本日の修理品

本日の修理品
オリゾンティ時代のドゥニームの名品、ダブルエックスタイプ。
長年穿き込んで糸切れや破れが目立ち出したものの、手を入れればまだ何年かは着用出来るレベルになります。
全体を補修しますが、まずは鳩目の糸がすべて千切れている状態のフロントボタンホールから。
この部分はドゥニームXXのウィークポイントで、オリジナルに準じた太い綿糸の鳩目ホールは、何年か穿いていると必ずと言っていい程この状態になります。
見た目としては元通りというわけにはいきませんが、カケツギできちんとボタンが留められるようになります。