暗黒街 2018年03月30日 予備情報なしにタイトルだけ見て借りてきた久々のイタリア映画。 これが意外にも完成度が高くて楽しめた。 ベルルスコーニ元首相が絡んだ汚職事件がヒントになったフィクションだが、いかにもイタリア社会ではありそうなストーリー。 カジノ誘致のために暗躍する与野党の大物政治家、利権に食らいつくマフィア、バチカン関係者、女衒、娼婦、ジプシー等々、キャラクターが多いが、関係性はわかりやすく整理されていて、全員が悪党。 映像は耽美的で、音楽も良い。 なかなか凝ったつくりで、娯楽作品としては観て損はない。 «前 次» 店長日記