コインケース完成

コインケース完成
10年前に試作のみでお蔵入りとなっていた馬蹄型のコインケース。
たまたま材料も揃ったタイミングで再度製品化を目指して手を付けたものの、他の業務でストップし、あっという間に二週間が過ぎていた。
前回、裁断と漉き、裏の糊打ちまでしておいたので、あとはミシン縫製で完成させる。

画像1/表裏を合わせて外回りを地縫い。太糸(8番糸)でガッチリ縫いとめる。

画像2/地縫いを覆うようにコバを鹿革でパイピングしていく。短冊に切った鹿革をカーブに沿って伸ばしながらたたきつけ。これは補強の意味もあるが、見た目と手触りをより良くするため。作業としてはやや難度が高い。

画像3/作業完了。

工程ごとに纏めて作業すれば、一日10個くらい出来そう。