綿花価格高騰につき

綿花価格高騰につき
近頃、お手頃価格を売りにする量販系衣料の綿製品が以前に比べ、ずいぶん薄くなっていることにお気付きでしょうか?
カット・ソーも布帛のYシャツもペラペラで、日の光を通してしまいそうな程。
これは薄いのがトレンドな訳ではなく(店頭でそういう説明を受けたらウソです)、原材料が高騰しているためなのです。
材料の値上がりを価格に転嫁し辛い量販の商品は、生地を薄くして低価格を維持しています。
一方で品質を維持したいメーカーは、材料コストが価格に反映されますので、どうしても値上げするという方向になります。
今年も各メーカーの秋物の商材が少しずつ入荷していますが、同様の商品で昨年よりも若干値上がりしているのは、品質重視の結果だとご理解いただきたいと思います。
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ところで東日本の震災地で、塩害に強い綿花の栽培をしようというプロジェクトがありましたが、その後どうなったんでしょうね。