サスペンダーリメイク

サスペンダーリメイク
三河のお客様の依頼で、ステゥディオ・ダルチザンのトンボ式サスペンダーに手を加えます。
フロントの革帯のバックルで長さ調整をするタイプですが、体格の良いお客様では一番端の穴で留めてもややキツイということで、延長できないかとのご相談。
結局背中心の編みゴムを汎用品の長いものに交換して、要尺をかせぐことにしました。編みゴムを8センチ長くし、革帯のバックルを中心穴(5つ穴の3つ目)まで絞め込んでも、3センチほど余裕のある状態にしてあります。

画像1/ビフォー。

画像2/背中心は4センチ幅の編みゴム。右は交換用の同幅の編みゴム。

画像3/革タブに挟み込んで縫われている編みゴムを取り外し。

画像4/長い編みゴムを挟んで縫い留め。目視で元の縫い穴を拾って縫っていきます。

画像5/作業完了。