ビュイック始末記(自動車検査編)

ビュイック始末記(自動車検査編)
ほんとは今日、いつも車検をお願いしている静岡のガレージ井口さんが積車で引き取りにきてくれる予定であった。
ところが昨日死にそうな声で電話があり、風邪をこじらせてしまったので一週間先送りにしてくれないかということだった。車検自体は月末まで残っているので別に何も問題はなく、了承した。
今日は気候も良いので久しぶりに市内を流しつつ、車検前に自分なりに不具合の洗い出しをすることにする。
店舗改装以来、商品の出し入れや内装資材の運び込みなど雑務がずっと続いており、便利な軽ワゴンをもっぱら使用しており、あんまりビュイックは出動の機会がないのだ。
なぜなら何にも運べないからである。
巨大なトランクの内部は換装されたポリのガソリンタンクが占拠していてスペースに余裕がない。何のためのトランクかわからないが、実用性など一顧だにしないアメ車ビルダーのなせるワザである。
ところでリアの足回りは今回の車検でしっかりと手を入れてもらう予定でいる。
どこからかエア漏れがあるモンローのショックは取り外し、ヘビーデューティタイプに交換。アクセルシャフトも新品に交換する。ついでに周辺の消耗パーツも当然交換する。
エンジン関係は特に不具合はないが、プロの目で見て向う2年保たなそうなパーツはすべて交換してもらうつもりでいる。オルタネーターは97年11月にリビルト品に交換して以来一度も交換していないのでちょっと気になっている。能力が落ちていればこれも取り替えてしまうかも。
こうして乗り続けていられるのも、古いアメ車(特にGM系)のアフターパーツが充実しているおかげで、その点は本当にありがたいと思っている。

*現代車と比べるとスカスカで整備性の良いエンジンルーム。