本日の修理品/ドゥニームXX

本日の修理品/ドゥニームXX
オリゾンティ(神戸ワールドの関連会社)時代のドゥニーム・ダブルエックス。
元同業者の方からの持ち込み品ですが、恐ろしく大雑把なカケツギがされており、そのステッチの端から破れが拡がっています。
この状態では、綺麗な補修など困難で、ご本人も過大な期待は無く、穴が塞がればよいということでお受けしました。
作業は、継ぎ当ての上に薄手のデニムを大きく重ね、地の目に沿ってタタキを入れます。

画像3/当て布の上を太糸でジグザグに縫っている状態。取り外すのも難儀なので、このまま作業を行います。