パッチ縫い付け

パッチ縫い付け
持ち込みでクーパー社のゴートスキン(山羊革)のA-2にパッチを縫い付けます。
A-2は第二次大戦後、ナイロンのL-2系に採って変わられ、それ以降軍では正式採用されていません。しかし根強い人気があったために、90年代にはウイリス&ガイガー社他が、主に山羊革を使って復刻再生産をはじめ、民間でたくさん販売されています。馬革と異なり、薄くシェリングされた山羊革は非常に軽く、柔らかで着やすい素材です。
本品にはネームプレートのベルクロを剥がしたミシン跡が残っており、それをきれいに隠すようにパッチを縫い付けました。