良書とはいえませんが…ご紹介

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『極上の孤独』下重暁子著 幻冬舎新書

今週火曜日に 大阪出張する前に本屋で買い求めた。
出張の時は車を使わず、いつも列車なのだが、往復の車内で読書するのが楽しみでもあるのだ。
この本は産経新聞に広告が載っていたため、うっかり買ってしまったが、久々に大外れの駄本。読み通すのが苦痛だった。
この下重暁子という元NHKアナウンサーの「孤高」の人生論なのだが、矛盾と自己正当化のオンパレード。
なによりこの人のフェミニズムかぶれの発想が不愉快だった。
交流のあった文化人として本書に出てくるのも、私の嫌いな永六輔や、大嫌いな瀬戸内寂聴、頭がおかしいとしか思えない中山千夏や、その同類の小沢遼子といった面々。下重女史の言う「孤高」の中で存在感を発揮するのはこういう人達らしい。
金美齢氏が、この人を厳しく批判しているのを後で知った。
さもありなん。