名著であるため、ご紹介
『安倍晋三回顧録』安倍晋三著 中央公論新社
政権を下りた後だからこそ語れる内容である。
戦後最長の政権を担った元総理が、インタビューに答える形で、第一次政権から第二次政権の終わりまでを語り尽くす。
聞き手となった政治評論家の橋本五郎氏は中立的なスタンスで、訊き難いことにもズバリと切り込んでいき、安倍元総理はそれに真摯に答えていく。多くの実績を残した大政治家の道程は、足を引っ張るばかりのマスコミ報道などでは正確に伝わらず、本書によって知らされることが多い。
多くの現役政治家についても率直に言及しているため、安倍氏本人の意向で出版のタイミングを先延ばしにしていたが、著者の死後に世に問う形になってしまった。文字通り粉骨砕身の政権運営で、厳しい決断の連続だった宰相の戦いは、すべての日本人が知っておくべきだろう。
内外の敵と渡り合い、強いリーダーシップを発揮した安部元総理。
我が国にとってかけがえの無い人物を、理不尽なテロで失くしたことが、あらためて悔やまれる。
*明後日21日(火曜日)は祭日のため、営業いたします(AM11:00〜PM8:00)。振替で翌22日(水曜日)はお休みをいただきますので宜しくおねがい申し上げます。
政権を下りた後だからこそ語れる内容である。
戦後最長の政権を担った元総理が、インタビューに答える形で、第一次政権から第二次政権の終わりまでを語り尽くす。
聞き手となった政治評論家の橋本五郎氏は中立的なスタンスで、訊き難いことにもズバリと切り込んでいき、安倍元総理はそれに真摯に答えていく。多くの実績を残した大政治家の道程は、足を引っ張るばかりのマスコミ報道などでは正確に伝わらず、本書によって知らされることが多い。
多くの現役政治家についても率直に言及しているため、安倍氏本人の意向で出版のタイミングを先延ばしにしていたが、著者の死後に世に問う形になってしまった。文字通り粉骨砕身の政権運営で、厳しい決断の連続だった宰相の戦いは、すべての日本人が知っておくべきだろう。
内外の敵と渡り合い、強いリーダーシップを発揮した安部元総理。
我が国にとってかけがえの無い人物を、理不尽なテロで失くしたことが、あらためて悔やまれる。
*明後日21日(火曜日)は祭日のため、営業いたします(AM11:00〜PM8:00)。振替で翌22日(水曜日)はお休みをいただきますので宜しくおねがい申し上げます。