仕事の合間にワークショップ

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先日、かなり突き詰めて精度を出したつもりの革漉き機をさっそく使用して、長財布の各パーツを漉く作業をおこなった。
用意したのはタンニン鞣しの牛革で、型紙に合わせて裁断したパーツの状態で漉いていく。内部の仕切りやコインポケットなどはギリギリまで薄く漉いた上で使用する。本体はカービングを入れるため、ある程度厚みも必要で、縫い合わせ部分のみ漉き取っておくこととした。
張りのあるタンニン革は、漉きの作業によって変形する事も無く、扱いやすい。

画像1/漉き上がった各パーツ。

画像2/今回使用した型紙は2004年頃に製作したもの。左は当時製作した長財布。