タンカースリメイク

タンカースリメイク
はじめて対応するケースで、タンカースジャケットの背中のアクションプリーツを開閉しないようにたたきつけするという作業。
ベースは映画「タクシードライバー」の仕様で、パッチとステンシルが付けられたマッコイズの旧品です。実際劇中に登場するタンカースはアクションプリーツが開かない様に手が加えられていたようで、それと同様にとのご要望です。
プリーツのコバステッチの上をたたいて閉じますが、キルティングの裏地が付けられているので、部分的に取り外して上手く表地だけで縫い留めを行います。

画像1、2/ビフォー。

画像3/キルトの裏地の脇を一旦開く。

画像4/表地のアクションプリーツを折り込み、 しっかり固定した状態でコバステッチの上をたたいて閉じる。この時、裏地を縫い込まない様にミシンの下側に裏地脇の開きの部分がくるように調整しながらの作業。

画像5/キルトの裏地の穴を塞ぎ、作業完了。

タンカースはG-1のようにプリーツの内部にゴムが仕込んであって開閉するわけではなく、ただ生地が折り込んであるだけ。開きっぱなしで後ろ身頃が膨らんでしまうのを嫌って、閉じ込んだのかもしれない(想像)。タンカースは元々第二次大戦でヨーロッパに進軍した戦車兵が着用したものだが、この映画ではロバート・デニーロがベトナム戦時に着用したという設定になっている。