元々は婦人物で、細いショルダーストラップを外すとハンドバッグとして使えるタイプ。
革はラッカー仕上げで、四隅の顔料が剥げ落ちています。ソフトで平滑な革で、エイジングで味が出るというより、みすぼらしい感じになっています。
部分的に補色する場合、簡易的には茶系の靴墨を入れたりしますが、すぐに下地が出てしまうので、色を作ってタッチアップを行います。
画像1/25センチ角くらいで、ハンドバッグとして男性が使ってもおかしくないデザイン。
画像2/アクリル塗料の濃茶と紺で調色。これにレザーフィックスを少量混ぜて塗装。
画像3/ビフォー。
画像4/アフター。