店長日記

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本日の修理品/オールドコーチ トートバッグ
90年代に製造されたコーチのミニトートバッグ。
アメカジファッションと相性が良く、比較的リーズナブルに入手できるので人気があるようです。
革の状態は良く、まだまだ実用に耐えうるものですが、角部が擦り切れて下地が見えています。
黒や濃茶であれば、靴用のクリームでごまかしようもありますが、このモスグリーンのような色ではそういうわけにもいきません。
レザー専用の塗料を調色して、出来るだけ近い色を作り、タッチアップで補修します。

画像1/しなやかなグローブレザーのミニトート。

画像2、3、4/角部の擦り切れ。

画像5/何色かを混ぜ合わせて色を作ります。
経年変化
数年前にお買い上げいただいたバトラー・バーナー・セイルズのスクエアショルダーバッグ(JA-1712)。
この製品には、HORWEEN(ホーウィン)社のクロムエクセルレザーを使用。
ホーウィン社は100年以上の歴史を持つシカゴの革鞣し業者で、あらゆるメーカーに最高品質の鞣し革を提供しています(注/ホーウィンは原材料の提供業者で、メーカーのブランド名ではありません)。
様々な油脂をブレンドしたオイルを深く浸透させた革は、独特の粘りがあり、馴染みやすくて堅牢です。
エイジングによる表情の変化も、革好きの方々には大きな魅力となっています。
ちなみに当店で取り扱うロンウルフのブーツでも、一部このクロムエクセルレザーを採用しています。
本日の修理品/エターナル891
ロングセラー811と同じデニムを使ったスリムフィットタイプ。
濃色の糸を力織機でざっくり織った生地は、メリハリのある色落ちを見せてくれます。
後ろポケット周り、前ポケット口、ボタンホール等のリペア。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
パッチ縫い付け/MA-1
バズリクソンズのMA-1にヴィンテージの刺繍パッチを縫い付け。
このくらいの位置だと、玉縁の上端にステッチがかかるものの、内ポケットは使用可能です。
ジーンズ裾上げ
持ち込みで桃太郎ジーンズのブーツカット。
裾のチェーン仕上げが部分的に解れているので、全周の糸を抜いて、再度チェーンステッチで巻き直します。
糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1650(今回のように裾線の解体が伴う場合はプラス¥550)=2200円(税込み)



本日の修理品/ウエアハウス 大戦モデル
後ろ中心の二本針環縫いが糸切れして開いている状態。
上からタタキで押さえますが、色糸ではどうしても色が合わなくて目立ってしまうため、デニムの地色に近いブルーの綿糸を使用。
一見すると補修していないように見えますが、しっかり縫い留めております。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
半田市地域振興券利用期限
新市長の肝いりで、市民1人あたり2万円分が郵送された地域振興券は、今月末日が使用期限になります。
当店を含め、市内で営業する登録店舗で金券としてご使用いただけますが、期限を過ぎるとただの紙切れになります。
まだお手元にお持ちの方は、期限内に是非ご利用ください。
当店では、500円券、10000円券の区別なくご利用いただけます。
フェイク塗装(その弐拾伍)
先週ネット購入したグレーニングツールを使って、レジカウンターの正面を木目塗装してみた。
このレジカウンターは、元々廃業した雑貨屋さんから安価で引き取ったもので、安っぽいメラニンの化粧板仕上げだった。その上に合板を貼って、何度も塗装を繰り返しながら、長年使ってきたのだ。
現状は艶消し白のアクリル塗装で、今回はそれに上塗りして、グレーニング仕上げを施す。

画像1/艶消し白のアクリル塗装+エイジング。

画像2/残量の少ないカゼイン塗料を適当に混色。

画像3/天板には塗らないので、境目にはマスキングして塗装。

画像4/グレーニングツールで塗面に模様付け。

画像5/作業完了。乾くと、思ったより地味な仕上がり。
本日の修理品/シュガーケーン ロンスタージーンズ
前見頃左右の腰と、左膝のリペア作業完了。
基本的には修理痕が目立たないように地色に近い綿糸を使い、地の目に沿ってタタキを入れております。
ご要望により、リメイク風に表側から大雑把に生地を貼り付けることも可能です。
リペア用の生地や糸は店頭にありますので、その中でお選びいただくことも出来ます。
春の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
どんよりとした曇り空の昨日、久々に車で三ヶ根山頂に向かう。
諸般の事情で、徒歩での登頂は暫く予定が無くなった。
当市から海底トンネルを抜けて西尾市に入り、海側から三ヶ根山スカイラインにアクセスするいつものコース。
スカイライン手前のドラッグストアでお供えの酒と、廟の案内人Iさんが世話している保護猫用の餌を買いこむ。頂上へ向かうスカイラインは平日はほとんど通行車もなく、スムーズに料金所を通って山頂へ。
桜の開花時期だが、三ヶ根山は土質のせいか桜が育たず、過去に植樹したものはほとんど枯れてしまったらしい。登山口付近にわずかと、廟の近くには一箇所だけ花をつけている所がある。
廟に到着したタイミングで、たまたまボランティアの方がたった一人で傾斜地に土嚢を積んでいたので、知らん顔も出来ず、少しお手伝いさせてもらった。
普段使わない筋肉をいきなり使った為に、今日は肩が痛い。

画像1/山頂から一本脇道に入ると見えてくる大きな石柱(岸元首相揮毫)。

画像2、3/一番奥まったところにある殉国七士墓。日本酒をお供えして神道式に参拝。仏式で焼香するための香炉も置かれている。

画像4/廟の手前の広い駐車場は木々に囲まれているが、桜は一箇所だけ。

画像5/参拝後、Iさんの休憩所へ。「私の身に起きたこと」は、支那の虐殺をかろうじて免れたウイグル人女性の証言を冊子にしたもの。支那人の残虐性は大昔から少しも変わらない。
本日の修理品/シュガーケーン ロンスタージーンズ
先週末にお預かりしたシュガーケーンのビンテージ加工デニムのリペア仕掛かり。
穴あきはそれほど大きくないですが、周辺の生地が薄くなっているので、予防的に大きく裏打ちを行います。
当て布は、前見頃左右の腰と、左膝の形状に合わせて裁断し、ロックミシンで解れ止めして使用します。
パッチ縫い付け/G-1
ベースは1963年から1970年頃まで生産された実物のG-1。
スター・スポーツウエア社の黒タグも残っており、50年経ているにしては傷みも少ない上々のコンディションです。
お客様のチョイスで、シボの多い革にハンドペイントしたレザーパッチを取り付け。
グレイニングツールお試し塗装
先日ネット通販で購入した擬似塗装のツール。
試しに1×4の端材を使って塗装してみた。
塗料は水性のカゼインで、専ら店内の備品を塗るのに使っているもの。
下地をブルーグレーで塗り、それが完全に乾いてから、クリームで上塗りし、直後に塗面にツールを当ててスライドさせる。
多少コツは要るが、慣れれば誰でも簡単に木目調の塗装は可能。
難を言えば、ラバーの溝にすぐ塗料が溜まってしまうので、こまめにメンテナンスする必要があることくらいか。
いずれショップの内装にも利用するつもり。
謎のレザージャケット、リボーン!
二週間ほど前に、10箇所以上あった糸切れを縫い直し、リブも交換したビンテージジャケット。
このまま着用できなくもないが、表革の色がスカスカに抜けている所があるので、化粧直しすることにした。
部分的に色を入れ直す作業なので、エアブラシを使って境目をボカし、程ほどのヤレ具合に仕上げる。

画像1/ビフォー。

画像3、4、5/アフター。
本日のニュースより
ロシアとウクライナ、初の捕虜交換 

ウクライナのベレシュチュク副首相は24日、自身のSNSで、ロシアによる侵攻開始後、同国とウクライナの間で初めての捕虜交換が行われたと明らかにした。ゼレンスキー大統領が大統領令を出し、互いに10人ずつの捕虜を相手側に引き渡したという。
(以上引用)

ウクライナ副首相がSNSに投稿ゼレンスキーのSNSを駆使した宣伝戦も奏功したんだろうが、ウクライナ国民の士気は依然として高い。
悲惨な歴史が長かった国だからこそ、ナショナリズムの精神が末端まで行き渡っているんだろうか。
ウクライナに義理は無いが、あのマトリョーシカ売りの青年が再びあらわれたら、敬意を表して大人買いさせてもらおう♡
プーチンのウクライナ侵攻をあらかじめ知っていた支那は、それを横目で見ながら、尖閣侵略のシミュレーションでもしてやがったに違いない。
有事の際に、日本人がウクライナ人のように断固とした決意で戦えるだろうかと考えると、正直心許ない。
とりあえず、次の選挙で、9条真理教の議員を国会から放逐すれば、日本人の意思を示すことにはなるのかも…。
パッチ縫い付け/N-1
ベースのジャケットは、前中心のボタンが内側に納まっていて、IDEALのファスナーが表側に露出しています。
ファスナーが右見頃側にオフセットされるので、パッチの縁がファスナーテープのパイピングに重なる状態での留め付けです。
このVF5の刺繍パッチは製品染めしており、エイジングの進んだジャケットにマッチします。
子のパッチも、在庫は残り1枚です。
パッチ縫い付け/MA-1
刺繍職人が横振りミシンで刺繍したスコードロンパッチ。
この図柄は、職人さんの手持ち資料にあったものですが、結局部隊などの背景はわからずじまいでした。
4枚のみの制作で、在庫は残り1枚です。
ネームプレート製作中
通販でご利用いただいているお客様。
ネームを制作し、刺繍パッチと共にジャケットに縫い付けさせていただきます。
打刻後、乾燥するのを待って縫い付け作業を行います。

A-2、B-10、B-15などに縫い付けるネームプレートは、縦は約18ミリ、横は文字数により100~120ミリで製作しています。ヌメ革にお客様の指定の文字を刻印します。

価格/3300円(税込み)+縫い付け工賃/1650円(税込み)