本日の修理品/リー ライダース
エドウィン商事が企画生産していたころのLeeライダース。
膝周辺が穴あき寸前の状態。裏に当て布をしてタタキを入れますが、このジーンズは現代的な製法なので、簡単に脇を解いてミシンの平台に乗せることができません。この手のジーンズは、前後脇の裁ち端を重ねてロックミシンがかけられています。これを解くのは大変で、仕上げに再度ロック始末しなければならなくなります(当店で主に扱っているビンテージ仕様のジーンズは、脇に生地の耳を使い、割り縫いになっているので解くことができます)。
作業性が悪いのですが、当て布がずれないように生地を奥までたくし込んでタタキを入れていきます。
画像1/向かって左が脇側。縫い代がロックミシンで一纏めにされ、片倒しされている。
画像2/裏側からタタキの作業。
画像3/作業完了。