本日の修理品/バズリクソンズ A-2
バズリクソンズ最初期のA-2で、旧リアルマッコイズ(現在のトイズマッコイ)のラインで生産されたもの。
袖リブの傷みが酷く、小穴を塞ぐ簡易修理ではカバー出来ないので、丸ごと交換を行います。
本来はメーカーへ発送して交換依頼するケースですが、今回は社外品の丸編みリブを使用し、店内で作業を行います。
袖口のリブ交換は、一般の方が考える程簡単ではありません。
袖リブの取り付けは、「中表」にされた状態で、表地のレザーと裏地のブロードでリブをサンドイッチして、一回の地縫いで仕上げます。中表にするためには、袖口部分を解体するだけではなく、身頃裏地の一部を外した状態で、裾から表地と裏地の間に手を入れて袖口を外に引っ張り出す必要があります。その状態で縫い付け作業をし、袖を元に戻したら、開口部を元通りに縫い直さなければなりません。
画像1/ラッカー仕上げの表面が所々剝げ落ちて、迫力満点のホースハイド。
画像2/ストックの中で近似色の丸リブを使用。
画像3/中表状態で、袖口から分離した丸リブ。
袖リブの傷みが酷く、小穴を塞ぐ簡易修理ではカバー出来ないので、丸ごと交換を行います。
本来はメーカーへ発送して交換依頼するケースですが、今回は社外品の丸編みリブを使用し、店内で作業を行います。
袖口のリブ交換は、一般の方が考える程簡単ではありません。
袖リブの取り付けは、「中表」にされた状態で、表地のレザーと裏地のブロードでリブをサンドイッチして、一回の地縫いで仕上げます。中表にするためには、袖口部分を解体するだけではなく、身頃裏地の一部を外した状態で、裾から表地と裏地の間に手を入れて袖口を外に引っ張り出す必要があります。その状態で縫い付け作業をし、袖を元に戻したら、開口部を元通りに縫い直さなければなりません。
画像1/ラッカー仕上げの表面が所々剝げ落ちて、迫力満点のホースハイド。
画像2/ストックの中で近似色の丸リブを使用。
画像3/中表状態で、袖口から分離した丸リブ。