本日の修理品/ビンテージ N-1
60年以上前に生産された本物のN-1デッキジャケット。
ファスナーの務歯が欠けて閉じられない状態で、こうなるとテープごと交換することになります。
ファスナーは当店でストックしていた汎用品を使用。
まずは解体して破損したファスナーを取り外すところからです。
一見すると、テープ際のコバステッチで留められているように見えるファスナーですが、実は表から見えない内側で地縫いされており、コバステッチはその上から押さえとして入れられています。言葉で説明するのは難しく、縫製に詳しい人でないとわかりにくいかと思いますが、ファスナーテープの付け直しの際には、見返し部分まで解体しないと作業が進みません。
見た目以上に手間のかかる作業なのです。
画像1/解体前のN-1と、用意した真鍮のファスナー。
画像2/コバステッチの取り外し。60年以上経って、生地も脆くなっているので要注意。
画像3、4、5/地縫いの糸を切って、ファスナーテープを身頃から分離。
新しいファスナーの取り付けは後日。
ーーーーーーー
勝手ながら当分の間、他社さまで購入された製品のリペア、リメイク、カスタム等はお断りいたします。現状で当店の作業能力を超えており、通常営業にも差し支えがあるため、しばらくは当店販売商品に限って対応させていただきます。現時点で予約をいただいている分につきましては、持ち込み品も予定通り対応させていただきます。
ファスナーの務歯が欠けて閉じられない状態で、こうなるとテープごと交換することになります。
ファスナーは当店でストックしていた汎用品を使用。
まずは解体して破損したファスナーを取り外すところからです。
一見すると、テープ際のコバステッチで留められているように見えるファスナーですが、実は表から見えない内側で地縫いされており、コバステッチはその上から押さえとして入れられています。言葉で説明するのは難しく、縫製に詳しい人でないとわかりにくいかと思いますが、ファスナーテープの付け直しの際には、見返し部分まで解体しないと作業が進みません。
見た目以上に手間のかかる作業なのです。
画像1/解体前のN-1と、用意した真鍮のファスナー。
画像2/コバステッチの取り外し。60年以上経って、生地も脆くなっているので要注意。
画像3、4、5/地縫いの糸を切って、ファスナーテープを身頃から分離。
新しいファスナーの取り付けは後日。
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勝手ながら当分の間、他社さまで購入された製品のリペア、リメイク、カスタム等はお断りいたします。現状で当店の作業能力を超えており、通常営業にも差し支えがあるため、しばらくは当店販売商品に限って対応させていただきます。現時点で予約をいただいている分につきましては、持ち込み品も予定通り対応させていただきます。