私はもともと視力が良くて現在も裸眼で生活しているが、最近では老眼が進んでしまい、細かな作業はこのアイルーペが無いとお手上げである。
これは宝石屋などが石を見る時に目に挟んで使う簡易型の拡大鏡だ。プラスチック製でおもちゃの様な質感だが、これさえあれば時計の電池交換や、シルバー製品の小キズを仕上げ直す時に困ることは無い。ミシンの針を交換する際も、これで針の側面に刻んである番手を読み取ることができる。
今よりもっと老眼が進めば眼鏡を作ることになるかもしれないが、老眼鏡という言葉の響きにはなんだか抵抗がある。
当面は必要な時だけこのアイルーペをたよりにしたい。