店長日記

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本日の修理品/バトラーバーナーセイルズ メッセンジャーバッグ
ストラップの取り付け部分が解れたメッセンジャーバッグの修理続き。
ハードな使用にも耐えられるだけの強度を持たせます。

画像1/新しく作ったストラップにカンを通し、元の取り付け位置に挟み込んで縫い付け。縫い付け部分の厚みは9ミリにもなります。

画像2/縫い付け完了。

画像3、4/さらにバッグ裏側の見返しまで通してリベット留め。

画像5/作業完了。
大阪出張
昨日は一か月ぶりに、ショップの休業日を利用しての大阪出張。
秋冬物の最終オーダーとなる東洋エンタープライズの展示会は、いつもの心斎橋の会場。定番商品の他に、あらたな企画商品として、バズリクソンズから大戦モデルデニムの上下がお目見え。昔生産していたモノよりやや薄めの13,6オンスで、ボタン類も変更となります。
この秋から新定番としてラインナップに加わります。

画像/心斎橋駅からアメリカ村に続く道。往時の賑わいは戻らないまま…。
本日の修理品/バトラーバーナーセイルズ メッセンジャーバッグ
オイル仕上げの馬革を使った定番メッセンジャーバッグ。
ライダーのお客様が、そこそこの荷物を詰め込んだ状態で高速走行し、ふと見るとストラップ取り付け部分が糸切れしてブラブラ状態。
同じ部分を再縫製するだけでは心許ないので、取り付け部分を別革で長めに制作し、縫製+リベット補強にて修理します。

画像1/長くお使いいただいている馬革メッセンジャー。使い勝手は良いとのこと。

画像2/向かって左側の糸切れ。

画像3/向かって右側。走行中に外れなかったのが幸い。

画像4/取り外した革よりも数センチ長めに革を切り出し。リベットの打ち代を確保するため。

画像5/革帯の先端がゴロつかないように漉き込み。
ベルトサイズ詰め
バックル留め側を加工してサイズを詰める作業の続き。

画像1/サンダーでコバの形状を整える。

画像2/漉き落とした面とコバを着色。

画像3/バックルをセットしてリベットで固定。

画像4/作業完了。着用時、5ツ穴の中心で丁度収まるように仕上がっております。
ベルトサイズ詰め
ご購入いただいたのは数年前で、それから相当お痩せになったお客様。
元の穴から二列奥に穴を開け足してしばらくお使いいただいていました。
やはり剣先が長すぎてもたつくので、バックルの留め側でカットして、元の5つ穴の真ん中で留められるように調整します。

画像1/栃木レザーの革帯を使ったダブルピンベルト。バックルは別注で真鍮素仕上げ。

画像2/カット分は10センチ。

画像3/折り返り部分に漉きを入れる。

画像4/漉き上がり。

画像5/バックルとリベットが収まる部分に穴開け。
ジーンズ裾上げ
お持ち込みでリーバイス・ジャパンの企画製品。
アメリカ工場で縫製された505。
ジーンズの裾上げにつきましては、繁忙期以外は持ち込み品にも対応しております。

糸色は当店が販売する製品に合わせたラインナップですので、その中で近似色を選択しております。

製品持ち込みの場合/¥1,650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)

*裾線の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、製品は必ず洗ってお持ち下さい。
*煩忙時、持ち込み品の裾仕上げはお断りする場合がございます。
*当店で通常扱うジーンズの生地に合わせてミシンをセッティングしています。他社製品で極端に生地の厚いものには対応出来ません。
サドルソープで丸洗い
ゆっくり日陰干しして水分の抜けたウエスコ・ウエスタンボス。
色の抜けたコバ周りは染料で補色し、アッパーは少量のクリームで磨き上げ。
オイルドレザーのしっとりした艶としなやかさを取り戻したところで、当分の間保管。
サドルソープで丸洗い
これから先、しばらく出番のない自前のウエスコ・ウエスタンボス(モリソン)を洗濯。
ライダーのみなさんは通年使用されることと思うが、私はゴツくて重いビブラムソールのブーツは、秋ごろまでお休みさせる。
ちなみに当店では、現在ではウエスコもホワイツも扱っていないが、武漢肺炎(コロナともいう)による生産力の低下、原材料の高騰、円安と、インポートのブーツは不安材料しかない。
納期もままならないだろうが、納品されるとしても価格高騰は必至。
バトラー・バーナー・セイルズ(ウインズ)の益山さんご来店
当店が数年前から展開しているバッグ、革小物のバトラー・バーナー・セイルズ。
元々ヨットのセイル(帆)を再利用したリメイクバッグがスタートだったため、このブランドネームがあります。
国内での企画、製造に拘り、高品質で実用的なアイテムを、手頃な価格で提供してくれています。
OEMも請け負っており、某セレクトショップのオリジナル?製品には、ここが製造しているものも…。
今回は、小振りな馬革バッグの新作をオーダー。
エクステリアもDIYで
駐車場端の植栽コーナー完成。

画像1/今回植えたのは、「ゼフィランサス・ロゼア」という赤紫の花が咲く球根。

画像2/「野放し球根」が芽を出すのは当分先なので、とりあえずグランドカバーとして、メキシコ万年草を摘んで植えてみた。
エクステリアもDIYで
デッドスペースを利用した植栽コーナー作りの続き。

画像1/キシラデコールを塗った板を組み付け。無垢材は出来るだけ反りの無いものを選んでいるつもりだが、それでも多少の歪みは出るもので、そこはクランプや、力業で抑え込んでなんとか形にする。

画像2/底には、コンクリートに直接当たって水分を吸わないように、ゴムの足を取り付け。これが有るのと無いのとでは、劣化具合が大きく違ってくる。

画像3/出来上がったプランターボックスを実際においてみて確認。きちんと水平が出ていてガタつきも無いので、修正も不要。

画像4/プラ製のコンテナがピッタリ収まる大きさ。
不肖・宮嶋茂樹写真展
戦場カメラマン、宮嶋茂樹氏が、先ごろウクライナでの取材を終えて帰国し、息子の通う大学で写真展が行われている。
所用もあって名古屋に出たついでに寄ってみた。
同所で講演会も開催されたらしいが、写真展はこじんまりとしたもので、学舎の一室で行われていた。一般人の入場も可能で、受付も無し。
イーゼルに掛けられた前線の写真には、宮嶋氏独特の文体でキャプションが付けられている。
数多の紛争地帯を渡り歩いてきた宮嶋氏は、日本の平和ボケに警鐘を鳴らし続けてきた。
この度の写真展でも、安全保障が不十分だったウクライナの惨状を突きつけ、この紛争に学ぶべきと説く。
エクステリアもDIYで
ジョーロを利用した鉢植えが一段落したところで、さらに意欲的にガーデニングの範囲を広げ、駐車場端にも植栽コーナーを作ることにした。
看板の下に、わずかにデッドスペースがあるのだ。
コンクリートが打ってあるので直植えは出来ないが、細長いコンテナを置けるように、しっかりした木製の台を作る。駐車場は勾配が付いているので、看板と水平になるようきちんと寸法出しもしなければ…。
材料はホームセンターで購入した長尺の杉板と、以前の作業で余った端材を利用する。コンテナは既製品のプラ製を使用。

画像1/セット販売の杉板。2メートル尺。

画像2/側面には1×4の端材を利用。必要な長さにカットして、塗装前に軸材に固定。

画像3、4/全てのパーツをキシラデコールで塗装。
エクステリアもDIYで
プランターとして生まれ変わったジョーロに、さっそく「野放し球根」を植えてみた。
品種は前回のと近種で、「ゼフィランサス・シトリナ」。
説明書通りに上手くいけば、開花は梅雨明け予定。
エクステリアもDIYで
実際に手を付けてみると、予想外にしっかりしたつくりで、加工に手間取るジョーロ。
なんとか上蓋を切り取って、植木鉢としてリボーン!

画像1/サンダーと金鋸を使って切り取った上蓋。

画像2/バリが出ていて危ないので、念入りに削り落とす。

画像3/水抜き用の穴あけ。

画像4/プランターとして生まれ変わったジョーロ。
国内死者3万人超す 3カ月で1万人増 新型コロナ

新型コロナウイルス感染症による国内の死者は13日、累計で3万人を超えた。
累計死者数は今年2月に2万人を突破しており、3カ月で1万人増加した。
国内の死者は2020年2月に初めて確認され、1万人を超えたのは約1年2カ月後の21年4月だった。変異株「オミクロン株」を主流とする「第6波」は今年2月にピークを越えたが、5月の連休後、新規感染者は再び増加傾向にある。
東京都では新たに4109人の新型コロナウイルス感染を確認。1日当たりの新規感染者は前週の金曜日と比べ1428人増加し、7日連続で1週間前の同じ曜日を上回った。
都によると、新規感染者の直近1週間平均は4153人で前週比146.1%。都基準による重症者は4人で前日から2人減った。
(以上引用)

死因判断が自治体によってバラバラで、感染が直接の死因でないケースもカウントされるのだから、何万人とか言われてもね~。
センセーショナルなタイトルで報道するのは、買い込んでしまったワクチンを消費期限内に打たせたい思惑があるのでは…?
しかし、感染被害が拡大しているのなら、今まで打っていたワクチンは何だったのか。
ちなみに私は打っていないし、今後も打つつもりはない。
エクステリアもDIYで
店舗入り口の左側に置かれているスチール製のジョウロ。
グリーンのペイントが退色し、所々剥がれて錆が顔を出している。誰が見てもビンテージみたいだが、20年ぐらい前にホームセンターで新品で購入したもの。
しばらくは実際に使っていたが、重いのと、水の出口の穴が小さすぎてすぐ詰まるので、実用的なプラのジョウロに取って代わられた。
以来、ずっと置きもの状態で、激しく日焼けして随分と渋い風貌に変化している。
もうジョウロとしては使えないので、いっその事、植木鉢として利用してやろうと考えた。ジョウロを模ったブリキの植木鉢をよく見かけるし、スチールを加工するのはお手の物。今まで思いつかなかったのが不思議なぐらいである。
植えるのは、園芸店のおねえさんご推薦「野放し球根」と決まっている。

画像1、2/ビフォー。

画像3/上半分は蓋になっているので、これをカットしなくてはならない。ワイヤーカッターで切り込みを入れ、プライヤーでめくり上げてみるが、かなりの厚みで簡単にいかない。

画像4、5/結局サンダーを使って切れ目を入れることに…。

レザーバッグリメイク
以前毛付きの革で制作したバッグを、小さく裁ち直して作り変える作業。

画像1/底の両角部をバイアスに縫ってマチを作るのは、トートバッグで多用される方法。厚革の場合はシームが重なってミシンでは縫いづらいので、手縫いした。

画像2/表に返すと、マチ(奥行)に…。

画像3/脇上端はシニューで二重に補強。

画像4/作業完了。
ジーンズ裾上げ
セレクトショップさんからの持ち込みで、ピグメント(顔料)で製品染めされたブラックジーンズ。
所謂ブラックデニムは、経糸ブラック×緯糸生成で綾織された生地を指します。
こちらは製品として縫いあげてから丸染めされたもので、生地裏からポケットの袋布まで真黒です。

製品持ち込みの場合/¥1650(ただしカット分3.5センチ以下の場合、縫代出しの為プラス¥550)
レザーバッグリメイク
マチの革を省略して、前後を中表で縫い合わせたレザーバッグ。
強度が必要な縫い合わせの上端と、底の左右角は、シニューで手縫いします。

画像1/力のかかる縫い合わせの上端。

画像2/底の左右角を横方向に縫うと、それがバッグのマチ(奥行)になります。