ビュイック始末記(電装編その参)

ビュイック始末記(電装編その参)
車検も間近なので、天気さえ良ければ近辺を走ってみて具合の悪いところはないかチェックするようにしている。
走行上大きな問題はないが、いつのまにか室内灯の一部が点灯しなくなっていた。
ヘッドライトを点けた時に同時に点灯するメーターパネルとチェンジレバーの表示灯だけが点かないのだ。
この程度は(旧車では)故障の範囲には入らないが、ざっと目視でヒューズを確認してみる。が、切れている形跡はない。球切れでもないようだ。古くなってしまった配線がどこかで断線しているようだと素人には厄介である。電気系統は下手にさわると問題を大きくしてしまうので正直私の手には負えないのだ。
一応ヒューズを外して、サンドペーパーですりすりしてはめ直してみると、あっさり回復した。
何のことはない、ただの接触不良だったようである。
ガラス管のヒューズをおさめたボックスは蓋も付いておらず、外気にさらされっぱなしで接点が酸化しやすいのだ。
うららかな春の日差しが心地良い今日この頃。
近所の桜並木の道沿いをゆっくり流すのが心地良い。花粉による影響も、なぜかこの時期だけは免れている。