スタッズベルト製作中
当店では一昨年からオリジナルアイテムとして、スタッズベルトを製作しています。
帯はしっかりと腰のあるタンニンなめしのステアハイドを使用し、バックルも真鍮のキャスト製のもので、あえてクリア処理をしていません。一般に真鍮製のバックルは、鍍金を施すか、真鍮の上にクリア塗装を施します。これは真鍮が銅と亜鉛の合金であるために、銅と革のタンニンが反応して変色するのを防ぐためです。商品として店頭展開する上でも、変色しやすいのでは売りにくいという感覚もあったとおもいます。しかし、鈍く変色した無垢モノには独特の味わいがあり、ピカピカ、キラキラしたバックルよりも、日本人の感性にはピッタリくるのではないでしょうか?
スタッズも真鍮製で二本爪(ツープロング)と呼ばれるもので、こちらはスタンダード・リベット社のものを使っています。この二本爪の打ち込みには非常に手間がかかり、二の字に開けた穴に鋲を差し込み、裏のツメを折り込んで上からプレスします。国内では専用の工具が流通しておらず、ジグを金型屋さんにたのんでつくってもらいました。打ち込みのパターンはフローラルとアローヘッドの2種で展開しています。フローラルパターンの方は後ろ中心部分にスペースがあり、スタッズでイニシャルを入れることも出来ます(別途1000〜2000円)。
ただいま年末年始に販売して欠品したサイズを製作しております。
帯はしっかりと腰のあるタンニンなめしのステアハイドを使用し、バックルも真鍮のキャスト製のもので、あえてクリア処理をしていません。一般に真鍮製のバックルは、鍍金を施すか、真鍮の上にクリア塗装を施します。これは真鍮が銅と亜鉛の合金であるために、銅と革のタンニンが反応して変色するのを防ぐためです。商品として店頭展開する上でも、変色しやすいのでは売りにくいという感覚もあったとおもいます。しかし、鈍く変色した無垢モノには独特の味わいがあり、ピカピカ、キラキラしたバックルよりも、日本人の感性にはピッタリくるのではないでしょうか?
スタッズも真鍮製で二本爪(ツープロング)と呼ばれるもので、こちらはスタンダード・リベット社のものを使っています。この二本爪の打ち込みには非常に手間がかかり、二の字に開けた穴に鋲を差し込み、裏のツメを折り込んで上からプレスします。国内では専用の工具が流通しておらず、ジグを金型屋さんにたのんでつくってもらいました。打ち込みのパターンはフローラルとアローヘッドの2種で展開しています。フローラルパターンの方は後ろ中心部分にスペースがあり、スタッズでイニシャルを入れることも出来ます(別途1000〜2000円)。
ただいま年末年始に販売して欠品したサイズを製作しております。