ビュイック始末記(車高調整編その弐)

ビュイック始末記(車高調整編その弐)
リアのショックアブソーバーが臨終間近のようである。
数日前、天気が良かったので縁者ら5人乗りで市内をひとっ走りした。この時期の乾いた空気は気持ちいい。エンジンもトコトコと極めて快調だ。
ところが、途中で運転席からでもわかるほどのゴムの焼けるにおいがし、信号待ちで車から降りてタイヤをチェックすると、リアの車高がベッタリと落ち、右後輪のタイヤの側面がフェンダーに干渉して若干えぐれている。
これはまずい!とおもい、いつも以上にゆっくりと自宅に帰り着いたが、出発前には異常が無かったので、リアシートに3人を乗せ、負荷がかかった事で急激にリアショックのエアが抜けてしまったのだ。そういえばトランクのガソリンタンクも満タンに入れたばかりである。
自宅でシリンダーに空気を入れてやるとそのまま車高はヒョコッと持ち上がり、試しに一人乗車で運転する限りは空気が抜ける事はなかったが、もはやショックアブソーバーは寿命であろう。交換はプロの手を借りるしか無いが、対応してもらうのにのに少々時間と手間ががかかりそうである。
やれやれ…。

画像上/側面がえぐれたリアタイヤ。フェンダーにゴムのカスがはり付いていた。

画像下/帰宅後、アブソーバーに空気を補充した状態。前席に乗車するだけなら急に抜ける事は無いのだが…。