本日のニュースより

本日のニュースより
映画「イージー・ライダー」の主演を務めたことで知られる米俳優、ピーター・フォンダさんが16日、ロサンゼルスの自宅で、肺がんによる呼吸不全で死去した。79歳だった。AP通信が伝えた。
1940年、ニューヨーク生まれ。69年に自らプロデュースと脚本を担い、主演もしたロードムービー「イージー・ライダー」が大ヒット。アカデミー賞の脚本賞にノミネートされた。97年の「木洩(も)れ日の中で」では、同賞の主演男優賞候補にもなった。
(以上引用)

最初に「イージーライダー」を観たのは中学生ぐらいで、テレビの洋画劇場だった。
脈絡の無いストーリーでよく理解できず、ラストでチョッパーがバラバラに吹っ飛ばされるシーンだけが印象的だった。何年か後に、名古屋のミニシアターでリバイバル上映があり、その時には時代背景などの知識もあって、少しは意味が分かったような気になった。その時購入したパンフレットもまだ手元に残っている。
俳優としては西部劇スターの父親ほど成功したとは言えなかったが、ヘンリー・フォンダがなにかの対談で、「ピーターは、あの一作で私の生涯収入を稼ぎ出した」みたいなことを言っていたのを憶えている。
共演者のジャック・ニコルソンやデニス・ホッパーはその後性格俳優として有名になり、彼らのほうが日本人にはなじみがある。