空自ジャンパーにベルクロ縫い付け

空自ジャンパーにベルクロ縫い付け
関東の方からご依頼いただき、航空自衛隊のパイロットジャンパーにパッチ用のベルクロを縫い付けました。
フライトジャケットでは、パッチを直に縫い付ける場合が多いですが、大きめのベルクロをボディに縫い付けておいて、裏にベルクロの付いたパッチを乗せて固定することもあります。このやり方だと後々パッチを差し替えるときには手間がかかりません。米軍のCWU系などではよく見られます。今回は右胸に1カ所、左胸に2カ所、左右の上腕部に1カ所ずつ縫い付けました。
このパイロットジャンパーはツイル地で、表がカーキ色、裏が濃紺のリバーシブル仕立てになっています。官給品ゆえに製品表示は付いていませんが、表裏とも縫製は素晴らしく、細部まできちんと縫われています。
その点、米軍関係の衣料は全体に大雑把につくられています。作業服としての縫製基準を満たしていれば充分という考えなのだとおもいます。