戦う翼

戦う翼
原題は「THE WAR LOVER」、1963年英製作の白黒映画です。
近所のレンタル店の旧作コーナーの片隅にひっそりと置かれているのを見つけ、借りてきました。
スティーブ・マックィーンの映画はほとんど観ていましたが、この古い作品は今まで観る機会が無かったのです。
舞台は第二次大戦中の英国に駐留したアメリカ第8空軍基地。対独爆撃を担うB-17の機長バズ・リクソン大尉が主人公です。…そうです、東洋エンタープライズのミリタリーウェアのブランドネームはこの主人公の名前なんです。やや偏執的で向こう見ずなバズ大尉は、副官のロバート・ワグナー演じるボウ副操縦士と任務や異性をめぐって対立をくりかえしながらも戦績をあげていきます。しかし何回目かの爆撃任務を逐えた帰途、被弾したB-17が操縦困難になります。乗員は海上にパラシュート降下し、救援を待ちますが、バズ大尉は機からの避難脱出を拒み、ひとり操縦桿を握って帰投を試みます。最後は岸壁に激突、炎上して戦死します。ラストシーンでは生き残ったボウが、バズに密かに想いを寄せていた英国娘と結ばれてエンドロールが流れて終了です。
……なにコレ?…つまんねー!
ストーリーは凡庸で、人物描写も今ひとつ、何のヒネリも盛り上がりも無く、映画としては××ですね。
…ハズれました。
さて、今日は昨日お預かりしたデニムの修理品を仕上げていきます。