本日の修理品/民生品 A-2
こちらは商品ではなくて店主私物。
先日、気温も下がったし、たまには古いA-2でも着てみるかと久々に袖を通したところ、左右の袖付け部分がバリバリと音を立てて崩壊しました。
…あ~ぁ。
地縫いも、押さえのコバステッチも綿糸が劣化してブチブチと切れております。
この民生仕様のA-2は、古着商だった頃、ロサンゼルス郊外でシャイロックみたいなユダヤ人から買った一枚。戦後に作られたものですが、よれよれの(ジェニュイン)ホースハイドが何とも言えない雰囲気を醸し出しています。
もっとも衣料品としては年数が経ち過ぎており、メンテナンスしようがない部分が劣化して気軽に着用出来るものではありませんが…。
袖ぐりの修理は一旦裏地を外さねばならず、面倒ですが、このまま放置しておくわけにもいかないので、作業に取りかかることにしました。
画像4,5/裏地のシームを解き、革を中表に合わせて地縫い。袖側と見頃側で縫い代の幅が異なっているのは、片倒ししたときに縫い代がゴロつかないようにするための仕様。
先日、気温も下がったし、たまには古いA-2でも着てみるかと久々に袖を通したところ、左右の袖付け部分がバリバリと音を立てて崩壊しました。
…あ~ぁ。
地縫いも、押さえのコバステッチも綿糸が劣化してブチブチと切れております。
この民生仕様のA-2は、古着商だった頃、ロサンゼルス郊外でシャイロックみたいなユダヤ人から買った一枚。戦後に作られたものですが、よれよれの(ジェニュイン)ホースハイドが何とも言えない雰囲気を醸し出しています。
もっとも衣料品としては年数が経ち過ぎており、メンテナンスしようがない部分が劣化して気軽に着用出来るものではありませんが…。
袖ぐりの修理は一旦裏地を外さねばならず、面倒ですが、このまま放置しておくわけにもいかないので、作業に取りかかることにしました。
画像4,5/裏地のシームを解き、革を中表に合わせて地縫い。袖側と見頃側で縫い代の幅が異なっているのは、片倒ししたときに縫い代がゴロつかないようにするための仕様。