戦場カメラマン、宮嶋茂樹氏が、先ごろウクライナでの取材を終えて帰国し、息子の通う大学で写真展が行われている。
所用もあって名古屋に出たついでに寄ってみた。
同所で講演会も開催されたらしいが、写真展はこじんまりとしたもので、学舎の一室で行われていた。一般人の入場も可能で、受付も無し。
イーゼルに掛けられた前線の写真には、宮嶋氏独特の文体でキャプションが付けられている。
数多の紛争地帯を渡り歩いてきた宮嶋氏は、日本の平和ボケに警鐘を鳴らし続けてきた。
この度の写真展でも、安全保障が不十分だったウクライナの惨状を突きつけ、この紛争に学ぶべきと説く。