてテンションを調整する時間の方がかかるぐらいです。革製品の縫製は、布製品のようにやり直しがききません。先端が菱になった針で繊維を切り開きながらザクザク縫っていくので、穴が開いた箇所は元に戻りません。何度も縫い直しなどしていたら、切り取り線のようになって革が切れてしまいます。一発勝負の世界なのです。