産経新聞に電凸

我が家で取っている産経新聞の内容が、関東圏より一日遅れである事はわかっていましたが…
その上、昨日大阪出張で立ち寄ったレストランにあった産経の朝刊の内容が、今朝のこちらの朝刊とほぼ同じで、関西圏と比べてもタイムラグがあることがわかりました。
これじゃ(新聞)のイミが無いじゃないか!
ニュースなどインターネットでいくらでも拾い読み出来る時勢に、唯一まともな新聞社としての産経の姿勢を評価して取り続けているというのに!

そこで産経新聞本社に電話してみました。
受付のおねーちゃんが取り次ぐのかと思っていたら、いきなり年配(たぶん)の男性社員が出て、お詫びとともに詳しく事情説明をしてくれました。
それによると、名古屋市中心部から南部にかけては中日新聞のシェアが圧倒的に強く、地盤の無い産経新聞は、中日新聞の集配所に相乗りして配達してもらっているとの事。中部圏で配る産経新聞は大阪で印刷しているが、中日の指定する届け時間にどうしても間に合わず、内容が翌日に繰り越されてしまうとのことです。
…あっそう。現状ではいかんともし難いワケね。…
社員の話は新聞業界のことにまで及び、優良企業の広告収入を背景に力を付けた中日新聞が東京新聞を買収した事(私は中日新聞が東京新聞の子会社だとずっと思ってました)や、某新聞社が地方でのシェアをなくして厳しい経営環境にある事(そこまでこちらから訊いた訳じゃないんですが)まで懇切丁寧に教えてくれました。
そして紙面についての意見も求められ、こちらの言う事をきちんとメモしているようで、そういうところはさすが報道機関です。
一日遅れじゃ速報性という事では話になりませんが、やはりオピニオン面や特集記事がいいので他紙に乗り換えるわけにもいきません。中部でもシェアが拡大するように努力してもらいたいもんです。