コア・ヤーン
少し前に当店で使わなくなった工業用の環縫いミシンをお客様が引き取って帰られたが、無事にセッティングも完了したようだ。
あり合わせの30番手の糸も付けてあったが、やはりものづくりには素材に適した糸が必要である。ということで主にバッグ用の生成りの帆布に対応出来る色と材質をサンプル帳で選んでもらい、ついでの折に糸メーカーに発注した。選択したものが割と良く使われるようで、メーカーにストックが有り、すぐに送られてきた。
かなり太めの20番手で、コア・ヤーンというポリエステルの芯に綿を巻いたものである。一見すると綿糸だが、芯がポリなので頑丈で太さが一定、染色も可能という優れものである。このコア・ヤーンは、実は多くのレプリカジーンズメーカーも縫製に採用している。頑なまでに綿100%の縫製糸にこだわるメーカーももちろん存在するが、むしろ少数派になっていると思う。
ところで環縫いミシンにはボビンが無く、上下共巻き糸が必要になる。それが業務用であるから一巻5000メーター単位になってしまう。相当たくさん縫わないと無くならないので、趣味の袋づくりなら一生これで持つんじゃないかという長さだ。しかし手芸センターなどで売られている100メーター単位のもの(画像左)と比較するとメーターあたりで30分の1以下の価格なので、相当割安には違いない。
あり合わせの30番手の糸も付けてあったが、やはりものづくりには素材に適した糸が必要である。ということで主にバッグ用の生成りの帆布に対応出来る色と材質をサンプル帳で選んでもらい、ついでの折に糸メーカーに発注した。選択したものが割と良く使われるようで、メーカーにストックが有り、すぐに送られてきた。
かなり太めの20番手で、コア・ヤーンというポリエステルの芯に綿を巻いたものである。一見すると綿糸だが、芯がポリなので頑丈で太さが一定、染色も可能という優れものである。このコア・ヤーンは、実は多くのレプリカジーンズメーカーも縫製に採用している。頑なまでに綿100%の縫製糸にこだわるメーカーももちろん存在するが、むしろ少数派になっていると思う。
ところで環縫いミシンにはボビンが無く、上下共巻き糸が必要になる。それが業務用であるから一巻5000メーター単位になってしまう。相当たくさん縫わないと無くならないので、趣味の袋づくりなら一生これで持つんじゃないかという長さだ。しかし手芸センターなどで売られている100メーター単位のもの(画像左)と比較するとメーターあたりで30分の1以下の価格なので、相当割安には違いない。