本日のニュースより
立花隆さん死去 ジャーナリスト、評論家「田中角栄研究」
政治や経済、宇宙や医療など多岐にわたるテーマで多数のベストセラーを発表し、「知の巨人」として知られるジャーナリストで評論家の立花隆(たちばな・たかし、本名・橘隆志=たちばな・たかし)さんが亡くなった。
(以上引用)
ジャーナリストとしての実績において、この人の右に出る者はいない。
TVメディアに出ている(自称)ジャーナリストなど、まったく足元にも及ばないのではないか。
かつて今太閤と言われた田中角栄を「田中角栄研究」で失脚させ、「中核VS革マル」、「日本共産党の研究」では、日本の左翼運動の内実に深く切り込んだ。
この人の凄さは、取材対象が政治分野だけではなく、あらゆるジャンルに渡っていること。
宇宙飛行士の体験とその後を追った「宇宙からの帰還」は、私と同世代で読んだ人は多い。同じ宇宙体験をしても、その受け取り方や人生観の変容は様々であると知った。
「臨死体験」は、死に瀕して生還した人々に直接取材し、世界中から死の記憶をデータとして集めた意欲作。その人の属性、宗教観によって体験内容に差がある点で、脳内麻薬(エンドルフィン)の作用があることを示唆していた。
立花隆は、高名な右翼思想家、橘孝三郎の親族だが、本人は右でも左でもなく、どちらにも与さなかった。
誰にも忖度せず、タブーもなく、ジャーナリストとしての生涯を全うしたのだと思う。
…合掌
政治や経済、宇宙や医療など多岐にわたるテーマで多数のベストセラーを発表し、「知の巨人」として知られるジャーナリストで評論家の立花隆(たちばな・たかし、本名・橘隆志=たちばな・たかし)さんが亡くなった。
(以上引用)
ジャーナリストとしての実績において、この人の右に出る者はいない。
TVメディアに出ている(自称)ジャーナリストなど、まったく足元にも及ばないのではないか。
かつて今太閤と言われた田中角栄を「田中角栄研究」で失脚させ、「中核VS革マル」、「日本共産党の研究」では、日本の左翼運動の内実に深く切り込んだ。
この人の凄さは、取材対象が政治分野だけではなく、あらゆるジャンルに渡っていること。
宇宙飛行士の体験とその後を追った「宇宙からの帰還」は、私と同世代で読んだ人は多い。同じ宇宙体験をしても、その受け取り方や人生観の変容は様々であると知った。
「臨死体験」は、死に瀕して生還した人々に直接取材し、世界中から死の記憶をデータとして集めた意欲作。その人の属性、宗教観によって体験内容に差がある点で、脳内麻薬(エンドルフィン)の作用があることを示唆していた。
立花隆は、高名な右翼思想家、橘孝三郎の親族だが、本人は右でも左でもなく、どちらにも与さなかった。
誰にも忖度せず、タブーもなく、ジャーナリストとしての生涯を全うしたのだと思う。
…合掌