本日の修理品
ドロップハンドルは、2002年の末に開発され、ファニーのライダースウォレットに標準装備されることになりました。
これは実に画期的なもので、それまでの財布を出し入れする際のチェーンの絡まりを一気に解消する事が出来ました。
ではそれ以前はどういう仕様であったかといえば、コバにハトメ(アイレット)が打ち込まれ、その穴にウォレットチェーンのナスカンを挟み込むという使い方でした。しかしこれではチェーンが絡まりやすいのと、ハトメに負荷がかかって周辺の革が傷みやすいという問題があったのです。
今回お持ちいただいたバスケットのライダースは90年代にお買い上げいただいたもので、当時のハトメ仕様ですが、ガタが出ているナスカンやスナップ等の金属パーツを新品交換すると同時に、ハトメを取り外してドロップハンドルを取付けます。大切にお使い頂いているので本体にはほとんど傷みがなく、今回のリフレッシュでこの先何年も使っていただけます。
画像上/旧タイプのハトメの状態。
画像下/革を傷つけないようにハトメを取り外して真鍮製のドロッフハンドルを装着。
これは実に画期的なもので、それまでの財布を出し入れする際のチェーンの絡まりを一気に解消する事が出来ました。
ではそれ以前はどういう仕様であったかといえば、コバにハトメ(アイレット)が打ち込まれ、その穴にウォレットチェーンのナスカンを挟み込むという使い方でした。しかしこれではチェーンが絡まりやすいのと、ハトメに負荷がかかって周辺の革が傷みやすいという問題があったのです。
今回お持ちいただいたバスケットのライダースは90年代にお買い上げいただいたもので、当時のハトメ仕様ですが、ガタが出ているナスカンやスナップ等の金属パーツを新品交換すると同時に、ハトメを取り外してドロップハンドルを取付けます。大切にお使い頂いているので本体にはほとんど傷みがなく、今回のリフレッシュでこの先何年も使っていただけます。
画像上/旧タイプのハトメの状態。
画像下/革を傷つけないようにハトメを取り外して真鍮製のドロッフハンドルを装着。