ウエスタンハットリメイク

ウエスタンハットリメイク
昨日ファニーが輸入している「インディー・ジョーンズ」のフェドラハットをアップロードしたが、このくらいの鍔の張り出し具合なら、街着としてコーデュネートし易い。
フェドラハットは(ウエスタンのファニーが輸入しているとはいえ)厳密にはウエスタンハットではないが、これに近い小ぶりなデザインのハットも西部開拓時代を描いた映画にはよく登場する。たしか北部型は鍔が小さく、南下するほど鍔が大きくなるというようなことを、Gun誌で読んだ記憶がある(うろ覚え)。
ともあれ、自分用にも鍔の小さめのハットが欲しくなったので、手持ちのウエスタンハットで出番の少ないものをつくり直すことにした。
メーカーはステットソンで、大きな鍔の縁にワイヤーが入っているもの。柔らかいフェルト製で、ワイヤーを曲げてシェイプラインをつくるようになっ ている。ちなみに高級なものはフェルトにビーバーの毛が沢山入っていて硬く、スチームアイロンで成型する。
まずは鍔が仕上がりで6,5~7センチ程度になるよう、縁の折り返し分を残して裁ち鋏でカット。

画像1/現状。クラウン(頭の収まる部分)の上端は、つまみやすいように窪みがつけられている(モンタナ・クリース)。

画像2/裁ち鋏で端をカット。フェルトは断ち切りでも端がほつれることは無い(不織布)。

画像3/裁断完了。

画像4/縁の入っているワイヤー。長さを詰めて再利用できるが、鍔の幅が小さくなるので多分不要。