店長日記

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本日の修理品
10年以上前にお買い上げいただいたバズリクソンズのXXタイプです。
メリハリのあるタテ落ち感、生地の耳部分のアタリなどまさにビンテージデニムそのものといった風格です。大きな穴が数カ所開いていますが、生反は厚みが残っており、大掛かりな補修をすればあと数年は着用出来ると思います。
加工品では出せないこの雰囲気を残しつつ、リメイクしていきます。

*当ホームページは2月より携帯電話でもご覧いただけるように設定しておりますので、ぜひご利用ください。
ジーンズ裾仕上げ(持ち込み品)について
当店では他社さんのパンツの裾上げも、時間的に都合がつく限りは対応いたしております。とくにチェーンステッチによる裾上げは対応しているSHOPが少ないこともあり、お受けする機会が多いのですが、実際に持ち込まれた状態を見てお断りするケースもままあります。それは主に以下の理由によるものです。

*着用後、洗濯されていない状態
裾線がしわくちゃで地面にこすったような跡がある場合は、生地にホコリや砂が入り込んでいます。裁ちバサミを入れれば『ジャリジャリ』と音がし、三つ巻きにして一回り縫うとそれだけでミシンの針がダメになります。例えて言うとサンドペーパーを縫っているような感覚で、ミシンの抵抗が強くなり、針だけでなく本体の調子もおかしくなります。ミシンは常に1ミリ以下のクリアランス調整が出来ていないと正常に糸を拾ってくれません(シングルミシンも同じ)。
きちんと洗濯されておらず、ハサミやミシンを傷める可能性がある場合はお断りせざるを得ません。

*生地が縮みきっていないと思われる場合
力織機で織られた生地の場合、洗濯によってタテに8〜12%前後の縮みがあります。現在ではほとんどのメーカーで、多くの品目が製品洗いされた上で店頭に出荷されますが、中には原反のままだったり、軽く水洗いをして糊を飛ばしただけの製品もあります。そういった状態で持ち込まれ、『あとどのくらい縮みますかねぇ?』『おまかせしますから、丁度良くなるように切ってください』などとサポートを求める方がいますが、率直に言って、他社の製品については責任が負えません。当方に生地のデータが無く、生地の特性や、縮み分について判断しようがないのですから。お客様の責任で、カット分を指定していただかない限り、ハサミを入れられません。

昨今は、WEB環境が整備されたこと、中古流通品が多くなったことなどで、購入したお店以外で修理対応が必要なケースが増えているのだと思います。当店では可能な限り前向きに対応していきたいと考えておりますが、何でも無条件にお引き受け出来る訳ではありません。
本日はそのあたりの事情を書いてみました。
気は確かか?
高校無償化が既定路線化され、子供が進学する親の立場としてはありがたいことではありますが…
鳩山政権下で、朝鮮高校も無償対象とすべきだというアホ議員がいて、議論が割れているのは理解に苦しみます。
犯罪国家の出先機関たる朝鮮学校を税金で支援してどうしようというんでしょうか?
朝鮮学校は日本の学校ではありません。
在日の子弟を集め、金正日マンセーの民族教育を施す、いわば反日分子の養成学校でしょう。
戦争ともなれば祖国に忠誠を誓い、日本人に銃口を向けるのです。
北朝鮮は、平時でも国家ぐるみで日本人を拉致し、船で麻薬を持ち込み、パチンコや消費者金融、風俗業の上がりをロンダリングして本国に送っています。こんな国の機関に、資金援助してやるバカがどこにいるのでしょうか?そんなことしたら正に盗人に追い銭ではないか。
これが差別の問題だというなら、差別されているのはむしろ日本人の側でしょう。
彼らは『ウリも税金払ってるニダ!』とか言うんでしょうが、生活者として様々な行政サービスを受けているのだから当たり前です。
自己理由で日本に住みつきながら、日本人に仇なす(敵性)外国人は早々に母国にお帰りいただきたい。
特別永住許可など取り消して、帰還事業を再開してもらいたいもんです。
ストレイキャッツ風?カスタマイズ
せっかくの週末に雨が続きますが、花粉の飛散量が少なくて、その点は助かります。
さて、ホームセンターで売られていたチープなアルミのパイプ椅子にちょっと手を加えてみました。
ペラペラのビニールのシートとパットをフリース素材のヒョウ柄に張り替えです。
生地は衣料用のサンプル反として購入したままストックになっていたものを使ってみました。
ロカビリーな仕上がりで、市販のパイプ椅子とはずいぶん印象が違うと思いますがいかがでしょうか?
サンサーフ(SUN SURF)ハワイアン
寒暖の差がはげしい今日この頃ですが、店頭には春を飛び越して盛夏の商材が入荷しております。夏の定番アイテム、ハワイアンシャツをご紹介します。
サンサーフで展開するハワイアンシャツは、レギュラーラインとスペシャルエディション、さらにはケオニ・オブ・ハワイと三つのラインに分かれています。
その違いを簡単にご説明しますと、まずボリュームゾーン向けのレギュラーラインは、基本的に同型のボディに様々な生地をあて込んで生産する体制で、安定した品質とサイズ展開、10000円前後というコストパフォーマンスを実現しています。
そしてスペシャルエディションは、東洋エンタープライズがサンプリングした膨大なビンテージコレクションの中からの復刻品ということで、各々のデザインごとに型紙製作からおこなっています。したがってシルエットも、縫製仕様も個々に異なっています。コストアップの分だけ、価格も高くなります。
ケオニ・オブ・ハワイは、一歩進めて創作的な(作品)という意味でのハワイアンシャツを追求しており、デザイナーの感性を取り入れたものづくりに重点を置きます。
当店ではケオニを除く、レギュラーとスペシャルエディションを毎年展開しております。
当H,Pでは、容量の問題もあってスペシャルエディションしかご紹介しておりませんが、店頭ではレギュラー品も相当数あつかっております。
ここ20年程で、すっかり市民権を得たかのようなハワイアンシャツ。
昔の、チンピラ&ヤンキー御用達イメージはすっかり無くなり、最近は普通の人がサラリと着こなせるアイテムになりました。
デニムやチノとも相性が良く、コーデュネートの幅も意外にひろく、着回しもききます。
まだお持ちでない方も、一度トライしてみてはいかがでしょうか?
ショルダーバッグ完成しました。
蓋の部分の革は茶系のスムースレザーと、濃茶のシュリンクレザー(牛革を薬品に付けて縮ませた加工革)の二種類を使い、各々2個ずつ出来上がりました。後ほどBAGのページにUPします。
価格はスムースの方が13440円、シュリンクの方が14490円です。
今後も革のバリエーションを増やして、少ロットで製作を続けていきます。
本日の修理品
これもよくあるケースです。
ポケット口の部分でダブルステッチがほつれ、袋布が破れて口を開けています。
放っておくと穴が広がってきますから、裏から綿のテープを当てて補修します。
袋布のスレキ生地自体がダメになっている場合は、袋布ごと新品で作り直すことも出来ますが、リベットも全部外して前身頃を解体することになるので大変です。
今回は当て布の対応で充分です。
工賃1000円也。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。目安としては、カケツギで裏打ちする場合は一カ所2500円以上になります。小さな穴でも生地が薄くなっている場合は、お客様の想像以上の範囲を裏打ちするケースが多いです。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。
コロニル・ディアマンテ
天然のシダーウッドオイルを抽出した最高級の保革クリームです。
過日、TVショッピングを観るともなく観ていたら紹介されていました。

司会者が、用意されたヨレヨレの古靴、バッグを前に、
『こんな状態でも、このディアマンテをさ〜っと一塗り、磨き上げるとほ〜ら、ご覧下さい!』
ピカピカと光り輝く中古品を前にタレントが、
『すご〜い!びっくり〜、信じられな〜い』
(私)…おおげさに言うなよ!インチキくせ〜よ。
つづけて司会が
『今回、このドイツ生まれのディアマンテを数量限定でお届けします。お値段、驚きの2625円!!!』
タレント『えぇ〜っ!!!私も欲しい〜♡』
(私)…なんだ、定価じゃねえかよ!限定とか言うなバカ!

ちなみにこのディアマンテ、当店の店頭では常時販売しております。
実際、伸びも良く、皮革用クリームとしての品質は最高です。
お値段、定価の2625円!
本日の修理品
レディースのパンツ2本の裾上げのご依頼です。
セレクトショップ系の商品だと思いますが、1本は綿100%、もう1本はポリウレタン混のいわゆる伸び伸びジーンズです。この伸び伸びのほうは、なかなか扱いづらい素材で、キレイに仕上がりにくいものです。裾線をハサミでカットし、機械で三ツ巻きにしていくと横伸びてしまい、仕上がりがヨレヨレになりやすいのです。出来るだけテンションをかけずに縫っていきますが、どうしてもヨレた感じが残ってしまいます。あらかじめご説明した上で、作業に入らせていただきました。2本共裾上げの後、裾線にアタリを付ける加工を施して完了です。

それにしてもレディースのジーンズは(上代が高くても安くても)素材的には安価なものが多いようです。縫製も、肝腎なところにはあまり手がかかっておらず、必要最低限の工程でつくられています。
やはりデザイン優先で、素材の質や、縫製の良し悪しはあまり問題にならないのでしょう。
メンズのように何年にもわたって酷使されるようなことはまずないのですから当然と言えば当然ですが…
本日の修理品
1997年頃、東洋がリリースしたインディアンMCのライダース・フォーです。
ホースハイドのボディにオンブレ・チェックの裏地が素敵です。
右袖口のジッパー故障をメーカー対応にて修理させていただきました。
ジッパーを袖口まで閉じた状態で、上側(オープンエンド側)のムシが開いてしまい、開閉出来ない状態でした。このケースではスライダーを再度オープンエンド側からはめ直さなくてはならず、袖口全体を一度解体しなければなりません。スライダー内部が破損している可能性もあったので、メーカーに送り、見積もりを取ってご了解いただいた上で修理させていただきました。
アメリカ製のジッパーの精度の低さは毎度のことで驚きませんが、今回は10年以上の使用に耐えたということでご容赦いただきたいと思います。
YKKなら10年ぐらいは何ともありませんが…

ところでインディアンを冠するブランドは国内にもう1社あるのをご存知でしょうか?
権利関係ががややこしくて、お互い主張するところもあり、長い間民事訴訟をやっています。商品的には東洋・インディアンのほうがグレードが高いんですが、よく混同されます。
ショルダーバッグ製作
昨年(10月24日)に試作品を製作して、早4ヶ月。なかなか手をつけられずにいましたが、部材のジッパーも入荷しましたので、そろそろ製作に入ろうと思います。
型紙は特に修正する必要もなく、前回製作したものをそのまま使用します。
本体は9号帆布(ハンプ/ヨットの帆に使われるのでこの名があります)を使用し、ポケットの蓋と帯はタンニンなめしの革を使用します。リベットは馬具用の胴無垢、コンチョは鹿角を使用するのも前回同様です。
作業としては裁断した帆布の本体にジッパーを付けるのが一番最初になります。
円形に裁断した中央部分に芯地を貼ってあきをつくり、ジッパーを縫い付けます。
その後、ポケットと上蓋を縫い付け、外回りを半月型に縫い、帯やコンチョを付けてかたちになります。
ざっくり説明すると簡単そうですが、革のパーツひとつでも裁断、裏側の磨き、面取りなど細かい作業が沢山あります。また布地の縫製の際には成形のためアイロン作業が入りますが、これがかなりの手間を要します。
それでも来週中には製品として店頭に出す予定でいます。

当SHOPとしては既製品販売がメインですが、モノをつくる大変さ、大切さを売り手が実感していないとダメだという(少々強迫的な)思いがあります。バックヤードには時間的な都合でストップしたままの企画もいくつかありますが、これらも順次、店頭で展開していくつもりでいます。
がんばれ!トヨタ
米下院の演出過剰なトヨタバッシングにはうんざりさせられます。
トヨタ車が制御不能になり、暴走して死にかかったが、『神の力』によって減速して助かったと主張する変なオバサンまで出てきて、政治的意図のある茶番に花を添えていました。
トヨタの社長の会見は、真摯な態度で立派であったと思います。
現時点の調査結果では、あれ以上踏み込んだ発言も出来ないのではないでしょうか。

かくいう私は、トヨタ車を所有したことはありません。
車歴のほとんどがアメリカ車です。
今のBUICKは14年程乗っています。1966年式ですから44年前に生産された車両になります。
すっきりしたフォルムや、おおらかなつくり、V8エンジンの乗り味が気に入って乗り続けています。アメ車の魅力はこの『テイスト』につきるのではないでしょうか。
逆に言えば、嗜好品としては魅力があっても、機能性、経済合理性で、アメリカ車を選択する人はまずいないと思います。高年式であっても、アメ車のつくりのいい加減さは日本車の比ではありません。3大自動車メーカーが日本車に駆逐されたのも当然の結果でしょう。
車の不具合で死に至ったケースでも、きちんとデータをとればアメ車のほうが断然多いのではないかと想像します。
トヨタはトータルバランスで名実共に世界一のメーカーです。
長年アメ車に乗っていて言うのもなんなんですが…
今後も、トヨタの更なる発展に期待しています。
別注クラフトベルト
昨年、FUNNYの工場に別注したクラフトベルトが仕上がってきました。
これは、お客様が当店でチョイスした純銀のバックルに合わせて製作依頼したものです。
全体の幅は45ミリ弱ですが、ウエスタンバックルの収まりが良いようにバックルの付け部分とホール部分の幅が一段細くなっています。
純銀のオーバルバックルがぴったりと収まり、使い勝手も良さそうです。
帯全体にはハンドカービングによるフローラル柄がくっきり彫り込まれています。
着用に伴って色の変化も楽しめ、長年ご愛用いただけると思います。
パッチ縫い付け
東京の方からご依頼いただいてB-15Cにパッチを付けました。
このB-15Cのエアフォースブルーは、1950年代に米空軍のシンボルカラーとして採用されました。
朝鮮戦争当時、韓国に慰問に訪れたマリリン・モンローが纏ったのはまさにこのモデルです。
しかし見方によっては、濃紺のボディが作業服を連想させるからか、定番フライトジャケットの中ではやや地味な存在です。
今回は左腕にエアフォースの刺繍パッチ(革のトリミング付き)を縫い付けました。
ワンポイント加えることで、ずいぶんと精悍な印象になったとおもいますが、いかがでしょうか?
ロンウルフ・ハンター
このハンターは東洋エンタープライズがオリジナルブーツの企画・生産を始めた最初のロットで自分用に購入し、履き続けています。
皮質の良さ、頑丈で丁寧な縫製、そしてなにより日本人の足に合った木型によるフィット感は抜群です。
元々のナイロンの靴ひもはレザーに交換し、飾りのタッセル(トゥのフリンジ)は外して使用しています。ハンターはつやのないオイルドレザーですが、何度か丸洗いし(後処理が大変ですからお奨めはしません)その都度、抜けてしまった油分を補うために保革油で磨き上げるうちにつやつやとテカりが出てきました。ちなみにキャッツポウソールのカーペンターはアニリン仕上げの革で、最初からつややかな表面仕上げになっています。
ここ数年のワークブーツのブームで、ロンウルフも注目度が上がり、生産が追いつかなくなっています。今や旗艦ブランドのひとつになり、各モデルとも、発注から納品まで半年以上かかる状態です。
当店では、出来るだけ店頭のストックを切らさないように前倒しで発注しています。
手に取ったことの無い方も、一度店頭で現物をご覧いただければ、そのクオリティの高さを実感していただけると思います。
パタゴニアとシーシェパード
パタゴニアはアウトドア衣料の世界では不動の人気を誇る高級ブランドで、リサイクルフリースの生みの親でもあります。そして企業体として熱心に環境保護問題にも取り組んでいることはつとに有名です。
まぁ、企業理念はけっこう。
しかしこのパタゴニア、環境保護をネタに派手なパフォーマンスをくり返し、寄付金をあさるエコ・テロ集団、シーシェパードの強力なスポンサーなのです。シーシェパードのアメリカやオーストラリアのメンバーが日本に対して仕掛けるテロ行為の数々は報道されている通りです。
地球環境や生態系の保護を表看板にやりたい放題の違法行為もさることながら、彼らのイデオロギーの背景には有色人種にたいする差別意識(白人至上主義)が見え隠れしています。キリスト教の影響もあるのではないかとおもいます。
はっきり言って捕鯨に関して米・豪の白人連中にどうこう言われる筋合いはありません。
捕鯨が生態系にあたえる悪影響は論拠が乏しく、全く逆の説もあります。
また動物愛護の立場でクジラに感情移入する人(オリビア・ニュートンジョンみたいな)がいますが、捕鯨は日本の文化の一部です。クジラという海の恵みに感謝し、骨の一本、皮の一切れまでも使い切った先人の文化です。私の世代では小学校の給食でクジラ肉のフライが出たりして、おいしくいただいておりました。
大体、食肉文化中心の白人がエラそうなことを言えた義理ではないでしょう。クジラやイルカのような高等な知能の動物を殺すことなど論外だと、彼らのモノさしでわめいていますが、牛や馬や羊なら良いのか?彼らがヨーロッパから勝手にやってきて、虐殺したインディオや、ハンティングの対象にしたアボリジニはクジラより頭が悪かったんでしょうか?
まったく毛唐の傲慢さにはムカつきます。
日本の捕鯨船に対するテロ攻撃は粉砕すべきです。法律を改正し、海上自衛隊に出動ねがって、機関砲で撃沈させればいいんじゃないでしょうか。
パタゴニアも、対日テロに加担しながら日本で商売するのもどうかと思うんですが…。
パッチ縫い付け
大阪市の方からのご依頼です。
A-2とパッチ3点(ブラッドチット、フライングタイガーの胸章、CBIの肩章)は持ち込みで、それに加えて当店のAAF章を右腕に縫い付けました。
CBI(シナ・ビルマ・インドシナ)戦線仕様はマニアの方には非常に人気があります。背中のブラッドチットは縦長のタイプで、ビルマ旗の下に救難要請の文章が書かれています。通常左腕に縫い付けるAAF章は、この仕様に限っては右腕に付いていることが多いのでそれに準じました。左腕にCBI章、左胸には飛虎のパッチを縫い付けます。
最近はフライトジャケットのパッチを専門に製作している業者さんも多く、ネットで簡単に購入出来ます。しかし縫い付けには対応していないケースがほとんどのようで、当店にお持ち込みになるケースが増えています。
つくりはピンからキリまでありますが、縫い付けることを考慮せずに作られていることも多くて、非常に柔らかくて伸びやすい腹の部分の革が使われていたり、縁ギリギリのところに段差があってミシンの送り歯がかかり辛かったりします。革が2枚合わせになっているものもありますが、接着剤のねばりが強くて抵抗になり、ミシンの針が進んでいかないこともありました。
いつもすんなりとはいきませんが、遠方からもご依頼いただけるのですから有り難いことです。
「PLAY ON」CARRIE UNDERWOOD
ファニーの営業担当氏が送ってくれたキャリー・アンダーウッドの新作CD。
この一曲目におさまっている『COWBOY CASANOVA』は本国でも大ヒットしているようで、ITUNESのカントリーラジオでもよく流れています。かなりポップス寄りですが、とてもノリが良くてパンチのある、カントリーダンスで振り付け出来そうな曲です。二曲目以降もじっくり聴かせる曲からダンサブルな曲までとりまぜた構成で充分楽しめます。
キャリー・アンダーウッドは米TVのオーディション番組アメリカン・アイドル(審査員にはイギリスでスーザン・ボイルを発掘した番組でも審査をしていた人がいます)で勝ち上がってあっという間に大スターになってしまいました。まだ若いシンガーですが、グラミーも受賞し、人気、実力とも抜群です。
このキュートな女性が、オクラホマのインディアン居留区で生まれ育ったネイティブであることを最近知って驚きました。色白、金髪で、どう見たって白人にしか見えません。髪は染めたのかもしれませんが、顔つきからしてアングロサクソンです。何世代かの混血の結果なんでしょうか?
まぁ出自はどうでも良いんですが…なんといっても本物のシンガーなのですから。
残念ながらエンタテイメントの世界では日本は欧米には遠く及びませんね。
同じアイドルでも日本のアイドルのレベルの低さは噴飯ものです。素人より歌のヘタな『歌手』のオンパレードで視聴者をナメているとしか思えません。
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2月より、当ホームページを携帯電話でもご覧いただけるように設定いたしました。まだ一月もたっていませんが、日によっては携帯からのアクセスの方が多かったりします(管理画面で確認しています)。自分自身が携帯電話をほとんど使わないので不案内なところもあるのですが、今後は、携帯電話からでも出来るだけ見やすい内容を心がけてまいります。
同業他社の方と…
昨日は婦人服を全国展開するチェーンストア、◯ーノ・ピュ◯の名古屋南店店長・家田氏がジーンズを買いにお立ち寄りになりました。
昨今の業界事情や、苦労話等交換していると話のネタがつきません。業態が違っていても、同じアパレル業界の方々とは、いろいろなところで接点があります。氏の会社も、かつて私が勤務したメーカーの社長が立ち上げたという経緯があります。顔出しO.Kということなので画像を貼らせていただきました。
ちなみに着用されているウエスタンシャツは、以前お買い上げいただいた当店のオリジナル品です。今回はシュガーケーンのブラウンデニム(20285)をお買い上げいただきました。
ブラウンデニムはその名の通り、タテ糸をインディゴではなく茶系染料で染め、白いヨコ糸と織りあげた綾織り生地で、インディゴデニム同様のタテ落ち感が得られます。
ブルーデニムのシャツやジャケット、カバーオールと着合わせる場合などに、パンツまでブルージンだと少々クドい感じになりますが、ブラウンでコーデュネートすることで明るく、すっきりした印象になります。
一本あるとかなり着回しもきき、便利なアイテムです。
本日の修理品
今日はリーバイスの501、66と呼ばれる古い耳付きのモデルを修理します。
オーナーは40年代のアメ車のホットロッドに乗る、生粋のビンテージフリークです。
全体にヤレきっており、生地はすでに耐用年数を越え、強く引っ張ればスリップしそうな状態です。以前にどこかの修理屋さんで、接着芯地を貼ってリペアした跡が10カ所近くもあります。
今回は左右の前身頃、リペアとリペアの間にパックリと口を開けたところを裏打ちします。
生地が弱り切っている場合、あまり太い針と糸でガシガシ縫うと、針を落としたそばから生地が破れてしまいます。今回は細い針に交換し、50番の綿糸でトコトコと補修していきます。
この手のヤレたジーンズは、こぎれいなシャツや、きちんと手入れされたブーツとコーデュネートされると、とても良い味を出してくれます。着用者によってハイセンスな着こなしが可能なアイテムです。
しかし、(国母みたいな)薄汚く、教養のカケラもない小僧が腰履きしたりすると、格段に不潔な感じになることは間違いありません。日比谷の派遣村にたむろする若年コジキ野郎に負けないぐらい汚い雰囲気になってしまいます。
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文中、不適切な表現があったとしても訂正いたしません。WWW