今年の秋冬は…

昨日まで当地ではお祭りでしたが、天気も良く、風もなかったのは幸いでした。豪華な山車がゆっくりと引かれていくのを観ることも出来ました。
今日は一転して雨降りで、強い風まで吹いています。
休業日の明日は、秋冬物の商談で大阪まで出向くので、天気が回復してくれないときつい出張になってしまいます。
秋冬の展示会(受注会)はメーカーにもよりますが、数回に分けておこなわれることが多いと思います。明日は東洋エンタープライズの2回目の秋冬展で、200品目以上の品番のサンプル品を見て、その場で発注をしてきます。品番ごとに色違いや、サイズの展開がありますから、膨大な数になります。もちろんどのお店も、各店舗の規模や、地域性、SHOPのカラーによって取捨選択をしていきます。大きな店舗であっても、全品目、全サイズ発注することなどありません。お店の裁量でしぼり込みをするのです。
メーカーも、問屋などを介さない直接取引で、在庫リスクを避けるためにこの方式をとります。基本的には受注分のみを生産して、納品するというのがメーカーにとっては理想的です。もちろん納期の関係で早めに生産に入らねばならなかったり、ロットの問題で受注分より多く生産することは常にあり、その部分はメーカーの在庫リスクということになります。
それにしてもいつも慌ただしく発注をしているので、あまり記憶に残っていない品目もあり、数ヶ月後に現物が送られてくると、
「えぇっ?こんなの注文したかなぁ?」
というのが良くあり、おもわず発注書を確認するとちゃんと載っていたりします。
メーカーによってはWEBで受注するところもぼちぼちではじめており、営業担当者とは電話とメールでしかやりとりがなく、一面識もないというところもあります。
ですが、私としてはいくぶん緊張感があり、情報交換の場でもある展示会の雰囲気はきらいではありません。発注と同時に商品についての意見や、お客様の声をメーカー側に直接ぶつける場でもあります。
展示会終了後は、FUNNYの本社にも足を伸ばして、こちらでは現物の商材を見てくるつもりです。